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 こんばんは。伊藤です。

 風邪をひいたと思って病院に行ったら、「あーら、ノロウィルスですねー」と言われました。ま、点滴打って、薬をのでおけば直りますけど。

 で、日曜日は家でちんまりしていました。注文したけど積んであった本をぱらぱらと読みました。

 その中で、意外と感動してしまったのが、これ↓。

下町ロケット下町ロケット
(2010/11/24)
池井戸 潤

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 ビジネス小説です。ここから、何かを学ぶと言うより、純粋に読み物として感動できます。私は涙腺が弱いせいか、読みながら涙し、胸を熱くし、そして、涙する。そんなふうになりました。

 以下、ネタバレ注意ですが、最小限にとどめます。

 佃製作所という技術は持ってる中小企業の二代目が主人公です。オヤジの会社を継ぐわけですが、なんと、この二代目はロケットの研究をしていた過去を持っているわけです。

 ただ、彼がかかわっていたプロジェクトはロケット打ち上げに失敗し、夢破れて、オヤジの会社を継ぐ。

 この男が、中小企業のプライドをかけて、大手と戦い、そして、ロケットの部品供給を勝ち取るスト―リーです。

 著者はビジネス書もしっかり書いているようで、この本は、小説よりなので、経営的に小難しい解説はしません。うまく書き分けています。ただ、その時その時で、せめぎあいの末、経営的に正しいことを言う登場人物たち。

 非常にうまいですね。

 頭で考えているというより、みんながぶつかりあって、ハートで考え、それを言葉にしあっている感じです。

 ちょっと出来過ぎている感がありますが、小難しく考えるあまり、こういう感覚を忘れていませんか?

 結局、人間同士のせめぎあいです。その中でみんなが成長していく。そういうお話をおとぎ話ではなく現実にするんだということを忘れていませんか?

 こういった感覚を多くの人に思い出してほしい。夢物語のような熱い日々があっていいじゃないか、と。

 とっても素敵な「ザ・直木賞」といった作品でした。熱い心を忘れている大人に、冷めた目線の若者にぜひ進めたい一冊です。
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2011.10.24(21:57)|書籍コメント(0)トラックバック(0)TOP↑
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