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インサイト100セミナー
> ロジカル企画力養成講座
 企画をロジカルにしないと、説得力がない。ただ、ロジカルにしようとするとつまらない企画になる。どこか意図的になってしまっていけないような気がしてしまう。企画をしていてこういったことに悩んだことはありませんか?

 今回の教材はこういった悩みをお持ちの方向けの内容となります。

 コンサルティング会社の戦略立案には大きく2つのバリューの出し方があります。アイデア勝負でバリューを出しに行くやり方と、アプローチ勝負でバリューを出しに行くやり方です。

 ボストンコンサルティング出身の人で多いのは、アイデア勝負の人です。例えば、もう10年以上前の話しだそうですが、あるビール会社が弱者で、なかなかシェア上位になれなかった時、あるコンサルタントは、弱いやつの生き方みたいなものってなんだろう?と2週間ぐらい考えていたそうです。

 そして、書店で見たのは「蚊」の生態という本。蚊というのは、どんな水たまりでも、卵を産みつけて、少しずつ拠点を広げていく生き物だそうです。そのやり方を見て,これは使える!と思ったそうです。

 少しずつ足がかりを作って、シェアを広げるという考えは、それまでのビール会社にないものでした。居酒屋、飲み屋を営業する時に、全部まくるかそうでないのか?といった形の営業ばかりしていたそうです。そこに、付き合い始めのちょっとした商品を作り、シェアをじわじわ広げるという考え方は珍しかった。

 彼はこれを「開墾作戦」(蚊の生態を見て思いついたというのは内緒にして)と名づけ、営業戦略を詰めていきました。これはどちらかというと、アイデア勝負の考え方です。

 アプローチ勝負というのは、あるべき論点をしっかり展開して、その論点を丁寧に丁寧に検討した上で、戦略を組み上げていく。どちらかというと、マッキンゼー出身者に多いアプローチです。いわゆる「海の水を全て沸かす」アプローチです。

 見た目、とても客観的で、しっかりとした検討をしているように見えるので、クライアントの納得感も大きくなります。ただ、コンサルタント側は常に徹夜している感じになるので、この作業量をこなせる知的タフネスでなければ取れないアプローチになります。

 ただ、当然、どらちにしても、ある程度客観的に検討したら、こういう解が出てきました!という見せ方をクライアントに対してやっていきます。後者はそのまんまじゃないか!と思うかも知れません。

 実は違います。多くのことを検討しながら、時間を稼いでいるのです。

 アイデアが浮かぶのを待っているということです。検討をして、時間を稼ぎながら、情報量を増やしてやっていけば、アイデアはたくさん浮かんできます。アイデアがなければ、検討の方向も定まらないですからね。

 下っ端のコンサルタントが徹夜をして、いろいろ調べつくしている間に、その情報をマネジャーは見ながら、アイデアを考えているのです。そして、きれいにきれいに、ロジックをつないでいくのです。
この辺りのことは、あまり語られないし、コンサルティング出身者でもあまり自覚的でない人が多いです。

 今回の教材は、こういった辺りのことを解説した教材になりますね。

 この講座を受講した方の感想になります。御覧ください。

通信会社 営業企画担当 K.Wさま
 感覚的になんとなく感じていて、説明がつかなかったことを、見事に言語化いただき、腹に落ちた思いが何度もしました。すっきりしました。ロジックロジックと企画書を書くたびに唱えてみるものの、構築する過程がよくわからなかったり、本当にまともなことができているのか、不安に思っていました。意思ありきで考えていくのはそういうことだったのか、と思えました。外資系コンサルティング出身の上司が話してくれない核心の共有、ありがとうございました。

WEBプロモーション会社 代表 H.Oさま
 面白かったです!!”自分”の範囲が広がった気がしました。不確実性が高いときほど、意思が必要、「そら、あめ、かさ」は大前提として、出掛けたいという意思がある、など目からウロコでした。ですので、意思がなければフレームワークは意味がないのですね。今後は企画書の書き方を考え直そうと思います。また参加したいです。

 いかがでしょうか?意思と客観性、ロジックの関係の核心をこの講座は説明しています。いわゆる本当に戦略プロジェクトをやっているようなコンサルティング会社の出身者であれば、ある程度はわかっていることですが、なかなか一般には広まらないナレッジです。なかなか、こういったナレッジを記した書籍は出ていません。
出ないからこそ、弊社はこういったナレッジを広めていこうと思っています。確かに、教える人が近くにいないと、なかなか理解できないかもしれません。なので、今回はメール相談を無料でつけさせて頂きます。

 教材の内容は下記になります。

・はじめに
・今日のポイント
・企業にとっての意思/ビジョン
・企業にとっての環境
・記述される対象と記述すること
・ファクト、意味合い、仮説とは?
・終わりに

この講座の一部動画になります。下記動画を御覧下さい。




詳細はこちら。
http://taii.jp/logicalplanning_landing.html
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2010.07.21(12:05)|セミナーコメント(0)トラックバック(0)TOP↑
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・過去に人類が考えてきたこと(Thought)を蓄積し、そこから鋭い洞察(Insight)を生み出し、その洞察がまた、Thoughtの一部になっていくプロセスを回していくこと。そのプロセスが社会のナレッジ量を増加させ、全ての価値を生み出すことを認識すること

・先人の知恵に対する敬意を払い、学び続けること。ナレッジの自己への入力量が自身の考える能力を向上させ、社会のナレッジ量を増加させることを知ること

・社会のビジネスナレッジの偏在を正すことを目指すこと。そのために社会の構成員であるクライアントに対してビジネスナレッジを提供すること

・ビジネスナレッジの偏在を利用する悪貨たる企業を駆逐する良貨たらんとすること。そのために偏在を利用する企業以上のマーケティング力を持つこと。そして、提供したナレッジに見合った対価をクライアントから頂き収益を上げ、成長していくこと

・社会に対する志を持つ企業、個人をクライアントとすること。例え儲かるとしても、志を持たない企業、個人をクライアントとしないこと

・クライアントの成長を望むこと。具体的な解の提示よりも、その解を出すプロセスをシェアすることにより、クライアント自身がプロセスを組みなおし、異なった解を出す力を増加させることに重きを置くこと

・抽象的な理論のレイヤから、クライアントサイドの具体へと寄っていくこと。ただし、その過程でクライアントにも具体のレイヤから抽象のレイヤに寄ってもらうこと。その上で、中間のレイヤでクライアントと共に新しいナレッジを生み出していくこと
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