そういえば、Webサイトのリニューアルを予定しています。
今のページは恥ずかしいので・・・。やっぱりかっこいいページにしないと!
なぜなら、アクセスが増加してしまっているのです・・・。ずっと放置しているのに・・・。SEOやってないのに・・・。PPCなんてやってないのに・・・。
でも、まあ、多少はましなページになるかな、と。
さて、今日は、フレームワークに関して考えていこうと思います。記事はこちらでも改変してお伝えしております。http://www.insightnow.jp/article/2016ですね。
そもそもフレームワークとは何なのか?ということに関して考え方というものが無いというかなんというか。効果について述べる人は多々いますが、そもそも何なの?ということに対する考えを述べる人はあまりいないので、そのあたりを解説したいです。
なかなか難しいテーマですが、私なりの考えをご説明したいと思います。
何のためのフレームワークか?というのが必ずあります。
4Pだったら、お客さんに商品、サービスをもっと売るためには?という論点への解を考えるための枠組みです。以前にhttp://www.insightnow.jp/article/1889で書きましたね。
SWOTだったら、今後の当社の方向性、打ち手は何をどうすべき?という論点への解を出すための枠組みです。
もう少し詳しく言うと、打ち手は内部の状況と外部の状況の制約を受けますね。その制約を鑑みて、内部の強みを活かして、弱みを打ち消しつつ、外部の機会を活かして外部の脅威に対処するものでありたい、と。そういう打ち手ならいいな!というお話しですね。
これも以前にhttp://www.insightnow.jp/article/1754で書きましたね。
具体的に何をすべし?ということを考える際に、こういうふうに考えるとわかりやすいよ、間違いが少ないよ、というものをギュッとまとめたのがフレームワークというんですね。
一応、目的があって、その目的に沿った論点を考える時に、典型的に出てくる論点をあらかじめ教えてくれるものなんですね。
でも、フレームワークは意外と目的が落ちたり、大事な要素が落ちて、流布されていることが多いですね。
ある目的の元で成立する関係性をシンプルに語るのがフレームワークなんですが、その目的、関係性を忘れてしまって、単に「3つのC」や「4つのP」、もしくは、「S、W、O、T」を並べても何の意味もありません。
よし、これで分析ができたぞ、で、どうするんだっけ?となってしまいます。
目的の元での関係性という考え方はイメージが沸きますでしょうか?
目的によって、同じものを見ても、違う捉え方になることはお分かりですよね?
例えば、最近「20世紀少年」という映画を見ましたが、海ほたる刑務所に入れられているオッチョはスプーンかなんかで穴を掘って、脱獄しますよね。
スプーンは平和に暮らしている人にとっては、食べるためのものです。決してスプーンで穴は掘らない。
でも、脱獄しよう!という目的の元では、スプーンを見たら、これで穴が掘れる!と思うでしょう。
包丁は野菜などを切るためのものですが、殺意を持った人が持つと?
そう、「これでヤツを!」ということになりますよね?
目的に応じて、物事の見え方は変わるんです。
これも以前に書いています。「「騙し絵」と「ビジョン」の不思議な関係」ですね。アドレスはここhttp://www.insightnow.jp/article/1309ですね。
そうすると、ある典型的な問い、経営上、よく問われる問いのもとで成立しうる関係性を記述して、その中のある程度クリティカルに効いてくる論点を集めたものがフレームワークなんですね。
私がコンサルティングをする際に、「クライアントさんのビジネスがもっとうまくいくためには?」という漠然とした問いがありますが、よく使うのは、「何を」「何に」「どう」変えればいいのか?ということを考えます。
「何を」を変えるのか?を把握するするために、現状を調べます。現状の儲けの因果関係と阻害の関係を調べます。
「何に」変えるのか?を把握するために、プロフィットなどの財務指標は当然ですが、目指すものが何なのか?を調べます。
その上で、「どう」変えるのが一番いいのか?を考えます。お金が無い会社だと、カネをかけずにやれることをやりつつ、プロフィットをたたき出して、そのカネは新しい施策に、と変革していくための道筋を考えたりもします・・・。
例えばこの関係を何でもいいんですが、1つ目の「何を」は変えるべきことだから、CHANGEすべきということで、Cにしましょうか?
2つ目の「何に」はどうなると理想的なのか?ですから、IDEALのIにしましょう。
3つ目の「どう」はどのように変えればいいのか?ですから、変革の道ということで、PATHのPにしましょうか。
企業変革のためのCIPフレームワークと言ったとします。
まあ、ネーミングが悪いので普及はしないでしょうけどね。ただ、この3つの要素は、企業をよりよく変えていくためには、という目的の元での3つの要素なんです。
このフレームワークの各要素を記述する時に、企業をよりよく変える、ということを忘れたら、意味がないことがわかりますか?
4Pでも、ターゲットが感じる価値、インサイトをベースとした提供価値が真ん中にあっての4Pだと言うことを忘れてしまうと意味がないんです。
単に、商品、価格、流通チャネル、プロモーションを記述しても意味がないんです。
フレームワークと言うのは、ある目的を元に世界を見たときに、その目的を達成するために出てくる典型的な考えるべきこと、なんですね。
ちょっと冗長に書いてしまいましたが、うまく伝えられましたでしょうか?フレームワーク解説は今後も書いていきますので、次回をお楽しみにお待ち下さい。
今のページは恥ずかしいので・・・。やっぱりかっこいいページにしないと!
