自社サイトの改訂がようやく完了しました。http://taii.jp/です。今後3年間の大筋のメッセージはこんな感じです。
Twitterは面白いです。200人ぐらいフォローしていますが、いろんな人がいて、おもしろいなー、と。まだやっていない人は始めてみてください。これからのマーケティングコミュニケーションを知る上でもすごく重要です。
私は、思ったことを適当につぶやきます。仕事でイライラしたことをきっかけに考えたことをポストしたりします。
で、今日のポストが少し面白かったので、解説します。自分で書いておいて、面白いというとなんですが・・・。
人は、新しい体系に出会っても、既知のものに置き換えてしまいます。言葉は既に手垢にまみれています。その手垢にまみれた言葉で説明しても、なかなか伝わらない。だから、常用とは微妙にずらした表現をキーにして、新しい体系として受け止めてもらうんです。
で、哲学書とかが、すごーく難しい言葉を使ったりしますよね。Twitterのタイムライン論で、「微分・積分」という言葉を使ったりしています。
それはなぜか?というと、既存の言葉で説明すると、「わかった!」と既存のものに置き換えて理解したつもりになって終了してしまうのです。
俗に言う、「わかったつもり!」というやつですね。
研修をやっていて、この人は受け取れないなーと思う人は、「これは、こういうことだよね」と言う人。いや、あなたの既知の体系の中にはありません、とも言えないので、「そうです」ぐらいに言っておきますが、こういう人は受け取れません。
人の認識領域は、意外と狭い。既知の体系しか、外部に見ていないのです。
知らないものは目に入らない。わからない。わかったつもり、みたつもりになるだけです。
これは恐ろしいことです。
人は、よっぽど意識してないと、既知の体系の中に押し込められてしまうということです。
経営者は、だからコンサルタントと言われる人たちを使ったりもします。第三者が言うことから、自分を知ろうとするのですね。
自分の問題点を指摘してくれる人はなかなかいませんから・・・。
あと、マネジメントに関する知見を7つポストしました。いっぱいRTしている人がいたので、きっとなにか感じるものがあったのでしょう。
①経営者の心の課題は意思決定に出る。自分ができる!という証明のための意思決定をする経営者もいる。何かを決めた時、それが自分ができること、部下ができないことの証明になっていないか、注意深く観察してみることだ。意外なことがわかるかもしれない。
②組織の実行力を問題にするとき、必ず自分のマネジメント能力の欠如を疑うことが望ましい。部下ができないと人に言ってしまっていたら要注意。それは自分のマネジメント能力のなさを外部に宣伝しているのだ。
③人を入れ換えても残念ながら人の問題は解決しない。どこまでも同じ課題が経営者について回る。新しく入ってきた人で作った組織も同じ課題に陥る。それはあなたの課題だからだ。
④ではどうすればいいのか。まずは全員の社員と向き合うこと。真剣に向き合うこと。そして成長を信じること。それ以外に実行力のあるあなたのチームを作る方法はない。社員の成長に意識をフォーカスできれば、社員の成長がはじまる。
⑤ただ、あんまり傾聴技法などの技術論に走らないことをおすすめする。技術は心が伴わないと使えない。なぜ、傾聴をするといいと言われるのか?それがわかっていれば傾聴技法なんていらない。
⑥結局、組織を作るのは擬似家族を作ることに他ならない。母の無償の愛と家父長的リーダーシップ、兄貴分、弟分、そういった役割を皆が演じているというふうに組織を捉えるといろいろなことがわかるかもしれない。
⑦何かができない時、メンバーのせいにしたくなったら、その自分の心を見つめて欲しい。リーダーであるあなたが部下をマネジメントする能力がないからできないのだ。間違っても自分の成長を選ばず、部下をクビにして解決するような方向性は選ばないで欲しい。
この7つのポストが分かる人は、マネジメント能力がある人だと思います。これを見て、「そんなことないんだよ、ばかばっかりなんだよ」と思った人は相当危険です。
結局、教育をして、しっかりとした信頼関係を社員を結べない経営者の会社は大きくなりません。絶対大きくなりません。マーケティングがものすごくできても、どうにもなりません。人がいないことで、サービス提供できずに商機を逃します。
サラリーマン経験なんてあっても意味ないのでは?と私は思ったりしますが、唯一役立つものがあるとすれば、「組織」のなんたるか、がなんとなくわかることだと思います。
大きい組織にいると、組織内でのいいリーダーと悪いリーダーがよーくわかるようになります。自分がいいメンバーであるかは別にして。それはすぐわかります。
大きな組織にいた人がリーダーになると、こういう部分のケアはお上手だったりします。
今日は、多少、まじめなことを書きましたね。それでは次回をお楽しみに。
