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 論点に対する解を出し続けると、全てが一瞬で起こるようになります。

 どういうことかというと、答えが瞬間的にわかる、仮説がすぐに立つようになるということです。

 論理的な人ですね、と言われたりもしますが、確かに論理的に語る訓練もしているのですが、根本は感覚です。特に違和感を大事にしています。

 違和感をなんとなく感じる。

 そういう感覚を大事に出来るようになると、インスピレーションをロジックと結び付けられます。

 ただ、感覚ですから、間違えることもある。

 間違っていたら、素直に修正しなくてはならない。

 1つの仮説を元に、全てのストーリーを組み上げているとしたら、その仮説が間違っていたら、素直に全てを棄却しないといけません。

 私の場合、マネジメント的なものは、感覚を本当に大事にしているので、その感覚がずれると本当に大変です。

 ずれていたら、どういうふうにずれていたのか?それはなぜか?を考えないといけない。

 そして、感覚を根本から修正する。

 情報の取り方、取る方向性が間違っていたのか。真ん中に置くべきものが間違っていた、つまりどの情報を軸にするのかといった優先度のつけ方が間違っていたのか。

 私の処理にバイアスが発生していたのか。処理の中で結びつけ方を間違っていたのか。

 それをその間違いをベースにして、自分の仮説の作り方、組み方を正しにかかる。

 その作業はある意味、私の生命線だったりします。

 この前も、ちょっとはずしたみたいです。はずしたことないテーマで仮設をはずしてしまった。恥ずかしいですね・・・。

 でもまあ、はずしているのがわかってよかった。それをベースに組み換えができますから。

 自分の感覚のずれはやはり怖い。

 ロジックだけでは、議論を前に進められない。感性がないと、開拓はないんですね。

 その感性のずれは怖い。

 私は昔、感性が枯渇するのがすごく怖かったんです。

 ストーリーがひょっとして紡げなくなるんじゃないか?と思うのが怖かった。

 小説家志望の青年でしたからね。

 でも、感性は枯渇しないだろうな、というのが最近わかりつつあります。いつまでたっても感覚はみずみずしいものです。

 褒められることはうれしいし、人にイライラするし、恋に胸をときめかせたりもするし、人と話していて楽しいとも思います。

 きっと、ずっとこの感覚は枯渇しないのでしょう。そう私は信じています。

 枯渇はしないけど、ずれはする。

 そのずれを修正するのは、私の生命線ですね・・・。

 と、今日は私の恥ずかしいお話しを書きました。というか、今日も、でしょうか。

 いつもお読みいただき、ありがとうございます。

 それでは次回をお楽しみに。
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2009.03.29(23:13)|シンキングメソッドコメント(0)トラックバック(0)TOP↑
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