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> 優しいですね、と言われることが増えて
 最近、「優しいですね」といわれることが増えました。

 自分では、特に優しくなったつもりはないんですけどね・・・。

 でも、言われるということは、きっとそうなでしょう。

 たまに思うのは、この人にこういうふうにしてあげたいな、と思うことがあるということです。

 でも、その人にそういうことがしてあげられない時もある。というか、してあげられない時のほうが多い。

 そうすると、同じような状況が、別の人を前にして起こる。

 その時に、前にある人にしてあげたいと思ったことをしてあげる。そうすると、相手は喜んでくれる。というような感じでしょうか?

 でもね、ある人を前にして、こういうことをしてあげたい、と思ったときに、その人にしてあげることが一番いいんだと思うんです。それが一番自然だと思うんです。

 ただ、なかなかそれができないですね。自分が情けないです。本当に。

 この人にこういうお話しをしてあげたい、と思ったとします。でも、たまたまそういう機会がない。別の人が同じような感じ、状況だったから、そういうお話しをしてあげた。喜んでくれた。

 それはそれでよいことなんですけどね。

 優しさでなくても、情報というのは一瞬で人を変容させる可能性を秘めています。

 一緒に仕事をした人々にこんなことを伝えてあげたかったという思いはいつでもあります。だから、なるべく人には情報を伝えてあげたいなと思っています。

 自分の中で不思議な想いがしたのは、1人の人に徹底して合わせて考えた研修内容が、実は多くの人にあてはまったりもすることです。

 まあ、ターゲティング的にはよく言われることです。徹底して1人を満足させることを考えたものはヒットする、と。

 でも、あるフレームワークを1人の人のために考えて、それが実は多くの人の気づきになるというのは、なんでしょう?私が神に試されたような感じがします。

 お前は1人の人の成長を願うのか?みんなの成長を願うのか?と。

 私の持っている研修ネタは、基本的にはこれまで出会った特定の誰かを想定しています。意外でしょうか?

 私はたくさんの人をイメージするのはちょっと好きではないんです。イメージするなら徹底して1人ですね。その1人の学びになることを願って考えています。

 私がトレーニングなどで受ける人とお話しするとき、その人の中にいる学びたい人、成長したい人に向かって話しかけます。

 成長したいと願っている部分に向かって話しかけるから、バインドがかかるんですね。いわゆる前提話法。あなたは成長したい、という前提でしゃべるんです。

 成長したくない人はいないのですが、誰かが自分の成長を全面的に信じてくれることは少ないでしょうね。私は全面的に人の成長を信じます。ただ、そのせいで、成長に抵抗を持っている人は私にすごく抵抗感を示しますけどね・・・。

 私が自分でこれは自分の才能だなと思うのは人の成長を全面的に信じられるところですね。相手の素晴らしく伸びる部分を全面的に信じられる。

 私も誰かに自分の中の素晴らしい部分を見出して欲しかったりもしますが、なかなかそういう人はいません・・・。いや、優しいと言って下さる人々は、私の中の素晴らしい部分をみてくれているのかもしれません。

 ただ、優しいといわれると、照れ屋さんなので、ごまかします。良いコトを言われると、話しをながしたりしてしまいます。

 めんどくさい人ですね・・・。ごめんなさい。

 先日、あなたのお陰でこんないいことがありました、と言われたのですが、その言葉をうまく受け取れませんでしたね。照れ屋さんにもほどがあって、相手には悪いことをしたなと思っています。ごめんなさい。

 そういう褒めてくれると言うか、フォローしてくれる言葉をしっかり受け取れるといいな、と思います。優しいと言ってくれる人たちの言葉も、本当に受け取れないといけませんね。

 人に与えることばかり考えていますが、受け取ることはしっかり受け取ってあげないといけない。人の言葉を流したりしないとかね。自分がやられて嫌だったことなのに、自分でやっていることに気が付きました。

 ごめんなさい。そして、いつも読んでくれている皆様、ありがとうございます。

 今日も遅いのでもう寝ます。おやすみなさい。

 

 
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2009.04.01(01:03)|ポエムコメント(1)トラックバック(0)TOP↑
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From:  * 2009.04.03 01:03 *  * [Edit] *  top↑

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