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> 自由なマーケットの意味
このメルマガ書いてて思うのですが、
経済のお話の反響が大きいです・・・。

みなさん、それだけ関心があるテーマなんでしょうね。

ということで、今日も少しだけ経済ネタです。

自由なマーケットが大事だ!ということはずっと言ってきました。
結局、必要な物やサービスが必要なだけ適正な価格で行き渡るには、自由なマーケットしか手段がないのです。

誰かが全員の利害を完全に理解し、「なにをどれぐらいいくらで」作って売ってをすれば、
必要な物やサービスが必要なだけ行き渡るというのは、幻想です。

人間はそこまで有能ではない。だから、日銀がなんとかしろとか、政府がなんとかしろとか、
言っている人を見ると、そんなに日銀や政府が有能だとでも?と突っ込みたくなるわけです。
彼らの仕事は、その「自由さ」を確保すること以外に特にないんですよね・・・。

それと、もう1つの側面として、人間は自分の利益に無関心ではいられない。
資源を自分が配分できたら、自分に有利なように配分するに決まっているわけです。

いわゆる性善説で権力を規定すると、不正が横行する。
だから、性悪説を信じて、既得権益集団が生まれないようにするのが、大事なんですね。
今の日本の場合は、既得権益集団が相当出現してしまっていますけどね・・・。

前回のメルマガでも書きましたが、民主制がしかれてしばらくすると、既得権益集団が生まれてしまうんです。
残念なことですが、どうしても生まれる。これをぶっ壊すのが、構造改革です。

ここまで読めばわかると思いますが、
自由なマーケットの意味は、「権力の抑制」なんです。

西側の民主主義は、徹底的に性悪説で作られています。
だから、デュープロセスをかっちりかっちり守ることが、「権力」にかかわることには求められてくるんです。

会社の統治でもそうですね。株主総会の決定事項、取締役会の決定事項、決定プロセスなども
かっちりしましょう、となっているのはそういうことです。

ご存知の三権分立だってそうです。立法と行政と司法が均衡しあう設計になっているんです。
それは、聖人君子が統治していれば起きない問題を解決するために、そうなっているわけです。

「自由なマーケット」というものは、その流れの中で捉えて欲しいのです。
結局、個人と言うものは、それほど有能ではないし、自分の利益を求める。
当たり前です。

であれば、参加者がそれほど有能でなく、聖人君子でなくても、マーケット全体として全員にいい結果を
もたらすという仕組みがいいではないか?ということなんです。

この前提の理解がないと、需要と供給の話に行けませんね。
以前、高価格は悪だ!という学生がいたと書きました。どう考えても無知です。教育の敗北です。

こんなことは中学校で習うべきことです。でも、そんなふうにはなっていない。
悲しいことです。

こういったことの理解があった上での社会参加ですよね。
社会に出るのに、社会がどういう考えで設計されているか全くわかっていないというのは、
国公立レベルの大学を出ていたとしたら、ありえんと思うんですけどね・・・。

公務員試験に「経済」科目は入ってますし・・・。

次回はこれを踏まえて、世間でポジショントークをしている人を斬ろうと思います。
それでは、次回をお楽しみに。
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2012.05.26(21:57)|メールマガジンコメント(0)トラックバック(0)TOP↑
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