今日はPE、プライベートエクイティの方と大手町でランチしました。
ファイナンス領域の知人はけっこういます。
先日、シティーの友人と、目指せバフェットで一緒にバリュー投資をしようよ!というお誘いを大戸屋でされてました。
「お前が勉強してバリュー投資を学んで銘柄選んだら投資するからさ」
って、俺がこれから勉強するのか・・・、と思いつつ、まあ、勉強は好きだからいいか、と思いつつ。
バフェットとバリュー投資について本を読んでみたんですが、突出した理屈でもないことが少し驚きました。
バフェットが言っていることって、すごく普通ですよね。安い時は買い時で、高い時は買っちゃ駄目。長期保有での利益を目指す。
これで世界一の資産家で、しかも尊敬を集めるのか、と思いつつ。
ソロスはちょっと山師っぽいけど、バフェットは違うんでしょうね・・・。
まあ、それでそのプライベートエクイティーの友人は、デューデリをゴリゴリやっているそうで。
基本的にプライベートエクイティーだから、未上場の成熟企業が対象ですよね。だから、ベンチャーほどハイリスクではないし、デューデリの意味がすごくあるでしょうね。
アーリーステージのベンチャーに投資するといっても、デューデリしたとしても、「で、この会社っていくらの価値?」というのは、海千山千の世界ですよね。
ただ、最近、プライベートエクイティーが増えてきてしまって、株価の基準値が高くなりすぎてペイしないような状況になっているそうです。
プライマリーのマーケットは、セカンダリーと全然違う様相を呈しているんですね。
株価は一時、日経平均が1万円を割り込んでいるような状況ですからね。
バフェットなら、「ここが買いだ!」と言うでしょうね。
バフェットなら、今、この市況でどの日本企業の株を買うのでしょう?
やはりメーカーでしょうか?製薬でしょうか?
あとは、インフラ系でしょうか?
鉄道、ガス、電力?
これからちょっとファイナンスの勉強を本格的に開始して、もし知見が得られたら公開していこうかな、と思います。
ただ、あんまり山々したことを書くというよりは、業界自体のシナリオプランニングをした上で、業界の格付け動向オプションを提示した上で、現在の格付けとの乖離がどう起こるのか?というのをシミュレーションして、というようなまわりくどいことをしようかな、と思ってます。
まあ、いわゆる業界アナリストとそんなに変わらないかも知れないですけどね。
ただ、株式投資に関する本で、私が一番好きなのは、「ウォール街のランダムウォーカー」です。↓ですね。
著者の主張は、すごくバランスが取れています。株価は砂上の楼閣的な側面もあるが、ファンダメンタルズも反映している面がある、というところです。
どういう投資が理想か?ということに関しては、インデックス連動商品を買って長期的に保有しておきなさいという主張でした。
長期保有という点ではバフェットと同じですが、インデックス商品というところが違いますね。
まあ、インデックス連動商品だと経営関与できませんもんね・・・。
ファイナンス寄りの人々と、お給料のお話しをするとげんなりする面があるので、お給料のお話しはあまりしないほうがいいですよね。
今回の、リーマンの破綻、おそらくモルガンもやばいことになってますが、そういうことをマスコミではざまーみろ的に書いているところもありますよね。
ただ、米国の証券会社は基本的にリスクテイカー的な役割を担っているんですね。
FRBが監督する銀行は、非常に固く、規制されています。銀行はリスクをそんなに取ってはいけないポジションです。
証券会社は、証券取引委員会管轄ですから、規制面でも、ハイリスクハイリターンを取りなさいというような世界ですね。
今回の金融危機でFRB管轄になる会社がいっぱいありますので、これまでみたいにハイリスクハイリターンでない証券会社の形を模索するようになるのかな、とも思います。
これまでの証券会社は宿命的にハイリスクハイリターンだった。だから、お給料はいいけど、リストラも厳しい。
一生いるような職場でもない。そういうものだった。
それが、今回の金融危機でどう変わるのか?
