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年が明けましたね。
こんにちは。伊藤です。

明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
年賀状は出せないので、このご挨拶にて年賀状に代えさせていただければと思います。

今日は近況と思うことを書きます。

無理な仕事は5年ぐらい前からやらない方針でやってきたのですが、
今年はまた多少無理をしました。今はたぶん、インフルエンザにかかりました。病院に行けばきっと大丈夫でしょう。

ただね、ここ5年ぐらいで向こう10年ぐらいの日本企業の大企業の状況、課題みたいなものはイメージがついてきましたね。たぶん、相当大変でしょう。大改革を行って膿を出さないといけない。膿を出し切った上で、これまでの日本の良さにも学びつつ、新たなやり方を実践していかなければならない。そういうイメージです。

ただ、これまでのシステムから得られる恩恵を得ながら、どう新しいことを採り入れていくか?が難しいでしょうね。現在、これまでのやり方でうまく行っている面もある。それを捨て去ることはできない。しかし、そこにすがっていては先はない。

G2時代と言われ、米中の二大覇権国家の間にいる日本がどうするのか?という視点が常に常に必要となってくるでしょう。

中国はもはや世界の工場ではなく。インドやパキスタンに履物類は工場が移っていますし、衣類はインドネシアなどに移っています。

いわゆる軽工業の移行はすみやかに発生しています。

ただ、南国は暖かい。農村も死ぬほどの恐ろしい環境ではありません。

近年の計量経済学の研究でよく言われるのは、人が移住するのは、移住する先の方がいい環境だから、です。

富岡製糸場はブラックだったという人もいますし、軍隊はひどい場所だったという人もいます。しかし、「農村よりマシだ」ということは当時の研究でわかってきています。イギリス、ドイツでも事情は同じです。なぜ人々は村を捨てて都市に移り住み、工場でプロレタリアになったか?工場の賃金が高かったし、農村よりましだったからです。

しかし、東南アジアの南国は違います。農村はさほどひどくはない。暖かい。そうすると、日本企業が工場を建てて数千人採用しても、半分以上が次の月には「おら、農村に帰るだ」と言って、農村に帰ってしまうという現象が起きました。工場よりも農村がいいケースも多々あるからです。

人は正直ですね・・・。

中国ではもはやモノ作りばかりでなく、ITのグローバル大企業が成立しています。いわゆる「金壁」、グレートファイヤーウォールオブチャイナがあるからですね。明確に国内産業保護政策です。日本のIT企業がしょぼいのは米国IT企業に蹂躙されているからですね。日本はIT産業の保護政策でもはや失敗してしまいましたから。

「ITは雇用を生まない」という迷言を言った自称経済評論家が割といた気がしますが、プログラマーは常に人手不足ですけどね。また、近年はUX人材の争奪戦が起きている。また、スマイルカーブの下端である運送業の人手不足が顕著になってきました。ヤマト運輸の正月のバイト時給は2000円だそうです。すごいですね。

ただ、プログラミングについて言えば、数学できないとプログラミングはできませんからね・・・。なかなか難しい。ただ、アスペ気味の人やコミュ障の人と相性はいいので、そういった人たちのプレゼンスを上げるにはいいかもしれません。その界隈の人に会うと、自分がコミュ障であることに気付いていない幸せな人がたくさんいます。うらやましいことです。

あと、純粋な肉体労働の時給が上がって、お金が得られるようになったのはいいことでしょう。

宅配ボックスが完備されればもう少し社会的効率が上がります。専業主婦を前提として宅配ボックスを作らない提言とかスマートシティにおいて自民党がやりそうですが、そのあたりはもはや新たな家族像を描き直すしかない。もはや人々はフロー化しています。

このフロー化した人々を捉える枠組みは旧来の属性セグメンテーションではない。明らかに状況を中心としたマーケティングが求められているのに、人々はそれに気づいていません。これはつまり、MAツールで対応することが人力よりもハイコストになってしまうことがあることを意味しています。

MAツールを無理やり使おうとする「実務」など不要なのですが、それは大企業では難しいでしょうね。ツールをせっかく入れたんだから使おうよとなってしまう。DMS入れたんだからうまくいくはずだよ、とか言い出す人が出てくる。入れただけではただのハコですし、アプリですし・・・。

そして、ほとんどのツールは今の業務設計では使えないでしょうね・・・。残念です。

MAツール等を導入してかえって高くつく状況になっているのに、MAツールをテコにマーケティング業務やその周りのUX業務を作っていこうとする人々がいます・・・。おそらくひどい結果が3年ぐらいで明らかになるでしょう。

今のところ、新たなマーケティングの全体像を描くことに成功している日本企業は見受けられません。私ならできますけど、そんな徒労をする気にはならないですからね・・・。いずれ誰かがやるでしょう。ただ、デジタライゼーションという言葉で、デジタル戦略という言葉でやって失敗する企業の屍が積み上がるんだろうなあと思っています。

いわゆる標準規定されたマーケティング業務と、実際に動いている業務と簡単なツールでさくさくやっている業務の乖離はけっこう見られます。まあ、仕方のないことです。私はどちらかというと実をとるので、うまくいけばとりあえずいい。

