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インサイト100ビジネスシステム
> ビジネスシステムとは・・・(その2)
 ビジネスシステムの説明の途中でしたね。

 チームメンバー全員が、必ずしも期待されたレベルの業務を自分の判断で遂行できるほど優秀ではないということを前提とすると、決め事を作ってその決め事にしたがってもらうほうが、メンバーの判断に従うよりも業務のレベルを向上させることができる、だから決め事を作って、ビジネスシステムを作っていくんですね。

 当然、会社が回っていくということの、属人性を排除したいという思いからもシステム化が起きるでしょうけどね。

 しかし、今の組織のメンバーのできることや考え方を無視して、システム化はできませんね。経営者はこういった幻想を抱きがちで、システムコンサルティングの会社に騙される経営者が後を絶たないのは、そういった経営者の気持ちを、システムコンサルティングの人々がうまーくくすぐるからでしょうね。

 もしも、個々人が常にある目的のもとに最高の判断ができたら、決め事がほとんどなくても、回るし、いい結果がもたらされるでしょうけどね。 
 
 この前は、こういったことを書いたんでしたね。長くてごめんなさい。

 事業会社時代、システムコンサルティング会社に大金を払った(ちょっとびっくりするぐらい)業務改革プロジェクトに参加しました。最悪でした・・・。

 根本は、現在のスタッフが関係ない形で回るようなシステムを作りたい、という経営者の誤った認識が問題だったんですけどね・・・。システムコンサルティング側のメンバーも、そのプロジェクトがあまり有意義ではないことを相当しっかり認識していましたね・・・。

 じゃ、社長にそう言えよ!と思いましたが・・・。まあ、言えない気持ちはよくわかります・・・。

 個人商店のようにやってきた社長さんは、内部環境=自分、という認識が大きいですので、社員なんて眼中にない人もけっこういますね・・・。もしくは、社員が足を引っ張っているからうまくいかない、と本気で思っている人も多いと思います。

 そういう社長さんは、ランチェスターが大好きだったりしますね。外部環境ばっかり見る。そして、1人で踊り続ける。そして、踊れなくなった時、会社も止まる・・・。
 
 個人商店でやる分には、確かに内部環境を無視して、意識を外部環境にフォーカスしてやっていくほうが、儲かるように思います。自分を弱者に見立てて、周囲に戦いを挑んでいくイメージですね。ブローカー的というか、フィクサー的というか、そういう感じの社長さんに多い考え方だと思います。

 ただ、数人しかいないにしても、部下はクタクタ。儲かってきたから人数を増やそうと思っても、一定人数以上になかなかならない・・・。末端の社員が定着してくれない・・・。

 じゃあ、情報システム入れればいいんだろ!と思い、システム投資をしたけれど、あれ、状況が変わってない?いやむしろ悪い?あれ、お金がない・・・。みたいな状況になりがちですね・・・。

 属人ベースで効率的にまわっていない業務を、そのままシステム化してもまわるわけないですよね・・・。かといって、システムコンサルティング会社に業務分析からやってもらっても、本当に今いる人に合ったものを作れるか不透明だし、べらぼうなお金がかかるし。

 ある程度、小規模のうちからビジネスシステムをしっかり作る、ということができないと会社を大きくするのは難しいですね。瞬間風速で成長しても、必ずひずみが出ます。

 私がいた事業会社では、円形脱毛になる人、ヘルペスが悪化する人、鬱になる人・・・。相当すごい状況が入社当初にありました。大変でしたよ・・・。

 じゃあ、どうすればいいんだよ!と言うかも知れません。まず、どうしたいか?が大事だと思います。

 自分が踊り続けるのが好きで、自分の代で会社を終わらせるつもりで、社員で、自分についてきてくれたやつには、商売をたたむ時に、退職金やればいいだろ、と思っている人は特にビジネスシステムについて考える意味はありません・・・。

 そういう人は、外部環境重視型の戦略を考えるだけでいいと思います。内部環境は無視してやり続けてください。

 でも、自分も踊れなくなるし、そうなっても、扱ってる商品とかをもっと広げて行きたいし、取引先にも迷惑かけたくないし、社員も大事だし、というように思うのであれば、内部環境と外部環境が調和していく形で、戦略を作って、実行していくことが大事でしょうね。

 という普通のお話しに落ちるのですが、具体でどう考える?は、長くなりすぎたので、また今度書きますね・・・。お楽しみに・・・。

 

          


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2007.11.27(09:54)|ビジネスシステムコメント(0)トラックバック(0)TOP↑
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・先人の知恵に対する敬意を払い、学び続けること。ナレッジの自己への入力量が自身の考える能力を向上させ、社会のナレッジ量を増加させることを知ること

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・ビジネスナレッジの偏在を利用する悪貨たる企業を駆逐する良貨たらんとすること。そのために偏在を利用する企業以上のマーケティング力を持つこと。そして、提供したナレッジに見合った対価をクライアントから頂き収益を上げ、成長していくこと

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