おはようございます。伊藤です。
昨日の夜はサッカーを見ました。勝ってよかったなあ、と。
本田選手は前でボールが持てるので、ものすごく楽になりますね。
たいていはあんなにゆったり持てないものです。
そして、彼の次の試合に向けてのコメントはいつも「最高の準備をしたいと思います」ですね。
やる時には体を無意識に動かすしかないから、最高の準備をするしかない。
その準備の時にはものすごく頭を使う。これはビジネスも同じだと思います。
チームが動き始めてしまう前に、いろいろな事態を想定しておく。
動き始めたら、こういう現象になっているか、ではこうしよう!と随時修正していく。
事前にどれだけ起こりうることを想定していられるか?が修正の精度を決めます。
シナリオプランニングも同じような考え方です。
結局、何か突発的事態が起こった時に、経営陣がパニックにならずに、想定したシナリオから
これぐらいずれているから、こういうことをすべきだ、と冷静に意思決定すればいいのです。
競合が突然似たような商品を出したり、取引先が突然値下げ要求をしてきたり。パニックになったら負けですよね。
シナリオA~シナリオCぐらいまで想定しておけば、マーケットがどう変化したとしても、
突発的に変なことをせずにすむ。より正しい意思決定ができる。
未来なんて誰にもわかりません。だから、未来を幅をもってとらえておく。
施策を実行した時にどのような事態が起こりうるか、しっかりと想定しておく。
そして、事実がどうなったのか、を把握する。
その事実が、想定した事態の幅の中にあれば、さして問題ではないのです。
これをテクニカルに捉えることもできます。
パニックになると人はとてつもなく愚かな意思決定をします。ビジネスは理詰めで収益を積み上げるものですから、
なるべくパニックになりたくない。
そうならないためには、
「これはあらかじめわかっていたことだ、このシナリオを偶然が採択したとしたら次に何が起こるだろう?」
ぐらいに考えるとよい。これはスポーツのメンタルトレーニングなどでもよく言われていたことです。
対戦相手を調査して、こういうことをしてくるチームだ、こういうことをしてくる選手だ、とあらかじめわかっておくことは
冷静な判断をする上ですごく大事なんですね。
だから、「最高の準備」が大事なんです。
ビジネスでの最高の準備は、「未来を幅をもって予測すること」だと思います。
そうすればパニックにならない。
私はこの意味では「占い」を使ったっていいと思っています。
占いは信じるから意味があるのではなく、未来の事態を想定するために意味がある。
そして、占いは日時を強調しますよね?
人は期限を切った行動をちゃんとできないものです。占いで「この日がいい日だ」と言ってくれたほうが、
その日までにいろいろ準備をして、ちゃんと実行しますよね。
占いは信じてすがるものではなく、未来の事態を想定し、日時にセンシティブになり、期日にアクションをするという意味で
使えるものかもしれません。私は使いませんけどね。経営者がやるのを特に否定しないということです。
以前、チームマネジメントのための占いを活用したパッケージをリクルート出身の人が売っていました。
けっこう、ああいうのを好きな社長も多いので、まあ、売れなくはないかなあ、と。
それでね、ああいう人のキャラクター云々と言うやつも、
チームのメンバーについて深く知ろうとするきっかけとしてはいいんじゃないか、と。
他人に関心がない人も世の中にはすごくいて、そういう人は機械的に人を扱う。
ビジネスは確かに機械的に儲かることが理想ですが、機械的に扱われるのが好きな人はあまりいない。
関心を持ってメンバーを見れば、いろいろなことがわかる。
占いを当初仮説としてメンバーを見てみた時に、それが外れていても、そのメンバーがどんな人なのかを知る
きっかけにはなると思います。
大事なのは、占いだろうが、スポーツだろうが、考えるきっかけとすることだと思います。
それで、以前に触れた勉強会、ようやく企画しました。ご興味ある方は↓です。
http://www.taii.jp/benkyoukai_landingpage.html
これも考えるきっかけにしてくれればなあ、という思いです。
それでは次回をお楽しみに。
昨日の夜はサッカーを見ました。勝ってよかったなあ、と。
