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 ごめんなさい。更新がいつもいつも滞っております。

 また、メルマガ転載企画です。ごめんなさい。

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先日、大学で缶けりをしたことは書きました。
今日はその続きです。ビジネスに活かすという視点で
書きます。

それでね、缶けりはどういう結果だったかというと、
1時間やって缶が3回倒されました。
そのうち2回は私が倒しました。年甲斐もなく・・・。

でも、理不尽だと思うのは、ダッシュして倒して、もう疲れ切っているので、
せっかく捕まった人を開放しても鬼にすぐにつかまってしまうところです。
すぐに「先生みっけ!」とやられて、なんと理不尽な!と思いました。

で、缶けりをしながら、どんな能力開発に活かせるのかなあ、というのを
ずっと考えていました。

缶を倒すためには、鬼に見つかってはいけない。
意外と範囲は狭かったので、鬼から見えたら終わりです。

すると、自分も鬼は見えない。
鬼が見えない中で、鬼はどこにいるのかを考えながら、
もぞもぞを動くわけです。

手がかりは足音であったり、
捕まった人が「鬼が今池のほうに行った!」という声であったり。

鬼は今どこにいるか?の検証はほぼできない。
しかし、その中でどこにいるか?を常に考えなくてはならない。

そして、隙があったら、缶を倒しに行くという判断をするタイミングもある。

これは、まさに仮説を立てて、検証のためのアクションを取る、というのと
同じです。

鬼の位置は検証できないけど、だいたいこの辺という仮説を頼りに動く。

子供は、遊んでいればこういう感覚を身に着けられる。
それを、ビジネス社会、学校で仮説という言葉で教えられる。
教えられたタイミングで「わかる」というのは、元々、そういう経験があるから。

今の子供はひょっとしたら、こういう経験がないままに、仮説という言葉を教えられたり
するかもしれないわけです。恐ろしい。

でも、大学生もその辺はちゃんと終わった後に説明すればわかる。
大人でも、仮説の感覚というのは、遊びを通じて学べるわけです。

新人研修とかで、合宿研修でもやるなら、南の島でこういうことをやったら
楽しいでしょうね。

大学では来年、こういう授業をやる企画を立てています。
伊豆大島とか、小笠原諸島とかに行って、2泊3泊ぐらいでやるんです!
お昼は遊んで、夜はディスカッションです!

こういう経験でこういう思考能力が鍛えられると思う!とか、
夜に話し合うわけです!楽しそう!

やりたい企業さんがあったらメールください(笑)。普通の合宿研修より面白いですよ。
結局、座学で言葉で教えても、元々の経験がないとわからんのです。
言葉で言葉を学んでも、実際に経験がベースにないとスッカスカなのです。

20人、30人の研修でも、こういう感覚がしっかりあるタイプの人は、
今は1割、2割です・・・。悲しいですがそれが現実です。

でも、再教育は大人になってからでも可能です!
リハビリテーションの研究から、脳の可塑性は証明されています。
まあ、子供のころにやるのが本当は一番いいんですけどね・・・。

では、今日はこのあたりで。
それでは、次回をお楽しみに。
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2012.02.10(14:04)|シンキングメソッドコメント(1)トラックバック(0)TOP↑
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From:  * 2012.02.20 21:34 *  * [Edit] *  top↑

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