もはや、やることで溢れている今日、この頃。ふらふらです。まあ、しょうがないですが。
自分で企画していたことの優先度は下げざるを得ないのが、ちょっとしんどいですけどね。
さて、セールス向けの教材を3月中旬に出します、と言ってましたが、ちょっと、準備が進んでいません。予約していただいた皆様、本当に申し訳ありません。
4月下旬には準備ができると思いますので、もう少々お待ち下さい。
さて、今日は組織の中での身の振り方、仕事の仕方のお話しです。先日、Tweetしました。
①仕事に真剣な人間はサラリーマンだとすごく少ない。本気でやろうとすると、ぶつかることが多い。本気でやってて、ぶつからないのは人間関係を作るのがものすごくうまい。ぶつかる時の勝敗は、会社でのプレゼンスに依存する。自分が主流だと信じられる幸せな人は強い。
②サラリーマンはぶつかったりすると、異動という結果が待っていることが多い。まあ私もぶつかって異動というのはあった。大企業だと島流しのようなものもある。より責任が重いところに異動というのもある。責任が重い仕事をやると、気が滅入って病になることもあって、俗に「つぶれる」という状況になる
③仕事でも、「成果があがるわけねーだろ」というような環境で、無理難題をやるというミッションが、人をつぶす仕事だ。成果を出してしまえば、誰も文句は言えないが周囲の協力環境がないとなかなか成果を出すのは難しい。日々のコミュニケーションが効いてきてしまう。誰も沈む船に乗りたくない
④一旦、「沈む船」の認定をもらうと、助ける人は滅多にいない。ただ、こういう時に助けてくれる人はありがたいが、聖人君子ではないので思惑は当然ある。純粋な好意でない場合も多々ある。利害関係がある相手が好意的だったら、その人の思惑もある程度あたりをつけておく必要はある。
⑤こういうことは面倒ではあるが、それぞれのキーとなる人間を味方にした形を作れるか?も調整力。本質的に意味があるのか?社外で使えないじゃないか?と思うかもしれないが、「提案」は相手の思惑を捉え、相手がYesと言える提案をすべきという意味では社外でも役に立つ。
書いたままですが、多少解説をします。
サラリーマンはコミュニケーションが大事だ、と言いますが、調整を自分でやるようになると、本当にめんどうくさいですね。そして、サラリーマンの特徴として、どこまで真剣にやるか?はその人次第というのがあります。人を本当に真剣にさせることができれば、それはすごいリーダーシップなのです。
しかし、本気でやっている人は、面倒な人、からむと仕事をすごくせざるを得ない人、と思われます。それはプラス評価ではないことが多い。
当然、経営者から見たら、仕事を真剣に遂行する人間は必要です。でも、すぐに息切れするような真剣さはいらないし、他の人間の生産性を下げる、リテンションを下げる人間は要りません。
このあたりのさじ加減を踏まえて、うまく立ち回りつつ、仕事の遂行に向かうことはすごく大事です。
当然、求められる技能も問題になります。別に真剣でなくても、技能レベルが異様に高ければそれでいいのです。ちょこっとやるだけでできてしまう人は、真剣でなくてもいいのです。
で、真剣に協力を求めて、生返事にやらない人に対して、どう動かすのか?褒めてすかして、の手段が取れる人はぶつかりませんが、まあ、器用でない人はぶつかったりする。
そうすると、仕事がしにくくなる。
すると、上の人間としては、この2人は相性が悪いな、とか、こいつはぶつかるから面倒なやつだな、と思います。マネジメントとしては、対策を打たなくてはなりません。
そうすると、こいつは、ここでは無理となると異動になったりします。
小さい会社には異動がないので、コミュニケーションで失敗すると退職となったりもしますね。人間関係の構築能力は、気持ちよく働ける職場には必要ではあります。ボスが優秀であれば、未然にそういう事態を防ぎますが、そういうことはなかなか期待できません。
でまあ、仕事に真剣で、ぶつかったりする人は、つぶれるような仕事をとりあえずどれほどのもんかやらせてみるか、となることもあります。
新規専管営業なんて、まさにそんなストレスフルな仕事です。アップサイドがないとやる気にはならないですね・・・。経営者が新規事業をやって、営業をやれるのはアップサイドを全部取っていけるからでしょう。じゃないとあんなストレスには勝てません。
