かつて、一緒に仕事をした友人から電話がかかってきました。
私:「久しぶりです。元気ですか?」
友人:「おー。元気元気。でさ、俺、転職するんだ。中国のゲーム会社でさ、商品寄りのことやることになってるから、もし暇なら、一緒にいろいろとやらない?と思って。」
私:「まー、そんなに忙しくはないですけど・・・。」
友人:「俺さー、持ち駒少ないんだよね。マーケティング寄りのことを投げる外注がいなくてね。入社の時に、元にいた会社のマーケティング部門の部門長が独立して、コンサルティングの会社やってるから、そこに頼めばいろいろできますって言っちゃってさ。」
私:「・・・。」
友人:「中国のビジネスとか興味ある?」
私:「一応、お仕事しましたけど・・・。マカオにも行きましたよ・・・。」
友人:「あ、そーなんだ。よかったよかった。俺も今度、上海に行くんだよね。」
私:「そーですか・・・。」
友人:「まー、いい条件を約束はしないけど、というか、約束は何もしないけど、年明けに連絡するから、よろしくね!」
私:「はっはっは・・・。」
うーむ。まあ、なんでもいいか・・・。というか、彼は相当仕事ができてしまう人でした・・・。一緒にやると大変そう。一緒にやったのは、あるライツのマルチユースの企画。それは諸事情で頓挫。まあ、アニメーションをテレビでやるという話しが投資が大きすぎました。それと、全社の業務改革。最悪の思い出だ。まあ、一緒にやった仕事はろくなことがなかったような気がするけど、ある意味で戦友みたいな感じでしょうか。
彼は、ゲーム会社でライツ業務とプロデューサー業務をやっていたそうで。スポーツゲーム版権の世界では相当の有名人だったみたいで、プロ野球版権とか、Jリーグ版権とかそういうものを扱っていたみたいです。そして、プロデューサー時代に彼が作ったゲームは、本人によるとさして売れなかったそうですが・・・。まあ、仕事は相当できる人でした。
でも、しみじみと思ったのですが、中国資本が日本に進出する時代になったんですね。もう、相当前のお話しですが、九州の地方都市に産業集積をやろうというプロジェクトがあったとき、中国市場について、それなりに調べました。
中国市場からの資本投下の可能性みたいなものはあんまり想定しませんでしたね。中国に対してのモノの提供という目線か、単純技術の部分を中国に出して作業をして、仕掛り品の状態で日本に戻して、高度な処理を行う、といった目線でした。
最近だと、少し前にブログに書いた、中国ビジネスを仕掛けているT社長とは、日本企業の中国進出支援、中国企業の日本進出支援といった、両国の架け橋になるようなビジネスの形を一緒に検討しました。
諸事情あって、部分的にしか実行フェーズに移行しませんでしたが・・・。中国企業に対して、日本進出のコンサルティングとか、有望だと思いますけどね。本当に世界中のキャッシュが中国に投下されていますからね。
まさに成長市場。何をやってもそれなりに儲かる。顧客の獲得コストは低い。リターンはでかい。うらやましいです・・・。
それと、中国にとっては、日本はブランドですから・・・。昔、日本人がアメリカに抱いていた感情に似たものがあるようです。
あれ、中国は日本嫌いなんじゃないの?と思うと思います・・・。でも、反日報道はどの程度リアルなのかはなんとも言えません。中国ビジネスに関わっている人が言っていたのは、「あんなの日本の政治団体が街宣車出しているのと一緒だよ。バイトで投石しているやつもいるよ」とのことでしたが・・・。
日本の方が中国ビジネスに関わっているというブログも多いですね。相互リンクに唯一張ってある「上海で人材紹介はじめました」も、そうですね。あれ、今はタイトル違うんでしたっけ・・・。
ただ、中国でのビジネスの成功は、どんな中国側のキーパーソンと組むのか?というのも相当重要ですね。ライセンスが必要な事業の認可が下りるか下りないかというのも、そのへんとの関係が大きいですからね。
役人さんも、担当領域が決められて、その領域でどれだけの売上を上げさせてどれだけの税収を得るのかが義務というか、ノルマ的になっているそうです。広場があいてるから、その真ん中でビジネスをやらせて、これだけの税収をとってこい!というようになってしまうようです。大変なんですね・・・。
だからこそ、袖の下というか、バックというか、そういうものがあるようですけど。まあ、それは日本でも一緒でしょうか。話題の山田洋行さんと守屋次官の関係もそんなもんですよね。
あと、この成長はいつまで続くんだ?バブルじゃないのか?という疑問も、相当あるとは思います。ただ、1949年の国家の成立から考えて、大躍進政策の失敗といった導入期を経て、小平氏による改革開放路線のあたり、1980年代中ごろぐらいが成長期のはじまりと考えると、だいたい2019年ぐらいまで成長期が続くイメージでしょうか・・・。
2019年よりも前の段階、まあ、あと数年で、いったん、日本のバブル崩壊的なこと、暴落といったことは起こるとは思いますけどね。感覚的にはだいたい2012年ぐらい?その時に、買いに入れるかが小金を儲けるには大事だと思います。
ITバブルもプチ崩壊が起こったけど、ある意味でその時にしっかりと見極めた投資ができた人が儲けていると思いますし・・・。
中国語の勉強をしっかりしとこうかな・・・。ちょっとだけ勉強しているんですけどね。中国人の人に「ぷーよー」って要らないって意味でしょ?って言ったら、「ぷーやお!」と言われました。まだまだですな・・・。

