**********************************************************************
メールマガジン「インサイト100」
週に1回配信中。
登録は⇒http://www.taii.jp/
**********************************************************************
 さて、また時間が空いてしまいましたが、「これだけ!SWOT分析」の解説です。今日で最後にしようと思います。ちなみに、本日6/2の日経新聞朝刊に広告が出ています。表紙だけの広告、初めて見ました・・・。

これだけ!  SWOT分析これだけ! SWOT分析
(2013/05/22)
伊藤達夫

商品詳細を見る


 今日は「第三章:SWOT分析の結果を活かすには」と「第四章:SWOT分析Tips集」です。目次を見てみましょう。

 第三章:SWOT分析の結果を活かすには

 ・アイデアは浮かばなくて当たり前
  -アイデアが出てくるSWOT分析のやり方
  -特別なアイデアは必要ない

 ・SWOT分析の結果を実行する難しさ
  -時間もやる気も問題ではない
  -わかれば、できる
  -既存のこととの重複はチェックしておく

 ・抵抗勢力は出てくるもの?
  -ナンバー2は気持ちよくさせておく

 ・実行結果の評価はほどほどに
  -企画が実行できなかったとしても
  -長い目で見て、ぶれない姿勢を

 ・SWOT分析を何度も繰り返そう
  -繰り返すことで成長する
  -経営戦略と道徳観

 第四章:SWOT分析Tips集

 ・最後のまとめとしてのTips
  -SWOT分析との付き合い方
  -SWOT分析と経営戦略
  -分析とアクション
  -立案された施策アイデア、行動アイデアの実行に際して
  -その他

 さて、解説しましょう。このあたりは、原文が4割ぐらい削除されています。最後の方なので、毒にまみれたことをたくさん書いたら、綺麗に削除されて帰ってきました。はっはっは。

 私はドラッカーとか嫌いなんですよね。格言集として読むならいいのですが、それがさも経営戦略のような顔をするとか。ランチェスター戦略も嫌いです。中小企業が取り組んでいるのを見ていて、いい方向に向かっているのを見たためしがありません。

 あと、フロー理論、自己決定性理論なども大嫌いです。怪しいものがさもまともな顔をして歩いているのが、本当に嫌いだからですね。

 そのあたりをメッタ切りしたはずが、なくなっていました。まあ、妥当な判断とも言えます。中小企業ターゲットの書籍で、このあたりを敵に回すのがいいのか?と言えば、あまりよろしくない。ただ、私は嫌いです、ということですね。

 それでね、アイデアが浮かぶということは、ギチギチと、頭を万力で締め付けるように考えないといけません。そして、そのあとのリラックスした状態も大事です。

 それを実現するためには、紙に問いを書いて、一人一人のアイデアをしっかり書かせる。書かせたうえで、2人1組で共有してもらう。自由に話してもらう。これは、全員で共有してはいけません。まず、2人1組です。その上で、全体、もう少し大きなグループで共有する。

 これを繰り返すと、アイデアは出るようになってきます。

 これね、大人数でやると、声が不必要にでかい人、権力がある人に気を使って、何も言えないんですよ。でもね、言わない人は、何もないから言わないのか、何かあっても言えないのか?の両方のケースがあるのです。

 アイデアはなんでも言ってもらうことが大事ですので、書かせる。そして共有してもらう。このプロセスの繰り返して、人のアイデアでいいと思ったことを踏まえて、また書いてもらう。

 数時間やれば、けっこういろいろ出てきますよ。ただ、社員はぐったりしているでしょうけどね。

 SWOT分析は結局、施策アイデアが荒くても出てくることに意味があります。分析結果に意味はない場合が多いんですよね。だから、アイデアが出るようにやりましょう、ということです。

