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> 商売感覚
 自宅の風呂が壊れました・・・。エコキュートに変わりましたが、費用は80万円なり・・・。すごいことです。

 私は、朝も夜もお風呂に入るのです。考え事をする時、お風呂はすごーく大事です。ぼーっとして、ずっと、問いを立てていると、答えのイメージが勝手に沸いてきます。

 難問を抱えた時は、長い風呂になります。ただ、答えは必ず出てきますけどね。

 さて、今日は、商売感覚のお話しを書こうと思います。

 自社の人は、お客さんか、業者さんと接触しますよね。これらの人たちに対して、どういう立ち位置を取るのか?はけっこう大事です。

 商売の感覚が問われますね。

 業者さんにいいようにやられてしまう人がいます。

 こういう人は、けっこう業者さんをまっとうに扱おう的に考えていることが多いです。

 まあ、こういう場合、業者さんが一枚も二枚も上手で、実は粗利を大きく取られ続けたりします。

 そのわりに、こういう人は、お客さんの下僕になってしまいます。しかも、顧客からクレームが来たりしてしまいます。

 不思議ですね。自分は業者さんに優しくしている、お客さんにも優しくしているつもりなのに、2者からいいようにやられて、収益が削られてしまう・・・。

 数式にすると:顧客>自社=業者

 といったスタンスにされてしまうのでしょうね。実質は:顧客>自社<業者になってしまう。

 逆に、業者扱いが上手い人は、顧客からも信頼されますね。業者の利益をうまく叩く。そういう人は、顧客からしっかり粗利を取りつつ、顧客から信頼される。

 数式にすると:顧客=自社>業者

 といったスタンスです。

 これ、商売の感覚としてわかっていないと、すごく困ったことになります。みんなにフェアにしようとしているのに、なんで私はこうなってしまうんだろう?と思いがちです。

 業者に表面上優しくしつつ、しっかり叩いている人を見て、本当に優しくしてしまう人がけっこういて、自社の利益を減らしている人がいます。

 かわいそうですが、このあたりの意識を変えないと、どうにもなりませんね。

 まあ、いつ気が付くのか?の問題です。

 決裁権限、収益責任を持つと、しっかりやれるようになりますけどね。でも、視点が下っ端だと、どうにも改善が難しいですね。

 自分が社長だったら、部長だったら、といった視点を持ってみることがソリューションでしょうか。

 決裁権限を持ったとしたら、どうだろう?どう業者さんや顧客と付き合えばいいのだろう?そう考えた時に、だいぶ視野が開かれるような気がします。

 最近、こういうビジネス基礎知識系のお話しが多いですね。出来る方には当たり前のことです。でも、意外と教えられない。なぜ、下の人間は自分のように考えられないのだろう?と思っている方にはいいかもしれません。

 では、今日は、この辺で。お読みいただきありがとうございます。

 次回をお楽しみに。 
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2009.06.27(11:14)|セールスコメント(0)トラックバック(0)TOP↑
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