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インサイト100セミナー
> 差別、偏見について思うこと
 ちょっと、先月末にやったセミナーのフォローができてません。ごめんなさい。

 アサーティブについてメールで解説と言っていたのですが、まだできていません・・・。今月末には、なんとか、フォローメールを送ろうと思います。しばしお待ち下さい。

 来週は、ちょっとだけ手があきます。そこで、なんとかします。

 さて、ホノルルマラソンに行こうと画策中なのですが、どう考えても契約期間中のお客さんからブーイングがくるような気がする。それまでに圧倒的な結果を出していれば文句を言われないかな・・・。圧倒的な結果を出すには?という問いに答えないと。

 さて、今日は差別や偏見についてちょっとだけ思うことを書きます。

 まあ、いま、多少、繊細な業界の仕事をしています。そう、あの業界です。

 周囲の人々に聞くと、やめておけ、あそこは○○組が、とか、ノースコリアが、とか、伝統的に差別を受けてきた人々とか、そういう集団に近いところがからんでいる・・・、もう、都市伝説か?と思うほど、いろいろな名前が出てきます。

 確かに、そういう面もあるのでしょう。

 でも、そういう人たちを見たことがあって、実際にひどい目にあった人なら言ってもいいかもしれませんが、見たことない人はいっちゃだめなような気がします。

 差別の発生って、ある集団にラベルを貼ることからはじまると思います。本人たちにとって、思わしくないラベルが貼られる。

 そのラベルには、いろいろなキーワードが関連付けられます。

 昔なら、ケガレテいるとか。イヤシイ仕事をしているとか。

 今でも、水商売という言葉があるように、人は職業に貴賎をつけたがりますよね・・・。悲しき性です。

 確かに、ある業界では、競合の仕事をまくっただけで、土下座しろ!ということも、確かにあるかもしれません。これまでの取り分をよこせ!というお話しもあるかもしれません。市の職員が施設を作るお話しを業者さんに持っていって、リベートがあることもありますよね。そして、それが止まって、事件に!といったこともあるかもしれません。

 そういう業界でも、まっとうな経営者の思いとしては、上場して業界全体の地位を上げたいというのもあるでしょう。

 吉本興業が上場したときも、そういうお話しありましたよね。任天堂の人も言ってましたが、20年ぐらい前は、ゲームは不良がやるものという認識がすごくあって。ゲーム業界の地位も低かった。

 ゲームセンターは未だに風営法管轄ですけどね・・・。

 ゲームセンター系と言ってもいいかもしれない、セガさんも上場していて。任天堂はいまや、世界トップクラスの評価を受ける企業へと成長してしまって。

 個人が嫌いで、本人に思わしくないラベルを貼って、集団でそのラベルを共通認識としたら、いじめですよね。もろにいじめです。

 それをある集団に対して、本人に思わしくないラベルを貼って、より大きな集団の共通認識としたら、差別という概念に広がるのでは?と思ったりもします。

 もしも、小さな集団が、大きな集団に勝手なラベリングをしたら、その小さな集団は反社会的勢力になる。カルトとか、宗教はそういう感じでしょうね。

 ヤクザは、どちらかというと、小さな集団が自分たちに特殊なラベルを貼るということと、社会がその集団にラベルを貼っているのと、両方があるように思います。

 まとめっぽく書きますと、複数の集団があって、集団の大小があって、外部のラベリングのお話しと、内部のラベリングのお話しがあって、ラベリングされた側にとって、たいていは小さい側の集団ですが、その小さい集団にとって、その認識は思わしいか、思わしくないか?というお話しになりそうに思います。

 その上で、集団に適用したラベルと関連付けられた言葉は、その集団に属する個人に、その個人の意思に反して適用される。

 そういうの、差別ですよね。

 単に、個人を個人が嫌うというお話しではなくて、差別は集団がからんでくるお話しなんだと思います。

 個人として、あいつ嫌い、と思っている分にはかまわんでしょう。集団に認識を広げ、統一見解とした時点で「いじめ」ですけど。

 嫌い、と口にしないことって大事な気もします。その当人がいない前で誰かとそういうことを口にするのは、よくないですよね。きっと。

 と、あんまりきれいな理屈じゃないですけど、こういう感じだと思います。

 では、このへんで。次回をお楽しみに。

 
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2009.10.23(17:02)|セミナーコメント(0)トラックバック(0)TOP↑
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