なぜなら、アクセスが増加してしまっているのです・・・。ずっと放置しているのに・・・。SEOやってないのに・・・。PPCなんてやってないのに・・・。
でも、まあ、多少はましなページになるかな、と。
さて、今日は、フレームワークに関して考えていこうと思います。記事はこちらでも改変してお伝えしております。http://www.insightnow.jp/article/2016ですね。
そもそもフレームワークとは何なのか?ということに関して考え方というものが無いというかなんというか。効果について述べる人は多々いますが、そもそも何なの?ということに対する考えを述べる人はあまりいないので、そのあたりを解説したいです。
なかなか難しいテーマですが、私なりの考えをご説明したいと思います。
何のためのフレームワークか?というのが必ずあります。
4Pだったら、お客さんに商品、サービスをもっと売るためには?という論点への解を考えるための枠組みです。以前にhttp://www.insightnow.jp/article/1889で書きましたね。
SWOTだったら、今後の当社の方向性、打ち手は何をどうすべき?という論点への解を出すための枠組みです。
もう少し詳しく言うと、打ち手は内部の状況と外部の状況の制約を受けますね。その制約を鑑みて、内部の強みを活かして、弱みを打ち消しつつ、外部の機会を活かして外部の脅威に対処するものでありたい、と。そういう打ち手ならいいな!というお話しですね。
これも以前にhttp://www.insightnow.jp/article/1754で書きましたね。
具体的に何をすべし?ということを考える際に、こういうふうに考えるとわかりやすいよ、間違いが少ないよ、というものをギュッとまとめたのがフレームワークというんですね。
一応、目的があって、その目的に沿った論点を考える時に、典型的に出てくる論点をあらかじめ教えてくれるものなんですね。
でも、フレームワークは意外と目的が落ちたり、大事な要素が落ちて、流布されていることが多いですね。
ある目的の元で成立する関係性をシンプルに語るのがフレームワークなんですが、その目的、関係性を忘れてしまって、単に「3つのC」や「4つのP」、もしくは、「S、W、O、T」を並べても何の意味もありません。
よし、これで分析ができたぞ、で、どうするんだっけ?となってしまいます。
目的の元での関係性という考え方はイメージが沸きますでしょうか?
目的によって、同じものを見ても、違う捉え方になることはお分かりですよね?
例えば、最近「20世紀少年」という映画を見ましたが、海ほたる刑務所に入れられているオッチョはスプーンかなんかで穴を掘って、脱獄しますよね。
スプーンは平和に暮らしている人にとっては、食べるためのものです。決してスプーンで穴は掘らない。
でも、脱獄しよう!という目的の元では、スプーンを見たら、これで穴が掘れる!と思うでしょう。
包丁は野菜などを切るためのものですが、殺意を持った人が持つと?
そう、「これでヤツを!」ということになりますよね?
目的に応じて、物事の見え方は変わるんです。
これも以前に書いています。「「騙し絵」と「ビジョン」の不思議な関係」ですね。アドレスはここhttp://www.insightnow.jp/article/1309ですね。
そうすると、ある典型的な問い、経営上、よく問われる問いのもとで成立しうる関係性を記述して、その中のある程度クリティカルに効いてくる論点を集めたものがフレームワークなんですね。
私がコンサルティングをする際に、「クライアントさんのビジネスがもっとうまくいくためには?」という漠然とした問いがありますが、よく使うのは、「何を」「何に」「どう」変えればいいのか?ということを考えます。
「何を」を変えるのか?を把握するするために、現状を調べます。現状の儲けの因果関係と阻害の関係を調べます。
「何に」変えるのか?を把握するために、プロフィットなどの財務指標は当然ですが、目指すものが何なのか?を調べます。
その上で、「どう」変えるのが一番いいのか?を考えます。お金が無い会社だと、カネをかけずにやれることをやりつつ、プロフィットをたたき出して、そのカネは新しい施策に、と変革していくための道筋を考えたりもします・・・。
例えばこの関係を何でもいいんですが、1つ目の「何を」は変えるべきことだから、CHANGEすべきということで、Cにしましょうか?
2つ目の「何に」はどうなると理想的なのか?ですから、IDEALのIにしましょう。
3つ目の「どう」はどのように変えればいいのか?ですから、変革の道ということで、PATHのPにしましょうか。
企業変革のためのCIPフレームワークと言ったとします。
まあ、ネーミングが悪いので普及はしないでしょうけどね。ただ、この3つの要素は、企業をよりよく変えていくためには、という目的の元での3つの要素なんです。
このフレームワークの各要素を記述する時に、企業をよりよく変える、ということを忘れたら、意味がないことがわかりますか?
4Pでも、ターゲットが感じる価値、インサイトをベースとした提供価値が真ん中にあっての4Pだと言うことを忘れてしまうと意味がないんです。
単に、商品、価格、流通チャネル、プロモーションを記述しても意味がないんです。
フレームワークと言うのは、ある目的を元に世界を見たときに、その目的を達成するために出てくる典型的な考えるべきこと、なんですね。
ちょっと冗長に書いてしまいましたが、うまく伝えられましたでしょうか?フレームワーク解説は今後も書いていきますので、次回をお楽しみにお待ち下さい。
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