今日はシンクタンクでセミナー講師をしてきた。無事、終わったけど、終わるまで本当にドタバタとしてしまった・・・。
前日になって、資料を少し直して欲しいとの連絡があって・・・。まあ、出したのはその前の日だったのですが、どうも、主催者側のイメージと違ったようで・・・。もっと具体によって欲しいと・・・。
しょーがないので、前日はちょっと形相を変えて仕事をしてしまった。別件が入っていて、時間がとれたのが、夜の12時・・・。今から直すのか?と思いつつ。なんとか数時間必死でやって、パワーポイントのセーブをしたら・・・、
なんと!!!
「致命的なエラーが発生しました」とのメッセージが・・・
再起動したあと、ファイル開こうとしても、開かない。今、3時前・・・。あと、数時間で新幹線乗らないといけない・・・。
そのとき、コンサルティングの下積み時代を思い出しました。みんな自分のブースで作業しているのだが、Win98のSEは非常にロースペックで・・・。よく固まった。
当時はエクセルでチャートを作っていたけど、本当によく固まった・・・。固まった瞬間、みんな声を上げる。この2時間の作業が!、と。
2時間の作業なんて、たいしたこと無い、と思うかもしれませんが、意外とノッている時の2時間で、資料10枚以上いけます。下積みをしていた人は、チャート作成マシーンのようにチャートを仕上げていきます。たまに、遅い人もいますが・・・。
で、そんな下積みの記憶が鮮明に蘇るほど、衝撃の体験でした。こみあげるような怒りを感じて、パソコンの画面をパンチして、破壊して、やっぱりセミナーやめます、と言えればいいのに、と本気で考えましたが、まあ、なんとか気を取り直して、資料をモクモクと直しました。
で、メールを無事発射できました。意外と、ほぼ寝ていないのに、新幹線の中では眠れないもので。Mihimaru GTの「ツヨクツヨク」をなぜかリピートで聞きまくり、テンションを上げ、相当ハイな状況で会場のホテルへ。
そこから、2時間、アグレッシブさをほぼ忘れ去って暮らしていた私はどこへ行ったのか、相当ハイテンションにしゃべり続けた。そして、経営について、戦略について、語り続けた。ある意味、怒りがエネルギーだったのかもしれませんが・・・。
あっという間に会は終了した。運営の方は「まずまずの反応ですね」、とにこやかでした。ちょっとゆるーいテンションで暮らしている私は、講演ではハイテンションになったほうがいいかもしれません・・・。
ただ、内容を「具体に寄せる」ということに関しては、今回はできることはできましたが、コンサルタントはどの程度、具体のお話しをすべきなのか?というのに関しては少し迷いがありました。
コンサルタントとクライアントの好ましい関係はなんだろう?と思ったときに、当然、クライアントのほうが、現場で起きていることには強い。具体的なことには強くあるべき、と思うのです。当たり前ですけど。
それで、コンサルタントは外部の人間として、今の状況をクライアントに認識させるための部外者としてまず機能する。そして、理論ベースというか、概念ベースのお話しに関しては、コンサルタント側のほうが詳しいので、そこをクライアントに伝える。
そこから、クライアントの下で起こっている具体的な事象に歩み寄りつつ、クライアントの側でも、コンサルタントのいる概念側によりつつ、一緒に、望ましい現実を作り上げにいく。
そんな感じの関係が本当は理想的かな、と。まあ、コンサルタントの側が、具体に落ちていくべき、という認識のほうが、一般的かとは思います。お金を払っている側はクライアントですから。
でも、具体の事象に関して、こうすべきとか、ああすべきとか、いろいろ具体的に指示しているコンサルタントを見ると、違和感は感じます。なぜかはよくわかりません。でも、クライアントが自ら考え、実行するから、意味があるのではないかな、と思うのです。
まあ、具体的に指示したいコンサルタントの方はすればいいとは思うのですが、そしたら、自分でリスクをとってやったら?と思うのです。まあ、クライアントにいずれ移管していくために、手本を見せるタイプのコンサルティングの方もいらっしゃるとは思います。
私が概念ベースでの議論に強いせいですかね?まだ、自分の中での正しい解には達している感じではないですが、概念から具体へというコンサルタントと、具体から概念へというクライアントが結びつく、両者がハッピーな形を作ってみたいな、と思っています。
お互いに高めあえるような、いいクライアントにめぐり合えるといいなあ、と。

前日になって、資料を少し直して欲しいとの連絡があって・・・。まあ、出したのはその前の日だったのですが、どうも、主催者側のイメージと違ったようで・・・。もっと具体によって欲しいと・・・。
しょーがないので、前日はちょっと形相を変えて仕事をしてしまった。別件が入っていて、時間がとれたのが、夜の12時・・・。今から直すのか?と思いつつ。なんとか数時間必死でやって、パワーポイントのセーブをしたら・・・、
なんと!!!