 その上で、立ち消えてもOKにしましょう。立ち消えても、立ち消えても、繰り返し、いろいろやりましょう。過去は問わないでやりましょう。というスタンスを勧めています。

 そして、第四章はTipsというより、要約です。この本の要約が書いてあります。

 だから、ここを読んで、完全に理解できる人は、この本を読む必要もないと思うのです。ただ、多分、普通にこの要約を読んでも、ちょっとわからない部分が出てくるのが普通なので、そこを重点的に読んでください。

 立ち読みですますなら、最後から読んでみましょうね。いや、買って欲しいですが、まあ、カネがなければ、立ち読みで。書店にはいっぱいあるみたいですから。

 でね、書いてみて思ったのは、中小企業も大変だよなあ、ということです。私はそれなりの数の中小企業を見てきましたが、とほほほほ、と思う事態が多々あり、事実は小説より奇なりという事態が多々あり、でした。

 大企業出身者が中小企業で使えるか?というと、ケースバイケースですが、あんまり力を発揮できないケースもけっこうあるよなあ、と。

 いわゆるね、戦略系のコンサルティングっぽい考え方は、中小企業って要るのかなあ、と思うわけです。東大京大院卒が中心のコンサルティング会社って、やっぱりグローバルなスケールメリットの追求において力を発揮するよなあ、と。リソースがそもそもない状態でなんとかできる強者もいることはいますけどね。

 いわゆるロジカルシンキング、いわゆる分析、いわゆるバランススコアカードみたいなもんは、大企業の導入では相当大規模で、相当意味がありますが、中小でそこまでの管理コストをかける意味って何?と思ったりするわけです。

 そんな中で、SWOT分析は確かに中小企業では意味がありそうだな、と。大企業ではあんまり使いませんけどね。とあるワールドワイドで売上2兆円ぐらいの外資系企業の幹部は「うちは使うよ」と言っていましたが。一般的にはあまり聞かないです。

 でも、中小企業で、限られたコストですばやく施策アイデアを出すには、いいかな、と思って書いてみました。書き上げるのに、13日かかりました。平日は飯を食いながら5000字ぐらい書いて。休みの日は何万字か書いて。

 たまたまその時やっていた仕事をネタが見事に反映されていて、自分では少しまずいかな、とも思いましたが、まあご愛嬌ということで。

 心より、あなたのビジネスライフの充実と、読まれた方がぶち抜きで儲けたり、昇進することを願います。日々の業務にぜひ活かしてください。

 それでは、今日はこのあたりで。次回からは普通にブログ書きます。
スポンサーサイト
2013.06.02(10:25)|これだけ!SWOT分析コメント(0)トラックバック(0)TOP↑
 前回で終わりにしますと言いましたが、今日も日経の二面に広告が出ているので、解説してみます。おまけです。

これだけ!  SWOT分析これだけ! SWOT分析
(2013/05/22)
伊藤達夫

商品詳細を見る


 多分、他のビジネス書で真面目に書いていないことが書いてあるとすると、経済学との関係から、儲けをゴールにすべきこと、企業の資源は有限であること、有限だからのべつまくなしに弱みを改善することに意味はないこと、マーケットの戦略変数の満たし方で競争ルールが定まること、成熟市場ではビジョン策定とCRMが施策としてあること、客観的な意思決定など存在しないこと、道徳が弱まった社会では、弱者への配慮がマネジメント上で必要であること、アイデアだしでブレストをすべきではないこと、などが書いてあります。

 「儲けをゴールにしてはならない」的な教えが蔓延していますが、それは日本市場が成熟市場だからです。そして、ストーリーで語らねばならないのも、成熟市場だからです。そこがわかっていないと新興国で完敗して帰ってくるわけです。資本主義の終わり的なものは成熟市場でのファッションです。新興国のマーケティングを考えている人にはその感覚が伝わりますが、日本だけにいると、あたかもそのファッションが主流のように感じます。

