FC2ブログ

**********************************************************************
メールマガジン「インサイト100」
週に1回配信中。
登録は⇒http://www.taii.jp/
**********************************************************************
おはようございます。伊藤です。

たまにはブログ用にいろいろ書いてみようと思います。軽いノリで書いてみます。

商店街を商店街として再生するというのはさすがにもう無理じゃないかというのは、みんな分かってきたと思うんですよね。要は、普通の人はAmazonみたいなものや、コンビニでいろいろとモノを買うので、商店街には行かない。そりゃあ、普通に考えてそうですよね。それを無理に行けというのは、意味がわかりません。

でも、独自の商材を作って商店街で売れば売れるんじゃないか!とか言っている人がまれにいますが、Amazonに出したほうが、よっぽど全国に売れるよ・・・、とみんな思うわけです。わざわざ商店街に買い物には行かないですよね。そのエリアの人に売る意味がある何かが本当に「商店街」にあるのか?というと、なかなか作れないんじゃないか、と。

でも、カフェには人が溢れています。商店街を全部カフェにしてしまえばいい、と極論ではなりますが、もう少し考えてみましょう。みんな、何をやっているのか?

昔はカフェは本を読んだり話をする場所だったと思うわけですが、真面目に仕事をしている人とか、英会話の先生と生徒がいたり、電話会議している人がいてうるさかったり。

じゃあ、かつての商店街はそういう場所にリプレイスしてしまえばいいのでは?と私は思うんですよね。

もうちょっと特殊な人もカフェにいます。軽い作業をやっている人がいるわけです。「家じゃないんだからそんなことはやめなさい!」とか言っている老人がいたりするのですが、いろいろ広げて作業をしている人もいる。じゃあ、そういう作業をする場所に商店街をしてしまえばいいのでは?と私は思うんですよね。

という感じの成功事例が割と出てきていて、エリアリノベーションとか言われていたりします。

北九州で商店街の跡地にクリエイティブな人たちを集めた小さなオフィス街を作った。そしたらうまくいった、というお話です。



嶋田さんという方が中心になっておやりになったそうです。この本は嶋田さんの経験談であると同時に、代筆する人が口述されたものを書いているみたいで、それを文中で暴露してしまう感じの面白い本です。

商店街でモノを売るのではなく、何かしらクリエイティブな人たちが何かしらを作る作業をしている。そこはさながらカフェのように。「福岡に人口が100万人いるんだから、10人何かしらおしゃれなオフィスでクリエイティブなことをやりたい人たちはいるだろうと思った」というようなことをおっしゃっています。まあ、そうですよね。

この成功事例をベースに、全国に引っ張りだこのようです。エリアリノベーションはものすごく流行っているようですね。

ただ、米中のテックジャイアントはガンガンリアルな店舗を持ち始めています。商店街はダメなのになんでアップルストアは大丈夫なの?という問いにちゃんと答える人は見たことがないですね。

私なりの説明はカネをもらえばしますが、ここは米国で言われているとされる言説を紹介しましょう。「小売店がダメなんじゃない、ダメなのは旧来型の行けてない小売店だけだ。」ということです。

いわゆる無人レジやら、キャッシュレス決済やらが当たり前になった小売店はやっていけるということです。ただ、たぶん、日本で進んでいる旧来の商店街にTポイントを入れるみたいな話やキャッシュレス化は導入したとして、それらの店舗がすごく売れるようにはならないでしょうね。

米中のプラットフォーマーがガンガンリアル進出して儲けていくなかで、そのメカニズムを理解できないまま、多くの日本企業は指をくわえてみていることになるんでしょう。アップルストアに学べ、という事例は死屍累々です。設計を見ると、うまくいくわけないと思ったりするのですけどね。みなさんもう諦めていますよね・・・。

リアルには可能性がないわけではなく、今まで成立した均衡と別の均衡を成立させるようなビッグプッシュが必要で、その1つがエリアリノベーションなんだろうなと思うわけですし、全く新しいものを全く新しいロジックでリアルに出現させるのが、米中のテックジャイアントなんだろうなと思っています。

日本人はエリアリノベーションとかのほうがいいような気がします。ただ、上記の嶋田さんのようにこの場所ではこれが行ける!みたいににおいをかぎ取れる人が設計しないとうまくいかないんですけどね。事例集を見たところでマネはできないと私は思います。ただ、そういうコンセプトワークができる人たちが日本の希望を担っているんだと私は思っていますし、そこを活かさないことには始まらないと思います。

難しいことや解説みたいなものはnoteの方に書いていきます。100円で読めるので、読みたい人は100円払ってくださいね。
https://note.mu/tatsuo_ito/m/m7a80a50faa56

それでは今日はこのあたりで。次回をお楽しみに。
スポンサーサイト
2018.11.28(10:07)|ブログ雑感コメント(0)トラックバック(0)TOP↑
Twitter
メールマガジン登録
メールマガジン「インサイト100」週に1回配信中。登録は⇒http://taii.jp/の登録窓から
プロフィール
推薦図書
経営理念
弊社のコンサルティングのポリシーです。

・過去に人類が考えてきたこと(Thought)を蓄積し、そこから鋭い洞察(Insight)を生み出し、その洞察がまた、Thoughtの一部になっていくプロセスを回していくこと。そのプロセスが社会のナレッジ量を増加させ、全ての価値を生み出すことを認識すること

・先人の知恵に対する敬意を払い、学び続けること。ナレッジの自己への入力量が自身の考える能力を向上させ、社会のナレッジ量を増加させることを知ること

・社会のビジネスナレッジの偏在を正すことを目指すこと。そのために社会の構成員であるクライアントに対してビジネスナレッジを提供すること

・ビジネスナレッジの偏在を利用する悪貨たる企業を駆逐する良貨たらんとすること。そのために偏在を利用する企業以上のマーケティング力を持つこと。そして、提供したナレッジに見合った対価をクライアントから頂き収益を上げ、成長していくこと

・社会に対する志を持つ企業、個人をクライアントとすること。例え儲かるとしても、志を持たない企業、個人をクライアントとしないこと

・クライアントの成長を望むこと。具体的な解の提示よりも、その解を出すプロセスをシェアすることにより、クライアント自身がプロセスを組みなおし、異なった解を出す力を増加させることに重きを置くこと

・抽象的な理論のレイヤから、クライアントサイドの具体へと寄っていくこと。ただし、その過程でクライアントにも具体のレイヤから抽象のレイヤに寄ってもらうこと。その上で、中間のレイヤでクライアントと共に新しいナレッジを生み出していくこと
カテゴリー
月別アーカイブ
RSSフィード
ブロとも申請フォーム