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インサイト100マネジメント
> マネジメントキャパ
 今日は、楽しく接待してもらいました。ありがとうございました。

 カフェがいい!と私が言ったために、神田、大手町近辺には珍しい洒落たお店でした。

 ありがとうございました。

 優しく下ネタ&オヤジギャグを飛ばす社長さん、ピュアなイケメン、肉食系美女の3人の方々でした。明るく素敵な会社なんでしょうね。

 私は社員さんを雇ったら、とてもあんなふうに大きく構えられないのでは?と社長さんの懐の深さを思いました。私は仕事がからむと、どうしてもヤクザの親分になってしまうのです・・・。

 黒ぶちめがねは少しでも柔らかい印象にするためなのです。

 コンタクトをつけて、空手ばかりやっていたころ、あだ名はマルボウ(警視庁捜査4課)かインテリヤクザだったので。

 経営者には器というものがあります。リーダーでもそうですが、会社のブランドという下駄を履かせてもらっていますね。

 例えば、ブランド価値が相当高くて有名なソニーさんの課長がいたとします。

 会社の看板を外されたときのマネジメント能力は、ソニーの中でのマネジメント能力よりも著しく下がるといったところです。

 会社の看板がなくなれば、誰も言うことを聞かない、なんてことはよくあります。

 マネジメントできる人数もそうです。

 私は、つい、オフィスに入ると、関係するメンバーの顔色、体調などをチェックしてしまいます。習慣ですね。毎日やれても20~30人ぐらいです。それを越えるとけっこうしんどい。

 こういうことに留意すらしていないマネジャーもけっこういますけどね。ある程度、配慮できる人数というのは人によって違いますね。

 1人1人の顔色や、週末の出来事、仕事の進み具合などの波、バイオリズムのようなものに無関心な人もいます。そういう人が、マネジメントを語るのを聞くのもけっこうしんどいです。

 場には、感情の綱引きのようなものが存在しています。仕事ができるわけではない癒し系の人がいるからこそ、チームが安定していることもあります。

 チームミーティングをした時には、私はそういう癒し系の人をいじることにしています。そうすると、ミーティングの場が和むんですね。そして、みんなの安心感が生まれるんですね。

 でも、そういう資産を活かせない、ミーティングの場でも、みんながすごく緊張しているといったことがあります。そういうのを見ると、この組織は大丈夫かなあ、としんどくなります。

 リーダーが前のめりになって、あれもこれもやるんだ!と現有戦力を考えず、俺がやるからできる的なことを言うのを聞くと、絶望的な気分になります。

 あなたが先頭にたって、物事を引っ張ると、組織は疲弊して、離脱者が出まるんだよ、と思ってしまいます。離脱が出なくても、心の病気やら、メンバー間のハラスメント現象が起こります。

 前のめりに引っ張りすぎているせいだ、とはリーダーは気が付きませんね。

 私から見ると、ほとんど病気に見えてしまいますけどね・・・。

 自分が能力があることを証明したくてしたくてしょうがないからそうなっているんでは?と思います。

 ただ、私のような外部のコンサルタントがいると、かえって悪影響かもしれないと悩むこともあります。ライバル心に火がつくからです。

 だから私は、組織に入り込んだ時には、「殺気」というか、「できる気配」を消すことに腐心するのですが、なかなか怖がられてしまいますね。

 そういう時、まだまだ私は未熟だなあ、と思います。そして自己嫌悪に陥ります。

 ある意味、場の感情の形成に私も入ってしまうということですね。でも、入り込まないことには変革できないのです。これはすごいパラドクスです。

 そして、組織の中でのマネジメント不全のせいで傷つく人が出てくる。人が今、まさに傷ついている。心の病、ハラスメント、人間関係の悩みで傷ついている。私にとっては身が引き裂かれる思いです。

 売上を上げなくてはならないので、マネジメント能力の高くないリーダーの、前のめりの感覚も活用しなくてはいけない。そして、人が傷ついているのを見過ごすことにもなる。

 たまに、私がこっそりフォローしますが、それがバレると、リーダーは怒り狂うんですね。そりゃそーですよね。自分の部下が私にいろいろと相談していたら傷つきますからね・・・。

 これは、どんな組織でもありがちなパターンです。私はこういった傷にまみれているんですよね・・・。駄目なコンサルタントです。

 元々、コンサルティングの道に生きようと思ったのは、事業会社時代に、自分の周囲の人が、次々と心の病に倒れたりしたためでした。

 その原体験と同じ光景が、支援先に起きてしまう時、私は私が許せないような気持ちになってしまいます。

 心の病へのアプローチとして、エリス的アプローチと言うものがあります。結局、自分自身もクライアントの人生の多くのページに関与して、コミットして、直していかざるを得ないという考え方です。エリスについては↓でも読んでみてください。

性格は変えられない、それでも人生は変えられる―エリス博士のセルフ・セラピー性格は変えられない、それでも人生は変えられる―エリス博士のセルフ・セラピー
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 通常は、クライアントの各メンバーの人生に、そんなに関与しないというのが普通です。でも、コンサルタントをやっていて、そうはいかないことに気が付く。

 私はうまく、エリスのようにやれるだろうか。いや、うまくやろうとすること自体がエリス的ではないかもしれないですね。

 エリスの言葉で有名なものですが、

 「できるならば立派にやりたい。できるならば、愛されたい。できるならば人生は満足できるものであって欲しいと思う。でも、もしも私の思い通りにいかなかったとしても、それはとても残念ではあるが、世界の終わりというわけでもない。」

 目の前の傷つく人をサポートするために自分ができることを1つ1つやるしかないんですけどね。たとえその人々の人生に関与することになっても、やらないといけない。

 泥臭いですな・・・。いや、やはり、できればもっとスマートにやりたい、ですね。できなくても世界の終わりではないけれど。

 まあ、粛々とやるのみです。世のため、人のため。人々が幸せになるためにね。
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2009.02.07(01:26)|マネジメントコメント(0)トラックバック(0)TOP↑
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