一応、コンサルティングで伝統的に使われている思考の方法だと思います。
別にたいしたことではありません。
大きなところから、ロジックツリーで細かく分けていく。分けたものを統合していく。その時に、大体、3レイヤに分けると、なんとなくわかりやすかったりする。
のっけから意味不明な感じなので、もう少し具体的に説明してみます・・・。
例えば、昔、大前研一さんが、「インビジブルコンティネント」という本を書きましたね。あの本では4つのレイヤに経済活動を分けています。↓です。
「実体経済の空間」「ボーダレス経済の空間」「サイバー経済の空間」「マルチプル経済の空間」の4つですね。
「実体経済の空間」は実際に交換がモノとお金が人の手で交換されているレイヤ。
「ボーダレス経済の空間」は国境を越えた交換、などなど。
アービトラージの丁寧な説明が出てきて、積極的意味合いが出てきます。
アービトラージが効かない、「WEB2.0の罠」とか、今言われていることへの示唆も、この時点で曖昧ながら書いています・・・。まあ、当たり前のことです。
興味ある人は読んでみてください。今でも充分通じる内容だと思います。
一言で言うと、物事を上下ある階層に分けて考えることです。
人の行動は、マクロ経済の情勢の影響も受けますよね。でも、自分が今もっているお金の制約も受けるんです。
思いつきで、また例示すると、情報システム組む時に3レイヤで考えますよね?
プレゼンテーションレイヤと、アプリケーションレイヤと、データレイヤの3つです。
人が実際に見るところ、まあ、クライアント/サーバでいうと、クライアントのところ。そこでは、どう表現するか?の機能が担われていて。実際に人が接してみるところです。そこで、入出力が行われる。
で、アプリケーションのレイヤは、実際に処理が行われているところ。なんらかの要求がプレゼンテーションのレイヤからやってきて、データのレイヤとつき合わせて処理を行い、結果を返すんですね。
最後がデータのレイヤで。データがあるところです。この3つのレイヤに分けて物事を考えると、システムは非常に分かりやすい。
で、当然、全体としては?という論点も考えなくてはいけませんが、とりあえず分けてみることです。
例えば、今、貧困にあえぐ人がいて、その人々の貧困にどう処していけばいいのか?という論点があったとします。
一番大きなレイヤは、社会システムかもしれません。ここの議論では、そもそも資本主義が悪いのでは?的なことも論点に上がりますね。でまあ、このシステム的なものに関する解もありますよね。
そして、中間的な部分、企業活動の中での論点があるかもしれない。
そして、最後は個人レベルの活動でなんとかできる論点があるかもしれない。
これぐらいの階層に分けて考えた時に、階層ごとに解があるかもしれません。一応、資本主義は解体すべきという解が出てくるかもしれません。でもまあ、実行可能性があるかは別ですけどね。
中間的な部分では、企業レベルのCSRで低所得者に対する活動をすべきという解があるかもしれません。
そして、個人レベルでは、貧困者に豊かな個人がお金を出すべきという解があるかもしれません。
一番高いレイヤでの解を実行するには、けっこう大変だったりしますが、その解が正しいけれどもこういう制約で実行できないということがわかった上で、下位のレイヤのことを考えると、また違った解になってくる。
レイヤを完全に別立てで考える思考と、関係性を一生懸命解きほぐそうとする思考と両方をやってみると、非常に深い理解に至ります。
とっても若い頃、コンサルティングに入った頃に、この思考法に出会い、非常に衝撃を受けました。まあ、システム系の人には当たり前かもしれないし、オブジェクト指向の考え方では当たり前かもしれません。
でも、思考法ブーム、仕事術ブームが過ぎ去ってしまった最近はこんな思考は流行しないのかもしれませんし、一般で継承はされないとは思います。難しすぎますね・・・。
まあ、こういう考え方を本当はしているけど、クライアントミーティングでは、そうと気づかれないような会議のリードの仕方ができることがコンサルタントとしては大事なんじゃないか?と思います。
自分の目線に相手を合せさせてもね・・・。クライアントの目線に合わせることが大事ですから。
もうちょっとわかりやすく書きたかったですが、今日のところは少し意味不明な感じで。もう少しわかるように書ける機会があれば、書こうと思いますので・・・。
それでは次回をお楽しみに。
別にたいしたことではありません。
大きなところから、ロジックツリーで細かく分けていく。分けたものを統合していく。その時に、大体、3レイヤに分けると、なんとなくわかりやすかったりする。
のっけから意味不明な感じなので、もう少し具体的に説明してみます・・・。
例えば、昔、大前研一さんが、「インビジブルコンティネント」という本を書きましたね。あの本では4つのレイヤに経済活動を分けています。↓です。
![]() | 大前研一「新・資本論」―見えない経済大陸へ挑む (2001/10) 大前 研一 商品詳細を見る |
「実体経済の空間」「ボーダレス経済の空間」「サイバー経済の空間」「マルチプル経済の空間」の4つですね。
「実体経済の空間」は実際に交換がモノとお金が人の手で交換されているレイヤ。
「ボーダレス経済の空間」は国境を越えた交換、などなど。
アービトラージの丁寧な説明が出てきて、積極的意味合いが出てきます。
アービトラージが効かない、「WEB2.0の罠」とか、今言われていることへの示唆も、この時点で曖昧ながら書いています・・・。まあ、当たり前のことです。
興味ある人は読んでみてください。今でも充分通じる内容だと思います。
一言で言うと、物事を上下ある階層に分けて考えることです。
人の行動は、マクロ経済の情勢の影響も受けますよね。でも、自分が今もっているお金の制約も受けるんです。
思いつきで、また例示すると、情報システム組む時に3レイヤで考えますよね?
