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 先週も徹夜が何日かあって、月曜日の朝も、仮眠程度しかしてませんでしたが、それが当たり前になってきました。今日は午後からなので、まあいいですが。

 最近、タフな仕事ばかりなので、ちょっと大変ですね。いろんな仕事をやるのはいいのですが、頭の切り替えはけっこう大変です。

 あんまり気が進みませんが、研修プログラムを作ったりもします。私は言うことが難しいせいか、アドバンスな内容を求められます。

 求められると、けっこう大変ですね。私しかできないという感じで頼まれますけど。内容としては、ある程度、ものを考えることがわかっている人が、その先に行くための内容を考えるというものです。

 そういうのは、道なき道を行く感じです。

 ただ、やはり思うのは大学でちゃんと勉強することの重要性です。頭の良さを見るには、高校の学歴を見た方がいいようですが、大学では、その人の大人として学ぶことに対するスタンスが形成されるように思います。

 あと、育ちを見るには親の学歴と職業を聞くのがいいですが、それは今はやってはいけないことになっています。親なしに、育てる人なしにある子供なんてありえないですけどね。この辺のお話しは別の機会に書くかもしれません。

 さて、↓がTwitterにつぶやいた一連のポストです。

①結局、社会に出て学ぶことは、多種多様なので、分からないことへのスタンスを作る意味で、大学ではリベラルアーツをしっかりやったほうがいい。職業教育への期待なんて、企業は特にしていない。即戦力を新卒に求めるなどという嘘を流布した人材コンサルは消えた方がいい。

②学問体系のもつ深みに気がつかないと、結局、理解できないものを使えないと断じて、どんどん薄っぺらくなっていく。気がつくと、他人のパクリしかできない人間の出来上がり。

③学べない人間は、せっかくの学ぶ機会に身をおいても、ダダ漏れになっている。普通に生きている経験から漏らさない。これが最も賢い学び。天才は、経験以上のことがいろいろわかったりだろうが、そんなことは求められない。

④ハイパーメリトクラシーは、普通にサークル、バイトやっていればできるようになる。軍隊式の組織適性を作るには、体育会で理不尽を学べばいい。

⑤「総合的に素晴らしい人間」像を国が規定したとして、みんな納得できるのだろうか?もし、そんな人間になりたいなりたいと言っているやつがいたら、洗脳して下さいと言っているカルトの信者に見えてしまうのだが・・・。

⑥「人間力が求められます!」と言っているやつの、人間力がスカウターでピピピピピっと出てくるならいい。でも、その数値は高くなさそうだが・・・。冗談はおいておいて、そんなもんは測定出来ず、常に恣意的だ。あなたの望むように、人格の部分まで矯正しますっていうのは絶対おかしいと気づくべき。

 この一連のお話しは、ハイパーメリトクラシー批判であり、教養教育、リベラルアーツ教育の意義を言おうとしたものです。

 いわゆる総合職採用で、学士卒の人間に大学で学んだ内容の専門性なんて特に期待はしていません。当たり前ですね。

 企業活動はお金がかかっていますので、その仕事をやっていれば、お金を稼ぐために必死でやりますし、未来なんてわからないことが身にしみて分かります。

 だから、必死で学ぶしかないことがよくよくわかります。

 そうすると、まともな神経をしていれば、企業に入っても勉強はし続けることになるので、大学では学ぶスタンス、意識を作れればそれでいいと思います。で、ダイレクトに企業に入ってから何を勉強するようになるかは全くわかりませんので、研究者以外は、大学で専門的?と言われることを学ぶ意味はほとんどの人にはないのです。

 で、大事なのは学ぶスタンス、上記の文章で言うと、まともな神経を作ることです。

 社会人、ビジネスをやっていれば、知らないこと、わからないことに出会いまくると思います。そうしたら、それに対してどんなスタンスをもつのか?

 私がわからないから、それはだめなことだと断じる人もたくさんいます。サービス的な教育を受けてきた人間にありがちです。わかるように説明してくれないものは、だめなもの、学ぶ必要がないものというスタンスです。

 これ、先生に向かって説明責任とか言う失笑ものの人々がよく言う事です。周りを見てみましょう。そういう人はいませんか?

 こういう人は学べません。結局、カリキュラム化されてるものを学んでも、差別化要因にならないことが根本的にわかってない。

 当たり前ですよね。みんな英語が2週間で学べるカリキュラムができてしまったら、英語ができることは差別化の要因になりません。人材としての価値も、アービトラージが基本です。みんなができないことをできるから価値になる。だから、今、2流校でMBAを取っても、あまり価値にはならないのですね。

 だから、よくわからないことに対して、なんだろう?と思い、学んでみる。それはすごく大事なことです。教養教育を受けてわかると思いますが、世にはいろんなことを研究している人がいる。そして、研究ばっかりしているだけあって、普通の人がたちうちできない体系を形成しています。

 そして、それなりにたいしたもんだということがわかる。この、よく分からないことに対して、たいしたもんかもしれないと思い、自分で学んでみるスタンスの形成が、教養教育の意味だと思います。

 それで、最近良く言われるハイパーメリトクラシーですが、こんなもんはサークル活動していれば身につきます。軍隊式の理不尽に耐える能力は、体育会でも入っていれば身につきます。

 バイトとか、飲み会やってれば気がつきます。学生のうちは、彼氏作り、彼女作りに忙しいと思うので、キャンパスライフがあれば勝手に形成されていくものなのです。当然、その能力の高低はありますよ。

 ただ、それをカリキュラム化するところに意味はあるか?です。まあ、コミュニケーションが苦手だという人に向けてやる講座があってもいいですけどね。

 この辺のことの研究が始まった頃は、EQだとかが衝撃的に言われましたし、コーチングブームもあったせいか、みんなNLPの基礎知識ぐらいはあります。私はそれは徹底して勉強したし、教えていますが、まあ、普通に社会のコミュニケーション慣習に従えばそれで済むというところに気がつきます。

 ただ、こちらのことばかり勉強すると、未来に価値を作るという本質的な企業の価値への貢献はできないけど、場に居場所を作れる人という、企業にはある意味で有害な人間、でも排除できない人間を創りだします。それは本当の罪悪ですね。

 大学でハイパーメリトクラシーばっかりやっていると、人当たりはいいけど、仕事をできるふりしかできない人間を作るんですね。それと、ハイパーメリトクラシーは最後は人間性批判にいきつきます。それって全体主義だし、宗教でしょう?と思うのです。

 誰も、その人のパーソナルヒストリーのかけがえの無さを批判出来ないはずじゃないですか?

 そりゃ、両立する人もいますよ。価値を作れて、かつコミュニケーション能力もある。ただ、どっちにつながるほうを大学で学んで欲しいか?と言えば、価値を作る方につながるほうを学んで欲しいですけど。

 まとめますと、企業の未来に価値を作る。こっちにつながるほうの人間を作るために、直接的に役立つかわからないけど、大学で教養教育を受けて欲しいものだ、ということです。

 社会の流れとは逆行するかもしれませんが、もう少しなんとかならんもんかなー、と思って、マニアックな研修プログラムなんぞを作っている今日この頃ですね。
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2010.04.20(10:12)|シンキングメソッドコメント(2)トラックバック(0)TOP↑
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