私:「久しぶりです。元気ですか?」
友人:「おー。元気元気。でさ、俺、転職するんだ。中国のゲーム会社でさ、商品寄りのことやることになってるから、もし暇なら、一緒にいろいろとやらない?と思って。」
私:「まー、そんなに忙しくはないですけど・・・。」
友人:「俺さー、持ち駒少ないんだよね。マーケティング寄りのことを投げる外注がいなくてね。入社の時に、元にいた会社のマーケティング部門の部門長が独立して、コンサルティングの会社やってるから、そこに頼めばいろいろできますって言っちゃってさ。」
私:「・・・。」
友人:「中国のビジネスとか興味ある?」
私:「一応、お仕事しましたけど・・・。マカオにも行きましたよ・・・。」
友人:「あ、そーなんだ。よかったよかった。俺も今度、上海に行くんだよね。」
私:「そーですか・・・。」
友人:「まー、いい条件を約束はしないけど、というか、約束は何もしないけど、年明けに連絡するから、よろしくね!」
私:「はっはっは・・・。」
うーむ。まあ、なんでもいいか・・・。というか、彼は相当仕事ができてしまう人でした・・・。一緒にやると大変そう。一緒にやったのは、あるライツのマルチユースの企画。それは諸事情で頓挫。まあ、アニメーションをテレビでやるという話しが投資が大きすぎました。それと、全社の業務改革。最悪の思い出だ。まあ、一緒にやった仕事はろくなことがなかったような気がするけど、ある意味で戦友みたいな感じでしょうか。
彼は、ゲーム会社でライツ業務とプロデューサー業務をやっていたそうで。スポーツゲーム版権の世界では相当の有名人だったみたいで、プロ野球版権とか、Jリーグ版権とかそういうものを扱っていたみたいです。そして、プロデューサー時代に彼が作ったゲームは、本人によるとさして売れなかったそうですが・・・。まあ、仕事は相当できる人でした。
でも、しみじみと思ったのですが、中国資本が日本に進出する時代になったんですね。もう、相当前のお話しですが、九州の地方都市に産業集積をやろうというプロジェクトがあったとき、中国市場について、それなりに調べました。
中国市場からの資本投下の可能性みたいなものはあんまり想定しませんでしたね。中国に対してのモノの提供という目線か、単純技術の部分を中国に出して作業をして、仕掛り品の状態で日本に戻して、高度な処理を行う、といった目線でした。
最近だと、少し前にブログに書いた、中国ビジネスを仕掛けているT社長とは、日本企業の中国進出支援、中国企業の日本進出支援といった、両国の架け橋になるようなビジネスの形を一緒に検討しました。
諸事情あって、部分的にしか実行フェーズに移行しませんでしたが・・・。中国企業に対して、日本進出のコンサルティングとか、有望だと思いますけどね。本当に世界中のキャッシュが中国に投下されていますからね。
まさに成長市場。何をやってもそれなりに儲かる。顧客の獲得コストは低い。リターンはでかい。うらやましいです・・・。
それと、中国にとっては、日本はブランドですから・・・。昔、日本人がアメリカに抱いていた感情に似たものがあるようです。
あれ、中国は日本嫌いなんじゃないの?と思うと思います・・・。でも、反日報道はどの程度リアルなのかはなんとも言えません。中国ビジネスに関わっている人が言っていたのは、「あんなの日本の政治団体が街宣車出しているのと一緒だよ。バイトで投石しているやつもいるよ」とのことでしたが・・・。
日本の方が中国ビジネスに関わっているというブログも多いですね。相互リンクに唯一張ってある「
ただ、中国でのビジネスの成功は、どんな中国側のキーパーソンと組むのか?というのも相当重要ですね。ライセンスが必要な事業の認可が下りるか下りないかというのも、そのへんとの関係が大きいですからね。
役人さんも、担当領域が決められて、その領域でどれだけの売上を上げさせてどれだけの税収を得るのかが義務というか、ノルマ的になっているそうです。広場があいてるから、その真ん中でビジネスをやらせて、これだけの税収をとってこい!というようになってしまうようです。大変なんですね・・・。
だからこそ、袖の下というか、バックというか、そういうものがあるようですけど。まあ、それは日本でも一緒でしょうか。話題の山田洋行さんと守屋次官の関係もそんなもんですよね。
あと、この成長はいつまで続くんだ?バブルじゃないのか?という疑問も、相当あるとは思います。ただ、1949年の国家の成立から考えて、大躍進政策の失敗といった導入期を経て、小平氏による改革開放路線のあたり、1980年代中ごろぐらいが成長期のはじまりと考えると、だいたい2019年ぐらいまで成長期が続くイメージでしょうか・・・。
2019年よりも前の段階、まあ、あと数年で、いったん、日本のバブル崩壊的なこと、暴落といったことは起こるとは思いますけどね。感覚的にはだいたい2012年ぐらい?その時に、買いに入れるかが小金を儲けるには大事だと思います。
ITバブルもプチ崩壊が起こったけど、ある意味でその時にしっかりと見極めた投資ができた人が儲けていると思いますし・・・。
中国語の勉強をしっかりしとこうかな・・・。ちょっとだけ勉強しているんですけどね。中国人の人に「ぷーよー」って要らないって意味でしょ?って言ったら、「ぷーやお!」と言われました。まだまだですな・・・。


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