プレゼンテーションレイヤと、アプリケーションレイヤと、データレイヤの3つです。
人が実際に見るところ、まあ、クライアント/サーバでいうと、クライアントのところ。そこでは、どう表現するか?の機能が担われていて。実際に人が接してみるところです。そこで、入出力が行われる。
で、アプリケーションのレイヤは、実際に処理が行われているところ。なんらかの要求がプレゼンテーションのレイヤからやってきて、データのレイヤとつき合わせて処理を行い、結果を返すんですね。
最後がデータのレイヤで。データがあるところです。この3つのレイヤに分けて物事を考えると、システムは非常に分かりやすい。
で、当然、全体としては?という論点も考えなくてはいけませんが、とりあえず分けてみることです。
例えば、今、貧困にあえぐ人がいて、その人々の貧困にどう処していけばいいのか?という論点があったとします。
一番大きなレイヤは、社会システムかもしれません。ここの議論では、そもそも資本主義が悪いのでは?的なことも論点に上がりますね。でまあ、このシステム的なものに関する解もありますよね。
そして、中間的な部分、企業活動の中での論点があるかもしれない。
そして、最後は個人レベルの活動でなんとかできる論点があるかもしれない。
これぐらいの階層に分けて考えた時に、階層ごとに解があるかもしれません。一応、資本主義は解体すべきという解が出てくるかもしれません。でもまあ、実行可能性があるかは別ですけどね。
中間的な部分では、企業レベルのCSRで低所得者に対する活動をすべきという解があるかもしれません。
そして、個人レベルでは、貧困者に豊かな個人がお金を出すべきという解があるかもしれません。
一番高いレイヤでの解を実行するには、けっこう大変だったりしますが、その解が正しいけれどもこういう制約で実行できないということがわかった上で、下位のレイヤのことを考えると、また違った解になってくる。
レイヤを完全に別立てで考える思考と、関係性を一生懸命解きほぐそうとする思考と両方をやってみると、非常に深い理解に至ります。
とっても若い頃、コンサルティングに入った頃に、この思考法に出会い、非常に衝撃を受けました。まあ、システム系の人には当たり前かもしれないし、オブジェクト指向の考え方では当たり前かもしれません。
でも、思考法ブーム、仕事術ブームが過ぎ去ってしまった最近はこんな思考は流行しないのかもしれませんし、一般で継承はされないとは思います。難しすぎますね・・・。
まあ、こういう考え方を本当はしているけど、クライアントミーティングでは、そうと気づかれないような会議のリードの仕方ができることがコンサルタントとしては大事なんじゃないか?と思います。
自分の目線に相手を合せさせてもね・・・。クライアントの目線に合わせることが大事ですから。
もうちょっとわかりやすく書きたかったですが、今日のところは少し意味不明な感じで。もう少しわかるように書ける機会があれば、書こうと思いますので・・・。
それでは次回をお楽しみに。
- 関連記事
-
- お風呂で勉強、お風呂でイメージトレーニング (2009/11/08)
- レイヤ思考を考える (2009/10/11)
- ゼロベース思考を考える (2009/10/03)
スポンサーサイト