コンサルティングはアップサイドすらないので、そこをモチベーションにしてはやれませんけどね。
で、サラリーマンだと仕事をやる上で、他部門、他人の協力は必須です。そのリソースを使うのに、自分の中で抵抗があったり、使われる側が協力的でないと、やるのは無理ですね。協力を引き出す力。それは1つの能力です。
ただ、人とぶつかった人に協力する酔狂な人間はいるか?というとあまりいません。ぶつかった相手がメインストリームっぽい人だと、復活はなかなか難しい。
メインストリームの自覚がある人間は、容赦なく人を吹っ飛ばします。仕事の仕方が強引ではある。そういう人はぶつかってもいいんですよ。それがプレゼンスメイキングの結果です。
で、ぶつかって島流し、沈む船とされてしまうと、なかなか協力してもらえない。マネジャーの間では、「あいつは誰が引き受ける?」という相談になったりもします。
チームを持っていて、ぶつかるような阿呆はそもそもダメダメですが、そういうチームは仕事が円滑にできないチームということになり、解散になったりすることもありえます。
まあでも、捨てる神あれば、拾う神あり、といいますが、沈む船の認定を受けても協力してくれる人もいたりします。その人はその人で狙いがあったりするので、全面的に信用し切るのもおかしいことで、相手が求めるメリットはなにかな?というのは考えておく必要はあります。
以上を読んで、なんて面倒な!と思う人もいるかもしれませんが、こんなもんです。こんな環境の中でも、しっかりやるのが、調整力と提案力。みたいな、「力」ですね。一生かかっても体得できるレベルはどの程度か?みたいなお話しです。
「学生に提案力をつけよう!」とか言ってもちょっと失笑ですね・・・。だって、経営者でも提案力がない人いますからね。
これぐらいのことは、企業に入ると常識ではありますが、自覚的でない人もいるにはいて、それも困りますね。
ちょっと、更新が滞っておりますが、なんとか書き続けますので、次回をお楽しみに。
自分で企画していたことの優先度は下げざるを得ないのが、ちょっとしんどいですけどね。
さて、セールス向けの教材を3月中旬に出します、と言ってましたが、ちょっと、準備が進んでいません。予約していただいた皆様、本当に申し訳ありません。
4月下旬には準備ができると思いますので、もう少々お待ち下さい。
さて、今日は組織の中での身の振り方、仕事の仕方のお話しです。先日、Tweetしました。
①仕事に真剣な人間はサラリーマンだとすごく少ない。本気でやろうとすると、ぶつかることが多い。本気でやってて、ぶつからないのは人間関係を作るのがものすごくうまい。ぶつかる時の勝敗は、会社でのプレゼンスに依存する。自分が主流だと信じられる幸せな人は強い。
②サラリーマンはぶつかったりすると、異動という結果が待っていることが多い。まあ私もぶつかって異動というのはあった。大企業だと島流しのようなものもある。より責任が重いところに異動というのもある。責任が重い仕事をやると、気が滅入って病になることもあって、俗に「つぶれる」という状況になる
③仕事でも、「成果があがるわけねーだろ」というような環境で、無理難題をやるというミッションが、人をつぶす仕事だ。成果を出してしまえば、誰も文句は言えないが周囲の協力環境がないとなかなか成果を出すのは難しい。日々のコミュニケーションが効いてきてしまう。誰も沈む船に乗りたくない
④一旦、「沈む船」の認定をもらうと、助ける人は滅多にいない。ただ、こういう時に助けてくれる人はありがたいが、聖人君子ではないので思惑は当然ある。純粋な好意でない場合も多々ある。利害関係がある相手が好意的だったら、その人の思惑もある程度あたりをつけておく必要はある。
⑤こういうことは面倒ではあるが、それぞれのキーとなる人間を味方にした形を作れるか?も調整力。本質的に意味があるのか?社外で使えないじゃないか?と思うかもしれないが、「提案」は相手の思惑を捉え、相手がYesと言える提案をすべきという意味では社外でも役に立つ。
書いたままですが、多少解説をします。
