ホワイトカラーの時代、と言われて久しいですね。
いわゆる、日本のホワイトカラーは、生産性が低い。なんとか改善しなくてはいけない。一昔前、そういう声がよく聞かれました。
生産性はITによって、向上したとは思います。
特に、基幹業務システムがどの会社にも入ったことによって、大企業のバックオフィス部門は人員が減少しました。大企業が特にひまになったということはないと思うので、人数が減っていれば、単純に生産性は上がったと言えるかなあ、と。
ただ、その人員が全てシステム部門に行っていたら、結局変わらんという話になりますけどね。
アバウトな検証をするならば、大企業の利益額と、社員数の推移をここ20年ぐらいとってみて、従業員一人当たり利益額が増えているか?を見ればいいかなあ、と。
中途半端なホワイトカラーはいらない。肉体労働者のほうがよっぽど不足するからホワイトカラーの時代じゃないんだ!という主張をされる方もいらっしゃいます。
でもね、今のところ、日本企業で働いている人は、ほとんどがホワイトカラーですので、この人たちの能力を上げる!ということがすごーく大事なのではないか?と私は思うのです。
結局、ホワイトカラーをターゲットにした教育ビジネスがまともに立ち上がらないと、どうにもならんのではないかと思っています。
それで、専門知識と汎用的思考の大きく2つの教育が必要です。
ただ、まともに考えたことがない人には、専門的知識がするすると入っていかない・・・。経験則ではありますが、学生時代に勉強してない人は、なかなか社会人になって新たなことを身に着けられない。
最近、マクロ経済でひどい本が目白押しです・・・。実名は挙げませんが、自称コンサルタントな方が、うそでしょ?みたいな内容を出版して多少売れているようです。数ページで吐き気がしましたが・・・。そんな方が意外とシンクタンクで講師やったりしていて、日本のシンクタンクも落ちたもんだ・・・、と思いました。
で、確信犯なのか頭が悪いのかわかりませんけど、なんでこんなことが起こるのか?というと、まともに勉強している人がすごく少ないから、ということになるでしょう。
勉強している人が少ない、いや、勉強できる人が少ない・・・。
専門知識は、提供するところがいくらでもあるので、汎用的思考の提供が手薄です。そこが手薄だからこそ、上記のようなひどい人が出てくる。
私は、教育にはずっと携わっていこうと思っていますが、この汎用的思考にこだわっていきたいと思っています。
というか、この汎用思考を身に着けることが、結局、ホワイトカラーとして生き残るために必要なことだと思います。
30代、40代で、勉強熱心な方は、ビジネス書をひたすら読んでいます。でも、最近の傾向を見ていると、ビジネス書の内容がうすっぺらくうすっぺらくなっているように見えます。
ちょっと高いけど、専門書を読んだらいいのに、と私は思います。最近、ようやくいわゆる「脳科学」のまともな専門書が出てきました。
たとえば、比較的読みやすいのでいくと、


とか、脳科学とか言うなら、


とかね・・・。こういうのを読みつつ、ビジネスに転用するには?とか考えたほうがいいと思うのです。
私が学びが大きいなと思うのは、エレノアギブソンとか、ルースミリカンとかですが、このへんはちょっと読みにくいので・・・。
先日、大学入試を受けたい、大学に入りたいと言う高卒の方とお話しました。その方はフリーでずっとやっていて、今後のWeb社会に対する知見を得たいとおっしゃっていました。
こういう流れは今後、加速する面があると思います。でも、試験は意外と難しい。早稲田の大学院は商売でやっているようなので、お金を払えば入れるようですけどね。
本当の産学連携が今後はじまってくるんだと思います。今のビジネス書がうすっぺらい方向に行くのならば、専門書を読めるレベルになればいい、と私は思います。
と、ちょっと偉そうなことを書きました。ごめんなさい。
それでは次回をお楽しみに。
いわゆる、日本のホワイトカラーは、生産性が低い。なんとか改善しなくてはいけない。一昔前、そういう声がよく聞かれました。
生産性はITによって、向上したとは思います。
特に、基幹業務システムがどの会社にも入ったことによって、大企業のバックオフィス部門は人員が減少しました。大企業が特にひまになったということはないと思うので、人数が減っていれば、単純に生産性は上がったと言えるかなあ、と。
ただ、その人員が全てシステム部門に行っていたら、結局変わらんという話になりますけどね。
アバウトな検証をするならば、大企業の利益額と、社員数の推移をここ20年ぐらいとってみて、従業員一人当たり利益額が増えているか?を見ればいいかなあ、と。
中途半端なホワイトカラーはいらない。肉体労働者のほうがよっぽど不足するからホワイトカラーの時代じゃないんだ!という主張をされる方もいらっしゃいます。
でもね、今のところ、日本企業で働いている人は、ほとんどがホワイトカラーですので、この人たちの能力を上げる!ということがすごーく大事なのではないか?と私は思うのです。
結局、ホワイトカラーをターゲットにした教育ビジネスがまともに立ち上がらないと、どうにもならんのではないかと思っています。
それで、専門知識と汎用的思考の大きく2つの教育が必要です。
ただ、まともに考えたことがない人には、専門的知識がするすると入っていかない・・・。経験則ではありますが、学生時代に勉強してない人は、なかなか社会人になって新たなことを身に着けられない。
最近、マクロ経済でひどい本が目白押しです・・・。実名は挙げませんが、自称コンサルタントな方が、うそでしょ?みたいな内容を出版して多少売れているようです。数ページで吐き気がしましたが・・・。そんな方が意外とシンクタンクで講師やったりしていて、日本のシンクタンクも落ちたもんだ・・・、と思いました。
で、確信犯なのか頭が悪いのかわかりませんけど、なんでこんなことが起こるのか?というと、まともに勉強している人がすごく少ないから、ということになるでしょう。
勉強している人が少ない、いや、勉強できる人が少ない・・・。
専門知識は、提供するところがいくらでもあるので、汎用的思考の提供が手薄です。そこが手薄だからこそ、上記のようなひどい人が出てくる。
私は、教育にはずっと携わっていこうと思っていますが、この汎用的思考にこだわっていきたいと思っています。
というか、この汎用思考を身に着けることが、結局、ホワイトカラーとして生き残るために必要なことだと思います。
30代、40代で、勉強熱心な方は、ビジネス書をひたすら読んでいます。でも、最近の傾向を見ていると、ビジネス書の内容がうすっぺらくうすっぺらくなっているように見えます。
ちょっと高いけど、専門書を読んだらいいのに、と私は思います。最近、ようやくいわゆる「脳科学」のまともな専門書が出てきました。
たとえば、比較的読みやすいのでいくと、
とか、脳科学とか言うなら、
とかね・・・。こういうのを読みつつ、ビジネスに転用するには?とか考えたほうがいいと思うのです。
私が学びが大きいなと思うのは、エレノアギブソンとか、ルースミリカンとかですが、このへんはちょっと読みにくいので・・・。
先日、大学入試を受けたい、大学に入りたいと言う高卒の方とお話しました。その方はフリーでずっとやっていて、今後のWeb社会に対する知見を得たいとおっしゃっていました。
こういう流れは今後、加速する面があると思います。でも、試験は意外と難しい。早稲田の大学院は商売でやっているようなので、お金を払えば入れるようですけどね。
本当の産学連携が今後はじまってくるんだと思います。今のビジネス書がうすっぺらい方向に行くのならば、専門書を読めるレベルになればいい、と私は思います。
と、ちょっと偉そうなことを書きました。ごめんなさい。
それでは次回をお楽しみに。
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