 そして、儲けをゴールにすることが、結局は、社会に貢献することであることが書いてあります。まあ、当たり前なんですけどね。この当たり前をまっとうに語る人があまりに少なくなっていて、びびるわけです。トレードってなんだか知ってますか?と聞きたくなりますが、ほとんどの人はまっとうに理解しているようには見えません。

 あと、まっとうなバックグラウンドを持たず、アドバイスをするような人が増殖してきたので、「弱みを改善しましょう」とか言い出すわけです。資源が有限なのですから、特にリソースが少ない企業では弱みの改善などありえません。

 戦略変数とKFSの関係をまじめに解説している本は少ないですが、マーケットでお客さんが重視する要素が多くて、その組み合わせが多様に存在する市場では、勝負が簡単にはつかないのです。そういったことも書いてあります。これも、一般にはあまり知られていません。

 現在の日本では、ビジョン策定とCRMが常識となっていますが、何度でも書きますが、これは日本が成熟市場だからです。そこが分かっていない人がたくさんいて、また、新興国でボロボロになって帰ってくるわけです。そして、ビジョン策定やら、情緒的価値やら、経験経済的価値みたいなバリューが、市場が成熟しているからこそ必要だという割り切りがないと、真面目にやっても失敗します。

 そして、ある程度大きくなった会社が、さも意味ありげにやる、細かい数値化がほぼ無駄なこと語っています。客観的意思決定に逃げるのは経営者の弱さであること、デュープロセスの明確化ならば意味があることを言っています。このあたりも、一般的にはあまり知られていないことですね。

 また、マネジメントで道徳的な教え、格言集などが最近は流行っていますが、それは、道徳が弱まった社会で弱者への慰めが必要だからということも書いてあります。これがわかっていないと、進捗管理を厳しくやって、離脱を生むので、結局、どんな全社的戦略立案と施策実行プロジェクトもうまく行きません。

 あとは、自称ファシリテーターが増えているので、ブレストやっても無駄だよ、というようなことも触れました。

 本当に、中小企業をターゲットとした、会計士事務所、中小企業診断士、コーチング、ファシリテーター、コンサルタントなどなどいろんな名前を名乗り、いろんなアドバイスをしますが、そもそもそれは大丈夫なの?という疑問を呈しているわけですね。

 真面目に書くと、こんなことがSWOT分析に関連付けて書かれています。

 でね、文章はめちゃくちゃ読みやすいのでさらさら読めます。でも、全てを理解するのは正直、1回読んだだけでは無理です。最後に要約が書いてありますが、要約がすんなり読めなければ、理解できていません。

 ただ、読み物として、さらさら字を追うなら、簡単ですし、それなりに読めるようですね。

 どう読むかは読み手次第ではあります。

 ぐらいでしょうか。おまけなので、ちょっとわかりにくいかもしれませんが、そんな感じです。それでは、また。今度こそ、最後です!

2013.06.08(06:01)|これだけ!SWOT分析コメント(0)トラックバック(0)TOP↑
 今日は久々に真面目に仮説の話を書きます。

 それでね、仮説は難しいんだ!という人がたくさんいます。確かに、仮説って何?と思う人もいるし、それをビジネスで使いこなすには、それなりに訓練が要ります。

 でも、普通に考えると、それほど難しいことではないと私は思います。

 そもそもね、みんな期待してるじゃないですか。普段、生きていて。

 ひょっとしたら、絶世の美女が現れて、告白してくるかもしれない!とか。

 ひょっとしたら、上司に「おめでとう、君は昇進だ!」と言われるかもしれない!とか。

 ひょっとしたら、1億円あたるかもしれない!とか。

 こういう期待感をもって、現実を見るから、それをサポートするようなアクションをするわけですよね。1億円当たるかもしれないと期待するから、宝くじを買う。美女に告白されるかもしれないから、おしゃれをして街を歩く。昇進だ!と言われるかもしれないから、真面目に仕事をしておく、とかね。

 別に、普段からみんな、期待してるじゃん、と。

 事実になるかどうかわからんことを仮定して、そうであっても困らないように行動してるじゃん、と。

 これって、仮説と同じじゃないですか?