Twitterは面白いです。200人ぐらいフォローしていますが、いろんな人がいて、おもしろいなー、と。まだやっていない人は始めてみてください。これからのマーケティングコミュニケーションを知る上でもすごく重要です。
私は、思ったことを適当につぶやきます。仕事でイライラしたことをきっかけに考えたことをポストしたりします。
で、今日のポストが少し面白かったので、解説します。自分で書いておいて、面白いというとなんですが・・・。
人は、新しい体系に出会っても、既知のものに置き換えてしまいます。言葉は既に手垢にまみれています。その手垢にまみれた言葉で説明しても、なかなか伝わらない。だから、常用とは微妙にずらした表現をキーにして、新しい体系として受け止めてもらうんです。
で、哲学書とかが、すごーく難しい言葉を使ったりしますよね。Twitterのタイムライン論で、「微分・積分」という言葉を使ったりしています。
それはなぜか?というと、既存の言葉で説明すると、「わかった!」と既存のものに置き換えて理解したつもりになって終了してしまうのです。
俗に言う、「わかったつもり!」というやつですね。
研修をやっていて、この人は受け取れないなーと思う人は、「これは、こういうことだよね」と言う人。いや、あなたの既知の体系の中にはありません、とも言えないので、「そうです」ぐらいに言っておきますが、こういう人は受け取れません。
人の認識領域は、意外と狭い。既知の体系しか、外部に見ていないのです。
知らないものは目に入らない。わからない。わかったつもり、みたつもりになるだけです。
これは恐ろしいことです。
人は、よっぽど意識してないと、既知の体系の中に押し込められてしまうということです。
経営者は、だからコンサルタントと言われる人たちを使ったりもします。第三者が言うことから、自分を知ろうとするのですね。
自分の問題点を指摘してくれる人はなかなかいませんから・・・。
あと、マネジメントに関する知見を7つポストしました。いっぱいRTしている人がいたので、きっとなにか感じるものがあったのでしょう。
①経営者の心の課題は意思決定に出る。自分ができる!という証明のための意思決定をする経営者もいる。何かを決めた時、それが自分ができること、部下ができないことの証明になっていないか、注意深く観察してみることだ。意外なことがわかるかもしれない。
②組織の実行力を問題にするとき、必ず自分のマネジメント能力の欠如を疑うことが望ましい。部下ができないと人に言ってしまっていたら要注意。それは自分のマネジメント能力のなさを外部に宣伝しているのだ。
③人を入れ換えても残念ながら人の問題は解決しない。どこまでも同じ課題が経営者について回る。新しく入ってきた人で作った組織も同じ課題に陥る。それはあなたの課題だからだ。
④ではどうすればいいのか。まずは全員の社員と向き合うこと。真剣に向き合うこと。そして成長を信じること。それ以外に実行力のあるあなたのチームを作る方法はない。社員の成長に意識をフォーカスできれば、社員の成長がはじまる。
⑤ただ、あんまり傾聴技法などの技術論に走らないことをおすすめする。技術は心が伴わないと使えない。なぜ、傾聴をするといいと言われるのか?それがわかっていれば傾聴技法なんていらない。
⑥結局、組織を作るのは擬似家族を作ることに他ならない。母の無償の愛と家父長的リーダーシップ、兄貴分、弟分、そういった役割を皆が演じているというふうに組織を捉えるといろいろなことがわかるかもしれない。
⑦何かができない時、メンバーのせいにしたくなったら、その自分の心を見つめて欲しい。リーダーであるあなたが部下をマネジメントする能力がないからできないのだ。間違っても自分の成長を選ばず、部下をクビにして解決するような方向性は選ばないで欲しい。
この7つのポストが分かる人は、マネジメント能力がある人だと思います。これを見て、「そんなことないんだよ、ばかばっかりなんだよ」と思った人は相当危険です。
結局、教育をして、しっかりとした信頼関係を社員を結べない経営者の会社は大きくなりません。絶対大きくなりません。マーケティングがものすごくできても、どうにもなりません。人がいないことで、サービス提供できずに商機を逃します。
サラリーマン経験なんてあっても意味ないのでは?と私は思ったりしますが、唯一役立つものがあるとすれば、「組織」のなんたるか、がなんとなくわかることだと思います。
大きい組織にいると、組織内でのいいリーダーと悪いリーダーがよーくわかるようになります。自分がいいメンバーであるかは別にして。それはすぐわかります。
大きな組織にいた人がリーダーになると、こういう部分のケアはお上手だったりします。
今日は、多少、まじめなことを書きましたね。それでは次回をお楽しみに。
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