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インサイト100ビジネスケース
> ビジネスは奇麗事だけではなくて
 ロジカルシンキング、ピラミッドストラクチャー、MECE。まあ、ビジネスを高度に考えていくということは大事なことだとは思います。

 ただ、当然、ビジネスは奇麗事だけではないということは、みなさん知っているとは思いますが、今日はそんなことを書きます。

 独立して1年、まあ、安定はしてきました。複数社の仕事を同時にやる。価格は安定。あと少しできれいなオフィスも夢ではない感じになってきました。

 今のオフィスもきれいですよ。でも、オフィスだけでびっくりするようなところに移れるかはけっこう大きな意思決定ですよね。積まないといけないお金が膨大ですから。

 個人は敷金、礼金が2,2ぐらいが普通ですが、ビジネス物件はこの比ではないのです。8ヶ月分とか、積まないといけないこともあります。すごいことですね・・・。

 まあ、株式会社の資本金が1000万円必要、ということだったのも、こういうことですよね・・・。

 ビジネスでもっとも奇麗事でない部分は、入金の焦げ付きでしょうか?

 債権回収ビジネスなんていうものがあるぐらいですからね。お金を貸して帰ってこない。納品したのに入金されない。

 資金繰りが苦しくて払えません、という方もいます。

 はじめから、確信犯的に入金しない方もいらっしゃいます。

 ビジネスは信用が第一!と言うお話しはこのあたりですよね。上記は入金する側ですが、入金される側でもありますよね。

 仕事を発注したのに、できない、やれない、話しが違う、クオリティが低すぎるということもあります。

 入金しろと言われたからしたのに、仕事が実行されない。

 このあたりも詐欺罪に問われかねないお話しですね。

 こういうお話しは、世の中のいたるところに転がっています。

 例えば、工事用の機器をレンタル、リースする会社があります。実際に工事をしているのは小さな家族経営的な業者さんだったりします。その筋の人々に近かったりします。

 そうすると、現場の工事が中断されたりすると、払えません、ということになる。

 リースした側は、じゃあ、機器を回収だ!と支店の人々が、「機器の確保にいくぞ!」と言って、やや武装して現場に行きます。

 現場の業者さんは業者さんで、機器を取られると工事ができませんので、返したくない。

 当然、実力行使。つまり、やや暴力的な解決がなされたりします。

 最近は、弁護士つれていくと、穏便に済むことも多いそうですが。裁判所に簡易係争の申し立てとかするとかね。

 でも、その機器を現場の方に売ってしまわれるとまずいので、やはり、機器の実力的確保は大事ですね・・・。

 払え!払えない!そういう世界は存在します。

 その事態が起きないようにビジネスをしっかり組み上げるんですけど・・・。

 こういう部分を知っている、知らない、というのはすごーく大きいですね。

 知らない人は甘い、若い、青い・・・。

 知らないで済むなら知りたくないですけどね。

 ビジネスは信用第一ですね。付き合う、付き合わないはすごーく考えておかないとしんどい。できれば、そんなことを考えないで済むお付き合いがいいですけどね。

 それでは今日はこのあたりで。次回をお楽しみに。
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2008.09.28(10:14)|ビジネスケースコメント(0)トラックバック(0)TOP↑
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