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> たまのおよ
 たえなばたえねながらえば、しのぶることの よわりもぞする

 なんとなく、和歌が思い浮かびました。

 一応、文学部なので。

 小学生のころ、なぜだか百人一首をすべて覚えました。意味はありません。

 決してかるた選手権ようなものに出ていたわけでもありません。

 いま、思い起こすと、非常に無駄な作業でしたね。

 教養を感じさせることができるかもしれませんが、今時、そんな教養を披露する機会はないですけど。

 和歌には恋の歌が多いですね。

 貴族というか、支配階級な方々は、食べるのには困らない。そうすると、恋の悩みを、思いを歌によせて披露する。

 今の時代、誰でも恋の悩みを口に出来る。それはとても素晴らしい時代なのでしょう。

 たまのおよ たえなばたえね ながらえば しのぶることの よわりもぞする

 と冒頭に書いた歌は、まさに贅沢ですね。

 命よ、絶えるならば絶えてしまえ。あの人への想いを我慢する心が弱ってしまうと困るから。

 うーん。まあ、時代背景と、歌った人の境遇によってしか解釈できませんね。

 この歌は、式子内親王の歌です。皇女は独身でないといけないですから、恋はできませんね。お寺に身をよせたりするんです。

 でも、恋はする。そして、我慢している。そういう状況なのでしょう。

 天皇は当時の権力者ですから、皇女が誰かとできているとわかれば、仲を引き裂くのは簡単ですね。そういう色恋がばれた男子は、出世できなくなるでしょうし。

 だからヒミツの恋。みたいな感じですな。

 まあ、和歌はなんの役にも立ちません。教養とはそもそもそういうものかもしれません。たしなみですね。でも、ちょっとだけ知りたい!と思う方は↓でも読んでみてください。

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 人の恋への想いは、そんなに変わらない?かもしれないな、と思うにはいいかもしれません。

 茶のみ話しをする時のネタにはなるかもしれません。壮絶な恋の歌とその解説をさわやかにできれば、女性に「へー」と思ってもらえるかもしれません。

 私は文学部なので、神話や、和歌、伝説の類はそれなりに知っています・・・。女子との茶のみ話しにはいいでしょう。だって、他に話すことと言ったら、お仕事の話しぐらいだから。

 あとは、映画の話かな。「おとなり」見ようかな、と思ってます。麻生久美子、かわいいですからね。

 ビジネスでもコミュニケーションは大事です。スキルも大事ですが、話すネタも大事ですね。和歌をネタにするには相当詳しくならないと難しいですが、まあ、チャレンジしてみるのもいいかと。

 それでは、また。最後までお読みいただきありがとうございます。
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2009.06.06(14:15)|ポエムコメント(0)トラックバック(0)TOP↑
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