 「競合がこういうことを仕掛けてくるかもしれない」から、予防策を張っておく、とか。

 「お客さんがこういうふうに行動するかもしれない」から、その時に、売れるようにしておく、とか。

 同じじゃないですか?少なくとも私には同じに見えます。

 だから、仮説を作る能力が欠如しているとか、そういう訓練が必要だとか、思う必要もないと思うんですよね。健常に社会で生きているなら、そういうことはしている。

 「期待なんてしないよ、俺の人生、後悔ばかりだよ」と思いますか?

 でもね、過去の事実を見て、それに反する仮定をしてシミュレーションするんですよね?それも仮説構築と似たような行為じゃないですか?

 前に、好きな女子に酔っぱらって怒ってしまって、失敗した。あの時、怒っていなければ!酔っぱらっていなければ!

 今後はそういうことはしないぞ!

 これも、立派な仮説を作った上での行動じゃないですかね。

 経営上で言う、思考技術みたいなものは、たいてい人間が自然にやっていることです。さして難しくない。確かにハードルがあることは確かで、その超え方が典型的にあることも確かですが、根本的に普段やっていることと、どう似ているか?ということがわかっていれば、できそうだと思えるし、できるところに近付けるんじゃないですかね。

 それでは今日はこのあたりで。次回をお楽しみに。
2013.06.14(09:09)|シンキングメソッドコメント(0)トラックバック(0)TOP↑
 こんばんは。伊藤です。

 前回は、「みんな期待してるよ。それは仮説作るのと、似たようなもんだよ。だから、みんな仮説作るぐらいできるよ。」といったことを書きました。

 それで、期待という言葉は経済学でも、株式投資でも聞きますよね。

 じゃあ、株式投資で「期待」を少しだけ説明しましょう。

 最近は、デイトレーダーみたいな人がたくさんいるそうですね。毎日株式投資を繰り返して暮らしているそうです。大変ですね。

 それでね、株を買う人は、「上がるかも」と期待したりするわけです。上がるかもと期待した人は買い、下がるかもと期待した人は売る。空売りでもいいですけどね。

 そういう期待は自然に抱くものです。

 いろいろと目にした情報を基にして、そう思うのです。この会社のやっている研究はきっと花開くはずだ!と思えば、買うわけです。

 買う人が多ければ、実際に株価が上がります。売る人が多ければ実際に株価が下がります。

 そういう期待する行為を株式市場ではみんながしています。証券会社のプロとして運用をしている人は、ものすごく情報を調べながら、上がる、下がる、の予想を立てて、売り買いしているでしょう。

 一般の人も、何も考えずに売買しているのではなく、上がりそう、下がりそう、という感覚をもって、売買している。

 この人たちが仮説を作る達人なのか?と言えばそうではない。ごくごく普通の人たちだと思います。だから、仮説を作るのはそんなに難しいことではない。みんな普段やっています。

 ビジネスをやる人も、こういうことをやったら儲かりそう!という仮説をもって、事業をやっているわけですよね。もしくは、もうその儲かるが実際に事実となり、それがずっと繰り返すと思うから事業を続けている。

 お客さんが今後、どういう期待をもって、どういう行動をするか?を考えて、ビジネスをやるわけです。他人の期待を想定して、そういう期待が一定量あれば、ビジネスになる。

 でね、ビジネスでもそうなんですが、少し難しいのは、他人がどういう期待を抱くか?その期待に基づいてどんな行動を取るか?ということです。

 自分と他人が期待することは、それぞれの経験、置かれた環境によって異なってきますからね。

 でね、私は儲けようとすることが悪だとは全く思っていません。儲けようとすれば、必ず、他人のことを考えざるをえない。他人のことを考え続けることが、自分が儲かることにつながるからです。