他業界、経済への影響はどうなるのか?はまた別の機会に書きますね。
今日は、これから徹夜で資料作りをすることが確定しているので、気晴らしに書いています。まあ、そういう日もいいかな、と。
では、このあたりで。また次回をお楽しみに。
ファイナンス領域の知人はけっこういます。
先日、シティーの友人と、目指せバフェットで一緒にバリュー投資をしようよ!というお誘いを大戸屋でされてました。
「お前が勉強してバリュー投資を学んで銘柄選んだら投資するからさ」
って、俺がこれから勉強するのか・・・、と思いつつ、まあ、勉強は好きだからいいか、と思いつつ。
バフェットとバリュー投資について本を読んでみたんですが、突出した理屈でもないことが少し驚きました。
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バフェットが言っていることって、すごく普通ですよね。安い時は買い時で、高い時は買っちゃ駄目。長期保有での利益を目指す。
これで世界一の資産家で、しかも尊敬を集めるのか、と思いつつ。
ソロスはちょっと山師っぽいけど、バフェットは違うんでしょうね・・・。
まあ、それでそのプライベートエクイティーの友人は、デューデリをゴリゴリやっているそうで。
基本的にプライベートエクイティーだから、未上場の成熟企業が対象ですよね。だから、ベンチャーほどハイリスクではないし、デューデリの意味がすごくあるでしょうね。
アーリーステージのベンチャーに投資するといっても、デューデリしたとしても、「で、この会社っていくらの価値?」というのは、海千山千の世界ですよね。
ただ、最近、プライベートエクイティーが増えてきてしまって、株価の基準値が高くなりすぎてペイしないような状況になっているそうです。
プライマリーのマーケットは、セカンダリーと全然違う様相を呈しているんですね。
株価は一時、日経平均が1万円を割り込んでいるような状況ですからね。
バフェットなら、「ここが買いだ!」と言うでしょうね。
バフェットなら、今、この市況でどの日本企業の株を買うのでしょう?
やはりメーカーでしょうか?製薬でしょうか?
あとは、インフラ系でしょうか?
鉄道、ガス、電力?
これからちょっとファイナンスの勉強を本格的に開始して、もし知見が得られたら公開していこうかな、と思います。
ただ、あんまり山々したことを書くというよりは、業界自体のシナリオプランニングをした上で、業界の格付け動向オプションを提示した上で、現在の格付けとの乖離がどう起こるのか?というのをシミュレーションして、というようなまわりくどいことをしようかな、と思ってます。
まあ、いわゆる業界アナリストとそんなに変わらないかも知れないですけどね。
ただ、株式投資に関する本で、私が一番好きなのは、「ウォール街のランダムウォーカー」です。↓ですね。
![]() | ウォール街のランダム・ウォーカー―株式投資の不滅の真理 (1999/12) バートン マルキール 商品詳細を見る |
著者の主張は、すごくバランスが取れています。株価は砂上の楼閣的な側面もあるが、ファンダメンタルズも反映している面がある、というところです。
どういう投資が理想か?ということに関しては、インデックス連動商品を買って長期的に保有しておきなさいという主張でした。
長期保有という点ではバフェットと同じですが、インデックス商品というところが違いますね。
まあ、インデックス連動商品だと経営関与できませんもんね・・・。
ファイナンス寄りの人々と、お給料のお話しをするとげんなりする面があるので、お給料のお話しはあまりしないほうがいいですよね。
今回の、リーマンの破綻、おそらくモルガンもやばいことになってますが、そういうことをマスコミではざまーみろ的に書いているところもありますよね。
ただ、米国の証券会社は基本的にリスクテイカー的な役割を担っているんですね。
FRBが監督する銀行は、非常に固く、規制されています。銀行はリスクをそんなに取ってはいけないポジションです。
証券会社は、証券取引委員会管轄ですから、規制面でも、ハイリスクハイリターンを取りなさいというような世界ですね。
今回の金融危機でFRB管轄になる会社がいっぱいありますので、これまでみたいにハイリスクハイリターンでない証券会社の形を模索するようになるのかな、とも思います。
これまでの証券会社は宿命的にハイリスクハイリターンだった。だから、お給料はいいけど、リストラも厳しい。
一生いるような職場でもない。そういうものだった。
それが、今回の金融危機でどう変わるのか?
他業界、経済への影響はどうなるのか?はまた別の機会に書きますね。
今日は、これから徹夜で資料作りをすることが確定しているので、気晴らしに書いています。まあ、そういう日もいいかな、と。
では、このあたりで。また次回をお楽しみに。
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