本田選手は前でボールが持てるので、ものすごく楽になりますね。
たいていはあんなにゆったり持てないものです。
そして、彼の次の試合に向けてのコメントはいつも「最高の準備をしたいと思います」ですね。
やる時には体を無意識に動かすしかないから、最高の準備をするしかない。
その準備の時にはものすごく頭を使う。これはビジネスも同じだと思います。
チームが動き始めてしまう前に、いろいろな事態を想定しておく。
動き始めたら、こういう現象になっているか、ではこうしよう!と随時修正していく。
事前にどれだけ起こりうることを想定していられるか?が修正の精度を決めます。
シナリオプランニングも同じような考え方です。
結局、何か突発的事態が起こった時に、経営陣がパニックにならずに、想定したシナリオから
これぐらいずれているから、こういうことをすべきだ、と冷静に意思決定すればいいのです。
競合が突然似たような商品を出したり、取引先が突然値下げ要求をしてきたり。パニックになったら負けですよね。
シナリオA~シナリオCぐらいまで想定しておけば、マーケットがどう変化したとしても、
突発的に変なことをせずにすむ。より正しい意思決定ができる。
未来なんて誰にもわかりません。だから、未来を幅をもってとらえておく。
施策を実行した時にどのような事態が起こりうるか、しっかりと想定しておく。
そして、事実がどうなったのか、を把握する。
その事実が、想定した事態の幅の中にあれば、さして問題ではないのです。
これをテクニカルに捉えることもできます。
パニックになると人はとてつもなく愚かな意思決定をします。ビジネスは理詰めで収益を積み上げるものですから、
なるべくパニックになりたくない。
そうならないためには、
「これはあらかじめわかっていたことだ、このシナリオを偶然が採択したとしたら次に何が起こるだろう?」
ぐらいに考えるとよい。これはスポーツのメンタルトレーニングなどでもよく言われていたことです。
対戦相手を調査して、こういうことをしてくるチームだ、こういうことをしてくる選手だ、とあらかじめわかっておくことは
冷静な判断をする上ですごく大事なんですね。
だから、「最高の準備」が大事なんです。
ビジネスでの最高の準備は、「未来を幅をもって予測すること」だと思います。
そうすればパニックにならない。
私はこの意味では「占い」を使ったっていいと思っています。
占いは信じるから意味があるのではなく、未来の事態を想定するために意味がある。
そして、占いは日時を強調しますよね?
人は期限を切った行動をちゃんとできないものです。占いで「この日がいい日だ」と言ってくれたほうが、
その日までにいろいろ準備をして、ちゃんと実行しますよね。
占いは信じてすがるものではなく、未来の事態を想定し、日時にセンシティブになり、期日にアクションをするという意味で
使えるものかもしれません。私は使いませんけどね。経営者がやるのを特に否定しないということです。
以前、チームマネジメントのための占いを活用したパッケージをリクルート出身の人が売っていました。
けっこう、ああいうのを好きな社長も多いので、まあ、売れなくはないかなあ、と。
それでね、ああいう人のキャラクター云々と言うやつも、
チームのメンバーについて深く知ろうとするきっかけとしてはいいんじゃないか、と。
他人に関心がない人も世の中にはすごくいて、そういう人は機械的に人を扱う。
ビジネスは確かに機械的に儲かることが理想ですが、機械的に扱われるのが好きな人はあまりいない。
関心を持ってメンバーを見れば、いろいろなことがわかる。
占いを当初仮説としてメンバーを見てみた時に、それが外れていても、そのメンバーがどんな人なのかを知る
きっかけにはなると思います。
大事なのは、占いだろうが、スポーツだろうが、考えるきっかけとすることだと思います。
それで、以前に触れた勉強会、ようやく企画しました。ご興味ある方は↓です。
http://www.taii.jp/benkyoukai_landingpage.html
これも考えるきっかけにしてくれればなあ、という思いです。
それでは次回をお楽しみに。
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