 よくね、100%自分だけの世界に生きよう!みたいな教えがあるじゃないですか。まあ、いいんですが、自分だけの世界に生きるというのは、とても傲慢な考え方だと思うんですけどね・・・。他人のことを必死で考えていない人に、利他の心なんて芽生えようもないように思うんですよね・・・。

 話を元に戻しましょう。自分と他人は違う。経験が違う。環境が違う。そうすると、期待も違うし行動も違う。そして、できることも違う。コンサルタントが言う「主語の違い」ですね。

 ライバル企業は似た環境にいるなら、経験も似てくるし、似た期待を抱くようになる。それはそうです。でも、完全に同じ経験、リソースを持っているわけではないから、行動は違ってきます。

 この主語の違いを乗り越えて、お客さん、ライバルの期待と行動がわかるようになってくると、ビジネスの達人ですよね。ただ、情報がこれだけダダ漏れの世界ですから、自分が気づいたことはすぐに真似されてしまいますけどね。

 ただ、正しく他人の期待を、行動を捉えられるのは、戦略立案、マーケティングでも大事なことです。

 でもね、最近はこの話がピンと来ない人が増えています。主語が違えば、見えている、感じている世界が全くと言っていいほど違うというのは、認知主義の大きな発見ですが、それにリアリティを感じられる人があまりに少ない。

 戦略立案が得意な人は、他者の見えているものに敏感な人だと私は思います。でも、そういう他人の目線などに気づかないで、戦略立案だけできるようになれると信じている人も増えていると思います。これは、散々このブログでも書いてきたことなので、割愛しますけどね。

 人は期待、仮説を常に作っていて、それに従って行動している。それに自覚的になること。

 そして、他人の期待が分かる人が、戦略立案、マーケティングなどでは成果を出すこと。

 他人のことがわかるのは、普通に思うほど簡単ではないこと。

 上記3つが今日書いたことで大事なことですね。

 それでは、今日はこのあたりで。次回をお楽しみに。

 
 
2013.06.20(15:06)|シンキングメソッドコメント(0)トラックバック(0)TOP↑
 おはようございます。伊藤です。

 またまた増刷が決まったそうなので、おまけで書きます。6/23の日経新聞に広告が出るそうです。ということで、おまけのおまけです。

これだけ!  SWOT分析これだけ! SWOT分析
(2013/05/22)
伊藤達夫

商品詳細を見る


 それでね、この本は、すごーく読みやすいように書きました。すらすら読めます。

 でもね、そんな簡単に理解できないようなことを書きました。

 戦略の立案、実行を真面目にやっている人が読めば、けっこうわかるように書いてあります。が、経営戦略をそんなにやったことがない人は、この本全体のメッセージはわからないように書いてあります。

 ただ、心配しなくてもいいのは、「SWOT分析は、戦略立案にほとんど使わないけれど、中小企業で、戦略などをそれほど考えたことがない人でも、使える面があって、どう使えばいいか?」が書いてあります。そこは誰でもわかるように書いてあります。

 でもね、KFS、いわゆる市場における成功のカギをどう考えるのか?などは、すごく読み込まないとわからないように書いてあります。字面を追っているだけではわからないし、部分的な理解ではわからない・・・。

 語用論的な理解が非常に問われるように書いてあります。

 語用論ってなんだよ!と思うかもしれませんね。そういう名前では書いてありませんが、ジャケットがクリーニングから帰ってきたお姉ちゃんと、妹のお話がこの本に書いてありましたね。あれがまさに語用論です。

 文脈を共有すれば、言葉が直接示す以上の情報が伝わる。単に「クリーニングに出していたお姉ちゃんのジャケット返ってきた?」だけで、妹が何を欲しているか?が姉にはわかる。

 この本も、部分部分は必然的役割があって書いています。その部分だけではなく、全体でどのようなメッセージなのか?がわかれば、部分の理解が更に深まるように、深く読めるように書いています。

