今日はやや軽めのものを書いてみました。私の中では実験的です。
こういう軽い、短い情報はどんな意味を持つのか?ということを考えるために書いてみました。
インサイトナウのほうに書いています。http://www.insightnow.jp/article/1648ですね。
私としては、あまり軽いのは好きではないです。
玄人好み、とよく言われますが、それでいいと思っています。ただ、マーケティング、セールス的なところを考えていくと、幅広い認知を取るには、軽くて、有名なものを取り扱って、衝撃的なタイトルにしたほうがいいんですね。
これはある意味、悲しい現実ですが、ビジネスを考えていく上では避けて通れない現実ですね。以下は、インサイトナウから転載の文章です。果たして、軽くかけているでしょうか?
大学時代に所属していたサッカー部のイベントで、久しぶりに東大に行ってみました。あいにくの雨だったのですが、そこでジョージアカフェマティックを発見!2004年7月からジョージアが投入している自販機ですが、設置台数は少なく、幻の自販機と言われているその自販機の実力を思い知りました。
みなさんは、ジョージアカフェマティックという自動販売機をご存知ですか?
おそらくほとんどの人は知らないはずです。設置台数が非常に少なく、見つけることが困難な自販機だからです。
画像は↓ですね。

これ、すごいです。
紙コップに注いで出てくるタイプの自販機なんですが、筐体には、
-----------------------------
“いつもあなたのすぐ近くにあるカフェ”をコンセプトに、従来のカップ自動販売機の機能やイメージを一新し、消費者の味へのこだわりや嗜好の多様化に応えるべく、フローズンドリンクやフレーバートッピングなどの本格的なカフェメニューを提供します。
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と書いてあるのですが、おそらくほとんどの人の近くにありません・・・。ジョージアのIRでは、2004年末、1000台設置予定とありますが、おそらく、全国で1000台ないのでは・・・。
さて、これはどうすごいか?
タッチパネル操作で、メニューを選びます。例えば、カフェラテを選ぶとします。
そうすると、エスプレッソの濃さ、ミルクの量、砂糖の量、フタの有無、などを選ぶことができます。
え、そんなのたいしたことないじゃん、と思います?
そして、全て選択が終わると、コーヒーを作り始めます。
そうすると、なんと、今、コーヒーを入れています、今、砂糖を入れています、というのが、自分が選択した量と共に表示されます。
けっこうきれいなモニターで表示されるので、つい見てしまいます。意外と、長い時間なのですが、飽きずに見てしまいます。
作っているとき、友人が一言
「これ、ジョージアだったら演出のためだけにやりそうだよね。本当に砂糖を入れているかなんて、確かめようがないし。本当に量の選択をしているかも怪しいよね。」
と。
この、大仰なタッチパネルから何から、全て演出だとすると、
「なんと手間のかかることを・・・」
となりますが、これ、見つけるともう一度やってみたくなります。
ついつい、この自販機で買いたくなり、特に要らないのに3回も買ってしまいました・・・。
「演出」に見事にひっかかってしまっています。
私の好きな言葉に、「対面セールスの極意は演劇である」という言葉があります。
言葉の意味としては、営業マンは役者であり、そこにはセールスのシナリオ、トークがあり、営業マネジャーが営業マンの個性にあった演出のあり方を考えるという意味ですね。
「今、エスプレッソの濃さを調整しつつ、注いでいます」というメッセージが本当にせよ、うそにせよ、相手がおおっ!と思って注目してくれることに意味があります。
この自販機が、どのようにカフェラテを作っているかは確かめられませんけど、この演出にやられて、わたしのように何度も購入している人もいるのではないでしょうか?
みなさんも幻の自販機「カフェマティック」を探してみてはいかがですか?
こういう軽い、短い情報はどんな意味を持つのか?ということを考えるために書いてみました。
インサイトナウのほうに書いています。http://www.insightnow.jp/article/1648ですね。
私としては、あまり軽いのは好きではないです。
玄人好み、とよく言われますが、それでいいと思っています。ただ、マーケティング、セールス的なところを考えていくと、幅広い認知を取るには、軽くて、有名なものを取り扱って、衝撃的なタイトルにしたほうがいいんですね。
これはある意味、悲しい現実ですが、ビジネスを考えていく上では避けて通れない現実ですね。以下は、インサイトナウから転載の文章です。果たして、軽くかけているでしょうか?
大学時代に所属していたサッカー部のイベントで、久しぶりに東大に行ってみました。あいにくの雨だったのですが、そこでジョージアカフェマティックを発見!2004年7月からジョージアが投入している自販機ですが、設置台数は少なく、幻の自販機と言われているその自販機の実力を思い知りました。
みなさんは、ジョージアカフェマティックという自動販売機をご存知ですか?
おそらくほとんどの人は知らないはずです。設置台数が非常に少なく、見つけることが困難な自販機だからです。
画像は↓ですね。

これ、すごいです。
紙コップに注いで出てくるタイプの自販機なんですが、筐体には、
-----------------------------
“いつもあなたのすぐ近くにあるカフェ”をコンセプトに、従来のカップ自動販売機の機能やイメージを一新し、消費者の味へのこだわりや嗜好の多様化に応えるべく、フローズンドリンクやフレーバートッピングなどの本格的なカフェメニューを提供します。
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と書いてあるのですが、おそらくほとんどの人の近くにありません・・・。ジョージアのIRでは、2004年末、1000台設置予定とありますが、おそらく、全国で1000台ないのでは・・・。
さて、これはどうすごいか?
タッチパネル操作で、メニューを選びます。例えば、カフェラテを選ぶとします。
そうすると、エスプレッソの濃さ、ミルクの量、砂糖の量、フタの有無、などを選ぶことができます。
え、そんなのたいしたことないじゃん、と思います?
そして、全て選択が終わると、コーヒーを作り始めます。
そうすると、なんと、今、コーヒーを入れています、今、砂糖を入れています、というのが、自分が選択した量と共に表示されます。
けっこうきれいなモニターで表示されるので、つい見てしまいます。意外と、長い時間なのですが、飽きずに見てしまいます。
作っているとき、友人が一言
「これ、ジョージアだったら演出のためだけにやりそうだよね。本当に砂糖を入れているかなんて、確かめようがないし。本当に量の選択をしているかも怪しいよね。」
と。
この、大仰なタッチパネルから何から、全て演出だとすると、
「なんと手間のかかることを・・・」
となりますが、これ、見つけるともう一度やってみたくなります。
ついつい、この自販機で買いたくなり、特に要らないのに3回も買ってしまいました・・・。
「演出」に見事にひっかかってしまっています。
私の好きな言葉に、「対面セールスの極意は演劇である」という言葉があります。
言葉の意味としては、営業マンは役者であり、そこにはセールスのシナリオ、トークがあり、営業マネジャーが営業マンの個性にあった演出のあり方を考えるという意味ですね。
「今、エスプレッソの濃さを調整しつつ、注いでいます」というメッセージが本当にせよ、うそにせよ、相手がおおっ!と思って注目してくれることに意味があります。
この自販機が、どのようにカフェラテを作っているかは確かめられませんけど、この演出にやられて、わたしのように何度も購入している人もいるのではないでしょうか?
みなさんも幻の自販機「カフェマティック」を探してみてはいかがですか?
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