「致命的なエラーが発生しました」とのメッセージが・・・
再起動したあと、ファイル開こうとしても、開かない。今、3時前・・・。あと、数時間で新幹線乗らないといけない・・・。
そのとき、コンサルティングの下積み時代を思い出しました。みんな自分のブースで作業しているのだが、Win98のSEは非常にロースペックで・・・。よく固まった。
当時はエクセルでチャートを作っていたけど、本当によく固まった・・・。固まった瞬間、みんな声を上げる。この2時間の作業が!、と。
2時間の作業なんて、たいしたこと無い、と思うかもしれませんが、意外とノッている時の2時間で、資料10枚以上いけます。下積みをしていた人は、チャート作成マシーンのようにチャートを仕上げていきます。たまに、遅い人もいますが・・・。
で、そんな下積みの記憶が鮮明に蘇るほど、衝撃の体験でした。こみあげるような怒りを感じて、パソコンの画面をパンチして、破壊して、やっぱりセミナーやめます、と言えればいいのに、と本気で考えましたが、まあ、なんとか気を取り直して、資料をモクモクと直しました。
で、メールを無事発射できました。意外と、ほぼ寝ていないのに、新幹線の中では眠れないもので。Mihimaru GTの「ツヨクツヨク」をなぜかリピートで聞きまくり、テンションを上げ、相当ハイな状況で会場のホテルへ。
そこから、2時間、アグレッシブさをほぼ忘れ去って暮らしていた私はどこへ行ったのか、相当ハイテンションにしゃべり続けた。そして、経営について、戦略について、語り続けた。ある意味、怒りがエネルギーだったのかもしれませんが・・・。
あっという間に会は終了した。運営の方は「まずまずの反応ですね」、とにこやかでした。ちょっとゆるーいテンションで暮らしている私は、講演ではハイテンションになったほうがいいかもしれません・・・。
ただ、内容を「具体に寄せる」ということに関しては、今回はできることはできましたが、コンサルタントはどの程度、具体のお話しをすべきなのか?というのに関しては少し迷いがありました。
コンサルタントとクライアントの好ましい関係はなんだろう?と思ったときに、当然、クライアントのほうが、現場で起きていることには強い。具体的なことには強くあるべき、と思うのです。当たり前ですけど。
それで、コンサルタントは外部の人間として、今の状況をクライアントに認識させるための部外者としてまず機能する。そして、理論ベースというか、概念ベースのお話しに関しては、コンサルタント側のほうが詳しいので、そこをクライアントに伝える。
そこから、クライアントの下で起こっている具体的な事象に歩み寄りつつ、クライアントの側でも、コンサルタントのいる概念側によりつつ、一緒に、望ましい現実を作り上げにいく。
そんな感じの関係が本当は理想的かな、と。まあ、コンサルタントの側が、具体に落ちていくべき、という認識のほうが、一般的かとは思います。お金を払っている側はクライアントですから。
でも、具体の事象に関して、こうすべきとか、ああすべきとか、いろいろ具体的に指示しているコンサルタントを見ると、違和感は感じます。なぜかはよくわかりません。でも、クライアントが自ら考え、実行するから、意味があるのではないかな、と思うのです。
まあ、具体的に指示したいコンサルタントの方はすればいいとは思うのですが、そしたら、自分でリスクをとってやったら?と思うのです。まあ、クライアントにいずれ移管していくために、手本を見せるタイプのコンサルティングの方もいらっしゃるとは思います。
私が概念ベースでの議論に強いせいですかね?まだ、自分の中での正しい解には達している感じではないですが、概念から具体へというコンサルタントと、具体から概念へというクライアントが結びつく、両者がハッピーな形を作ってみたいな、と思っています。
お互いに高めあえるような、いいクライアントにめぐり合えるといいなあ、と。


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