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インサイト100戦略
> 理想を明確化する・・・
 こんばんは。伊藤です。

 ここ半年ほど、とある体の部位の矯正に通っていて、だいぶ矯正されてきました。肩こりがとれて、体調も非常によくなってきています。偏頭痛もなくなりました。ロキソニンも必要ありません。

 もはや、ヨガにもマッサージにも通っていません。私がたまたまその矯正とあっただけでしょうけど、すごくよかったな、と思っています。

 自分に合ったいろいろなものを見つけるのも、人生の面白さかな、と思っています。当然、そういった出会ったものによって、自分自身が変わっていくし、その変わった自分はまた新たな自分に合うものと出会います。そして、流れながら生きていく。そんな感じだと思っています。

 それでね、THINKメソッドというのを前にご案内しましたよね。再掲しますと・・・

T:Target&Trade

ターゲットと提供価値を明確にしなければ、何も始まりません。誰がターゲットで何が提供価値なのでしょうか?誰に何を提供することで対価としてのお金とトレードしてもらえるのでしょうか?ここが明確ではない企業は成長することはありません。まずここを明確にすること。何時間でもノートと向き合って書き続けることです。そして、トレードの規模が売上であり、このトレードの限界回数が売上の限界です。どれだけトレードすることができるのでしょうか?ここにまず着手します。

H:Hide

何か気づいていない隠れた資源、隠れたケイパビリティ―はないでしょうか?人は自分が大事だと思っていないものは見落としてしまいます。ターゲットの顧客から見た場合、価値である、価値につながる資源、ケイパビリティ―がある場合でも、当人たちは気づかずにそれを顕在化させることができずにいます。何年もビジネスをやっていれば、埋もれた資源、埋もれたケイパビリティ―があるはずです。そこに光を当てる作業を実行します。

I:Idealize

明確にした顧客、提供価値、隠れた資源、ケイパビリティ―をもとに、それが理想的に積み重なったイメージを作ります。現在は達成されていない理想的な姿を作り出し、長期目標として据えるわけです。この長期の目標がなければ、現在何をすべきか?が定まりません。目指すものと現状のギャップが課題です。現在の課題にフォーカスして実行していくためには、必ず理想が必要となってきます。

N:Number

理想と現状のギャップから、今すべきことに番号をつけていきます。チームが複数あるのであれば、チームごとにすべきことの番号をつけます。そして、番号の早い順からとにかくやるのです。そして、それを年間、四半期、月間、週間、一日毎に落としていきます。すべきことはいくつあってもかまいません。10個でも20個でも。出るだけ出して、若い番号からとにかくやるのです。番号が大きい案件はやれなくてもそれは仕方がありません。それが現状の最大のキャパシティー、業務処理能力、行動能力なのです。これを個人レベルでもいいし、組織的にやることで、業務処理能力、行動力の最大値を実現する組織、個人ができあがっていきます。

K:Knowledge

やってわかったことをナレッジ化、知見として記録し、共有していきます。時期を見て、見返していきます。ああ、自分は、このチームは、この会社はこういうことを今年やってこれだけできたんだな。これができなかったんだな、ということが一目瞭然にわかります。そして、その上で、またT:Target&Tradeのプロセスに戻っていきます。誰に何を価値として提供し、お金と交換してきたのか?これから交換できるのか?です。これを一定期間実施することで、企業の業績が上がっていきます。

 それでね、Idealizeのプロセスがやっていて一番やりがいを感じるところです。それぞれの企業さまの思いと言うか、夢というか、そういうものに触れられるからです。いろいろな出来事があり、思いがあって、みなさん事業をされています。その思いに触れると、この企業をなんとかせねばならぬ!と私もすごくやる気になります。元気を頂いております。

 こういうものをちゃんと掘り下げて、自覚した上で、アクションをごりごり実行していくとやる気になりますよね。すごく。

 経営者は、ビジネスをやっていると惰性になる局面もあり、それはそれでいい場合もありますが、その時に変なものに流れないことが大事じゃないかな、と私は思っています。

 そういう時にこそ、戦略を練り直すことが、意味があるんじゃないかな、と。

 そして、新たなモチベーションを自分にもって、意欲的に実行していくことが、再びできるのではないかな、と。

 戦略立案に関するお問い合わせはhttp://www.taii.jp/から頂ければと思います。

 それでは、次回をお楽しみに。
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2012.10.25(20:55)|戦略コメント(0)トラックバック(0)TOP↑
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・クライアントの成長を望むこと。具体的な解の提示よりも、その解を出すプロセスをシェアすることにより、クライアント自身がプロセスを組みなおし、異なった解を出す力を増加させることに重きを置くこと

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