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> ISO26000のガイドライン案をつらつら考える
 今日は、大変でしたが、そろそろ寝ます。

 うーむ。議事録つくってないが・・・。

 つくらないと、案件で何が懸案事項か忘れるが、まーしょーがない。ブログ書き終わったら、寝る。寝るのだ!そして、明日書こう。

 さて、何度か、このブログでもISOについて触れましたね・・・。まあ、ISOはマネジメントシステムだ!とみなさん主張されるんですけど、プロフィットに配慮しないマネジメントシステムなんて、意味ある?ということを何度か書いたような気がします。

 松下さんは、ISO取ってない業者さんとは取引しないという調達基準を持っているので、下請けさんは取らないといけないですよね。まあ、ISO関係者を儲けさせるためのものだなあ、と思ったりします・・・。

 まあ、抜け、漏れが発見できればそりゃ、それでいい面もあるかもしれませんね。でも、それだけのことです。

 中小企業が大きな会社と取引する時の、信頼感を得るには、いいかもしれません。しかし、必ずしもそれが業務品質を保証しないし、製品品質を保証しないのは、みんな知ってますけどね・・・。

 でもまあ、そういうことにしようよ、ISOとってれば、それなりに品質保証してるってことにしようよ、的な合意はあるので、まあ、それでいいのです。トヨタさんはISOは無駄と思っているようですけどね。

 で、その無駄を開き直っているISOが登場した!というと言いすぎな面もありますが、CSRについてのISO、ISO26000のガイドライン案が出てきました。

 まあ、本当に大人の企業向けガイドラインです。

 CSR自体、企業として、当たり前だから、やってね、特に何の証明にもならないけど、という段階のものですが、ガイドラインが出てしまうので、超大企業は取り組みをはじめざるをえません。

 でも、認証されないし、何をどこまでやればいいのかの明確化はなされていないし。素晴らしいガイドラインです。

 まあ、ROHS対応どこまで?改正ROHS対応もどこまで?みたいなもんでしょうか?グリーン調達基準にしても、何をどこまでやるんだ?的なことはよーわからんですよね。徹底しすぎてもコスト的に見合いませんが、鉛がメッキの下に入っていたらといったことまで突っ込むのか?といったお話しに近い。

 ステークホルダーエンゲージメントにしても、ステークホルダーって誰?みたいなところの規定もあるわけではないですよね。

 私はステークホルダーです、ってラベルが貼られている人間なんていないのですから・・・。

 経営企画室みたいなところで、リスクマネジメントの一環としてやるのもあるかもしれませんが、ソーシャルレピュテーションのリスクなんて、そんなに攻めのマネジメントするか?といえばしないですよね・・・。

 まーただ、ステークホルダーとして、この言葉は私は嫌いですが、「市民団体」みたいなところとお話しを企業がしたりするのは、まー、試みとしてありだし、議事録できるし、いーかな、といったことはあるのかな、と思います。

 超大企業のCSR部門は、なかなか、なにすりゃいいのか難しい面があると思うので、やってる感がある活動をするためのヒントは、ガイドライン案に書いてなくはないですな・・・。

 過去には、公害を起こした企業活動も確かにあり、害を撒き散らす可能性は企業活動は秘めている、だから、それの予防策は常にすべきで、その新たな視点を発見するためには、CSRはそりゃ、いーと言えばいい面もある。

 でもまあ、超大企業以外対応している暇なんてないでしょうけどね。いまのところ・・・。

 と、あんまりこのあたりの話題は興味がない人が多いかもしれませんが、意外と今後のビジネスに影響してくるかもしれないと思いますので、知っておくのはよいのではないでしょうか?

 それでは次回をお楽しみに・・・。
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2009.10.09(22:47)|ソーシャルコメント(0)トラックバック(0)TOP↑
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