業務分掌的なものは形式的で別に気にしない。そうやって、なんとか現場を変えていきます。面倒なんでね・・・。

関係者がうまく回るやり方がなんとなくわかる。そこが一番大事なフェーズですからね・・・。

そうすれば、そのうち上がまともな全体観を作って辻褄を合わせてくれる。その手柄は全て他の人がもっていきますが、それでいいのです。所詮、黒子ですからね。

マーケティング領域において、いくつか10年は使えるコンセプトを作ったと自分では思っています。ただ、それは特に自分が作ったんだ!と言うつもりもありません。勉強会でささやかに、実は俺が考えたんだけどね、と言うだけです。信じるも八卦、信じないも八卦でしょう。

こんな感じで2018年もやっていこうと思いますので、みなさまのあたたかな目線を期待しております。一応、仕事はやる気はあるので、問い合わせもたまにはくださいね。カネはとりますけど。

それでは、だらだらと書いてしまいましたが今日はこのあたりで。
今年もよろしくお願いいたします。
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2018.01.01(12:56)|ブログ雑感コメント(0)トラックバック(0)TOP↑
こんばんは。伊藤です。
今日は宣伝です。申し訳ありません。

前から告知はしていましたが、2月から勉強会をやります。
テーマはポーターですが、バリューチェーンというよりは、SCPパラダイムについてやります。

いわゆる競争戦略の定石みたいなことをやるわけですね。
詳細は下記です。
http://taii.jp/porter_strategy_benkyoukai_landingpage.html

バリューチェーンをやろうか迷ったのですが、ファイブフォースをしっかり理解することが大事かな、と。
そもそも、構造分析というコンセプト自体が1980年当時は斬新で、業界構造が収益性のあるポジショニングを定めるという考え方が素晴らしかったわけですね。

バリューチェーンはポーターからのケイパビリティ派への回答と考えたほうが正しいわけです。
要は価値あるプロセスはマーケットサイドから定義されるんだよ、という主張ですよね。
ブルーオーシャン戦略も同様の考え方です。

ただ、最近では商品機能と顧客体験には大きな断絶が存在しており、本当に価値は連鎖するのか?という疑問がわいてくるわけです。ボードリヤールが常識的だった80年代には、石井先生などのマーケティング論者はある意味でそういう主張をしていました。

細かい機能分析は価値と部分的に直結しないという考え方ですね。

さらに、最近では商品体験というものは、必ずしもプロダクト単体の体験ではない。
プロダクトやアプリケーション、店舗等で得られる情報などを含めて総合的に体験としての価値になっている。しかも、それはプロダクトの体験とどんどん重なってきている。

そうすると、バリューチェーン/ブルーオーシャンの枠組みもとらえなおす必要が出てくるのでは?というイシューが出てきます。私はとらえなおす必要があると思っています。

ただね、そうしたときに、ポーターが見出した外部環境が構造的に価値の生じる状況を定めているという主張が前提となってくる。そう考えると、SCPパラダイムは抑えておかないといけないわけです。

と、難しいことを書きましたが、いつも通り、多少マニアックな内容ですので、参加者はとても少ないでしょうと予想しております。スカイプでも参加できますが、たぶん、地方在住の方で出たい方も少ないだろうなとは思っています。

最近、地方には行っておりませんからね・・・。

とはいえ、東京からなかなか外に出る余裕もなく。申し訳ありません。ということで、スカイプでも参加できることにしました。

参加費用は全6回で6万円一律といたしました。私が集金オペレーションが大変ですので。申し訳ありません。

会場は未定ですが、山手線沿線でやろうと思っておりますので、東京の方は大丈夫です。
ということで、今日は宣伝でございました。次回はちゃんと書きますので、お楽しみに。
勉強会参加希望の方は下記ページからお申込みください。
http://taii.jp/porter_strategy_benkyoukai_landingpage.html
2018.01.21(08:56)|セミナーコメント(0)トラックバック(0)TOP↑
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・先人の知恵に対する敬意を払い、学び続けること。ナレッジの自己への入力量が自身の考える能力を向上させ、社会のナレッジ量を増加させることを知ること

・社会のビジネスナレッジの偏在を正すことを目指すこと。そのために社会の構成員であるクライアントに対してビジネスナレッジを提供すること

・ビジネスナレッジの偏在を利用する悪貨たる企業を駆逐する良貨たらんとすること。そのために偏在を利用する企業以上のマーケティング力を持つこと。そして、提供したナレッジに見合った対価をクライアントから頂き収益を上げ、成長していくこと

・社会に対する志を持つ企業、個人をクライアントとすること。例え儲かるとしても、志を持たない企業、個人をクライアントとしないこと

・クライアントの成長を望むこと。具体的な解の提示よりも、その解を出すプロセスをシェアすることにより、クライアント自身がプロセスを組みなおし、異なった解を出す力を増加させることに重きを置くこと

・抽象的な理論のレイヤから、クライアントサイドの具体へと寄っていくこと。ただし、その過程でクライアントにも具体のレイヤから抽象のレイヤに寄ってもらうこと。その上で、中間のレイヤでクライアントと共に新しいナレッジを生み出していくこと
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