サラリーマンはコミュニケーションが大事だ、と言いますが、調整を自分でやるようになると、本当にめんどうくさいですね。そして、サラリーマンの特徴として、どこまで真剣にやるか?はその人次第というのがあります。人を本当に真剣にさせることができれば、それはすごいリーダーシップなのです。
しかし、本気でやっている人は、面倒な人、からむと仕事をすごくせざるを得ない人、と思われます。それはプラス評価ではないことが多い。
当然、経営者から見たら、仕事を真剣に遂行する人間は必要です。でも、すぐに息切れするような真剣さはいらないし、他の人間の生産性を下げる、リテンションを下げる人間は要りません。
このあたりのさじ加減を踏まえて、うまく立ち回りつつ、仕事の遂行に向かうことはすごく大事です。
当然、求められる技能も問題になります。別に真剣でなくても、技能レベルが異様に高ければそれでいいのです。ちょこっとやるだけでできてしまう人は、真剣でなくてもいいのです。
で、真剣に協力を求めて、生返事にやらない人に対して、どう動かすのか?褒めてすかして、の手段が取れる人はぶつかりませんが、まあ、器用でない人はぶつかったりする。
そうすると、仕事がしにくくなる。
すると、上の人間としては、この2人は相性が悪いな、とか、こいつはぶつかるから面倒なやつだな、と思います。マネジメントとしては、対策を打たなくてはなりません。
そうすると、こいつは、ここでは無理となると異動になったりします。
小さい会社には異動がないので、コミュニケーションで失敗すると退職となったりもしますね。人間関係の構築能力は、気持ちよく働ける職場には必要ではあります。ボスが優秀であれば、未然にそういう事態を防ぎますが、そういうことはなかなか期待できません。
でまあ、仕事に真剣で、ぶつかったりする人は、つぶれるような仕事をとりあえずどれほどのもんかやらせてみるか、となることもあります。
新規専管営業なんて、まさにそんなストレスフルな仕事です。アップサイドがないとやる気にはならないですね・・・。経営者が新規事業をやって、営業をやれるのはアップサイドを全部取っていけるからでしょう。じゃないとあんなストレスには勝てません。
コンサルティングはアップサイドすらないので、そこをモチベーションにしてはやれませんけどね。
で、サラリーマンだと仕事をやる上で、他部門、他人の協力は必須です。そのリソースを使うのに、自分の中で抵抗があったり、使われる側が協力的でないと、やるのは無理ですね。協力を引き出す力。それは1つの能力です。
ただ、人とぶつかった人に協力する酔狂な人間はいるか?というとあまりいません。ぶつかった相手がメインストリームっぽい人だと、復活はなかなか難しい。
メインストリームの自覚がある人間は、容赦なく人を吹っ飛ばします。仕事の仕方が強引ではある。そういう人はぶつかってもいいんですよ。それがプレゼンスメイキングの結果です。
で、ぶつかって島流し、沈む船とされてしまうと、なかなか協力してもらえない。マネジャーの間では、「あいつは誰が引き受ける?」という相談になったりもします。
チームを持っていて、ぶつかるような阿呆はそもそもダメダメですが、そういうチームは仕事が円滑にできないチームということになり、解散になったりすることもありえます。
まあでも、捨てる神あれば、拾う神あり、といいますが、沈む船の認定を受けても協力してくれる人もいたりします。その人はその人で狙いがあったりするので、全面的に信用し切るのもおかしいことで、相手が求めるメリットはなにかな?というのは考えておく必要はあります。
以上を読んで、なんて面倒な!と思う人もいるかもしれませんが、こんなもんです。こんな環境の中でも、しっかりやるのが、調整力と提案力。みたいな、「力」ですね。一生かかっても体得できるレベルはどの程度か?みたいなお話しです。
「学生に提案力をつけよう!」とか言ってもちょっと失笑ですね・・・。だって、経営者でも提案力がない人いますからね。
これぐらいのことは、企業に入ると常識ではありますが、自覚的でない人もいるにはいて、それも困りますね。
ちょっと、更新が滞っておりますが、なんとか書き続けますので、次回をお楽しみに。
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