 でも、古典と言われる本はたいていそのように書いてあると思います。文字を追うだけでも面白く読めて、全体のつながり、コンテクストがわかって読むと、更に深い味わいがある。

 それが実現できたか?と言えば、私の力量も不足もあり、できていないかもしれませんが、その意図が伝わるといいなあ、と思って書いているわけです。

 戦略は、戦略っぽい部分だけを考えていればできるんだ、と思っているライフハック的な人を批判する意味も込めて書いています。この本は正直、何かしらを批判しまくる意図で書いています。表現としてはソフトですけどね・・・。

 だから、レビューではぼろくそ書かれんだろうなあ、と思ってびびっています。無用に敵を作ってもしょうがないんですけどね。ただ、安易に経営戦略がどうとか語るのも、そこでSWOT分析とか言うのもおかしいでしょう、と私は思っています。ええ。

 ただ、○○ハック的な感覚でも読めるとは思います。

 そこが、私の臆病なところですね・・・。一応、読み切った感が味わえればいいなあ、と。

 でも、わからないだろうなあ、と。

 あんまり本音を書く書き手はいないかもしれませんね。著者の人は、おそらく、それなりに心をこめて書くものだと思っておりますが、それをメタから語るよりは、評価は他者に委ねるべきでしょう。だから、今、私が書いているのはとてもかっこ悪いことかもしれません。

 ただ、全体性、コンテクスト、つながり、こういったものがわからずに、経営戦略がどうということを語ることも、理解することも、ふれることも、できないと私は思っています。

 コインの裏返しをずっと続けるのなら続ければいいかもしれません。しかし、そうではない深い世界。経験を積み重ねてしかわからない世界があるということを垣間見て欲しいと思い、いつも、いろいろと書いています。

 偉そうですね。ごめんなさい。長くなってきたので、今日はこのあたりで。次回をお楽しみに。
2013.06.22(11:27)|これだけ!SWOT分析コメント(0)トラックバック(0)TOP↑
Twitter
メールマガジン登録
メールマガジン「インサイト100」週に1回配信中。登録は⇒http://taii.jp/の登録窓から
プロフィール
推薦図書
経営理念
弊社のコンサルティングのポリシーです。

・過去に人類が考えてきたこと(Thought)を蓄積し、そこから鋭い洞察(Insight)を生み出し、その洞察がまた、Thoughtの一部になっていくプロセスを回していくこと。そのプロセスが社会のナレッジ量を増加させ、全ての価値を生み出すことを認識すること

・先人の知恵に対する敬意を払い、学び続けること。ナレッジの自己への入力量が自身の考える能力を向上させ、社会のナレッジ量を増加させることを知ること

・社会のビジネスナレッジの偏在を正すことを目指すこと。そのために社会の構成員であるクライアントに対してビジネスナレッジを提供すること

・ビジネスナレッジの偏在を利用する悪貨たる企業を駆逐する良貨たらんとすること。そのために偏在を利用する企業以上のマーケティング力を持つこと。そして、提供したナレッジに見合った対価をクライアントから頂き収益を上げ、成長していくこと

・社会に対する志を持つ企業、個人をクライアントとすること。例え儲かるとしても、志を持たない企業、個人をクライアントとしないこと

・クライアントの成長を望むこと。具体的な解の提示よりも、その解を出すプロセスをシェアすることにより、クライアント自身がプロセスを組みなおし、異なった解を出す力を増加させることに重きを置くこと

・抽象的な理論のレイヤから、クライアントサイドの具体へと寄っていくこと。ただし、その過程でクライアントにも具体のレイヤから抽象のレイヤに寄ってもらうこと。その上で、中間のレイヤでクライアントと共に新しいナレッジを生み出していくこと
カテゴリー
月別アーカイブ
RSSフィード
ブロとも申請フォーム