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インサイト100ポエム
> 明けまして
 明けまして、おめでとうございます。

 もう、正月三ヶ日が終わろうとしております。今年は、お休みが少ないですね。

 私のほうは、今年のテーマは何にしよう?とぼーっと考えつつ、仕事しつつ、今に至ります。

 今年のテーマは「人間兵器」にしようかなあ、とか、いろいろとあほなことを考えています。初夢はすごく不思議な夢でした。車でいろいろと行く夢だったのですが、まあ、内容は恥ずかしいので秘密です。

 そういえば、いろんな会社があちこちで廃業していますね。これは、いいことです。必ずしも、会社が経営をやめることは悪いことではないのです。産業構造が変わりゆく中で、役割を終えた会社は、業務を終了し、新たな会社が新たな役割を担うという新陳代謝は必要です。

 だって、もしも、人間がひとりも死ななかったら、天寿を全うしないで生き続けたら、ちょっとホラーな世界が待っていますよね。寿命があるからこそ、生きることが尊いのですね。一瞬一瞬を一生懸命に生きられるのです。

 もしも、会社が潰れるということがなかったら、一生懸命に経営やりませんよね。

 そうすると、企業がいろいろと活動することで、社会に価値を生み出すシステムなので、社会システムが成立しなくなりますね。停滞がはじまります。より便利になったり、よりハッピーになったりということが、なくなってしまうでしょう。もしくは、今より効率が下がりますね。

 資本主義というシステムはそれなりに合理的だから、みんながハッピーに生きるのに、合理的だから選択されているのですね・・・。

 さて、そういえばいい本を読みました。Twitter上でもさかんにみんなが良い本だ!と言っていますが、「世論の曲解」です。

世論の曲解 なぜ自民党は大敗したのか (光文社新書)世論の曲解 なぜ自民党は大敗したのか (光文社新書)
(2009/12/16)
菅原琢

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 これ、非常にまともな本です。

 自民党が大敗しましたが、小泉政権以降の、有権者の投票行動の読み間違いを自民党をはじめとしたマスコミ関係者、有識者がやっている、ということが書いてあります。というか、これぐらいのことは、議員秘書に分析機能があってもいいと思うんですよね。

 もしくは、党の方針を考える際の、スタッフ部門みたいなところが、こういう分析をちゃんとすべきです。そして、方向性をしっかり考えるべきです。

 詳しくは、読んでください。気が向いたらサマリー書いて、IN!にアップします。

 でですね、独立してみて何が嫌か?と言えば、データが集まってくる仕組みをしっかり作らないといけないことですね。コンサルティング会社にいれば、データは自然に集まり、シェアする仕組みができています。

 それをゼロから作るのは、本当に大変。大手にいる知人にいろいろと聞いたりしないといけないのは、ディスアドバンテージです。

 情報は集めれば集めるほど、価値を産むので、規模の経済がすごく働きます。テレコン契約したり、MDB契約するという手段はありますが、かといって、検索して調べてまとめるのは時間がかかります。大きいとそういう業界情報に疎くならないので、ある意味、楽といえば楽ですね。

 独立当初、シンクタンク的なこともやろうか、と考えていたのですが、そんなことにはとても手が回らないですね。データは必要でしょうけど、意外とデータを本当に必要としているところは少なく、稟議的にとか、やってる感を出すためにやったりと、あまり本質的な仕事ではない場合が多いのです。

 なので、私の性には合わない。ただ、そういうのがちゃんとあると、大きな方向性を間違わないということがあります。新聞に出ていることとかは、間違いがすごく多いのです・・・。

 というのを思い出させるような本でした。「世論の曲解」ですね。

世論の曲解 なぜ自民党は大敗したのか (光文社新書)世論の曲解 なぜ自民党は大敗したのか (光文社新書)
(2009/12/16)
菅原琢

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 こういう分析をやってくれる部隊が自分の配下にいると、すごーく楽です。コンサルティングだと、下っ端のアナリストがこういうことをやったりします。

 あんまり新年ぽくない内容ですね。

 2010をちょっと予測する、は1月中にはやります。

 あと、2010は、秘密な活動をいっぱいしようと思います。事業の仕込みをたくさんしようと思いますので、来年、再来年に公開できるものも出てくると思いますので、しばしお待ちを。

 では、今日はこのあたりで。みなさん、おやすみなさいませ。
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2010.01.03(21:48)|ポエムコメント(0)トラックバック(0)TOP↑
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