これから、何回か、「これだけ!SWOT分析」の解説を書いてみようと思います。
本書の第一章を今日は少し見てみましょう。
第一章:なぜSWOT分析ができないのか?
・SWOT分析は経営戦略のために行うもの
-「強み」と「弱み」って何だろう?
-そもそも戦争に勝つための技術を経営に活かしたものが経営戦略
-経営戦略は「ずっと勝つためにどうすればいいのか」を考えること
・SWOT分析は経営資源と市場機会を見て
-目的に沿ったSWOT分析の使い方を
-SWOT分析の始まり
-「経営資源」とは
-「市場機会」は繰り返し訪れる
-「S」「W」「O」「T」は内外の要因で変わる!
・単に「強み」と「弱み」を埋めるだけでは意味がない
-SWOT分析の前に決めておくべきこと
-すべては儲けのために!
-SWOT分析のゴールも儲けでいい
・SWOT分析は論理的であるべきか
-ロジカル病にご用心
-実はロジカルである必要はない?
-現場に形式的な論理はいらない
-漏れない、ダブらないSWOT分析のほうが効率的
-形だけ正しくても意味がない!
・誰が何のために勝ちたいの?
-SWOT分析に欠かせないファクト
-事実から受け取れるものの差
・弱みは克服しないといけないの?
-「弱み」を克服することは必ずしもいいことではない
-いびつさにも意味があるかもしれない
・なんでもデフレのせいですか?
-SWOT分析において外部環境をどう見るか?
-SWOT分析にデフレは関係ない
-SWOT分析とファイブフォースモデル
・仮説がないのに分析しますか?
-SWOT分析は既に仮説を含んでいる
-外の仮説、内の仮説
というような第一章です。盛りだくさんですね・・・。
第一章では、経営戦略の基本的な考え方をSWOT分析をネタにして伝えている感じです。それで、いわゆる中小企業のコンサルタントが言う適当なことを徹底的に批判しています・・・。攻撃的な文章ではありませんけど。
でもね、弱みを改善しましょうとか、ロジカルじゃないといけないとか、マクロ環境が大事だよとか。そういう適当なことを言う人がたくさんいることを指摘した上で、そうでなくてもいいんだよ、というようなことが書いてあります。
ひょっとしたら、いわゆる中小企業からカネをもらっている人からは袋叩きに会うような内容かもしれません・・・。相当、身も蓋もないですからね・・・。
あと、経営戦略は「持続的競争優位を保持するための打ち手の束」だということですが、もっと優しく、「ずっと競争に勝つためにやることのリスト」を考えることだ、という説明をしています。
普段、本を全く読まない人をターゲットにしておりますね。
「そんな人は本を読むわけないだろ!」という突っ込みは置いておいて、メッセージとしては優しく、読みやすく、ということだと思います・・・。
第一章は本当に読みやすいです。きっと、30分ぐらいで読めます。
本書は「キャッチ、やさしい説明、自虐、毒、まとめ」の流れを繰り返しています。それが編集で削られずに済んでいるのがこの部分です。だからとても読みやすいと思います。ぜひぜひ、読んでみて下さい。立ち読みでもいいですからね。
内容を深く解説をしようと思いましたが、読み返してあまりにサラサラ読めるので、解説するのをやめます。ごめんなさい。
それでは、次回は第二章をネタに何か書きます。お楽しみに。
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本書の第一章を今日は少し見てみましょう。
第一章:なぜSWOT分析ができないのか?
・SWOT分析は経営戦略のために行うもの
-「強み」と「弱み」って何だろう?
-そもそも戦争に勝つための技術を経営に活かしたものが経営戦略
-経営戦略は「ずっと勝つためにどうすればいいのか」を考えること
・SWOT分析は経営資源と市場機会を見て
-目的に沿ったSWOT分析の使い方を
-SWOT分析の始まり
-「経営資源」とは
-「市場機会」は繰り返し訪れる
-「S」「W」「O」「T」は内外の要因で変わる!
・単に「強み」と「弱み」を埋めるだけでは意味がない
-SWOT分析の前に決めておくべきこと
-すべては儲けのために!
-SWOT分析のゴールも儲けでいい
・SWOT分析は論理的であるべきか
-ロジカル病にご用心
-実はロジカルである必要はない?
-現場に形式的な論理はいらない
-漏れない、ダブらないSWOT分析のほうが効率的
-形だけ正しくても意味がない!
・誰が何のために勝ちたいの?
-SWOT分析に欠かせないファクト
-事実から受け取れるものの差
・弱みは克服しないといけないの?
-「弱み」を克服することは必ずしもいいことではない
-いびつさにも意味があるかもしれない
・なんでもデフレのせいですか?
-SWOT分析において外部環境をどう見るか?
-SWOT分析にデフレは関係ない
-SWOT分析とファイブフォースモデル
・仮説がないのに分析しますか?
-SWOT分析は既に仮説を含んでいる
-外の仮説、内の仮説
というような第一章です。盛りだくさんですね・・・。
第一章では、経営戦略の基本的な考え方をSWOT分析をネタにして伝えている感じです。それで、いわゆる中小企業のコンサルタントが言う適当なことを徹底的に批判しています・・・。攻撃的な文章ではありませんけど。
でもね、弱みを改善しましょうとか、ロジカルじゃないといけないとか、マクロ環境が大事だよとか。そういう適当なことを言う人がたくさんいることを指摘した上で、そうでなくてもいいんだよ、というようなことが書いてあります。
ひょっとしたら、いわゆる中小企業からカネをもらっている人からは袋叩きに会うような内容かもしれません・・・。相当、身も蓋もないですからね・・・。
あと、経営戦略は「持続的競争優位を保持するための打ち手の束」だということですが、もっと優しく、「ずっと競争に勝つためにやることのリスト」を考えることだ、という説明をしています。
普段、本を全く読まない人をターゲットにしておりますね。
「そんな人は本を読むわけないだろ!」という突っ込みは置いておいて、メッセージとしては優しく、読みやすく、ということだと思います・・・。
第一章は本当に読みやすいです。きっと、30分ぐらいで読めます。
本書は「キャッチ、やさしい説明、自虐、毒、まとめ」の流れを繰り返しています。それが編集で削られずに済んでいるのがこの部分です。だからとても読みやすいと思います。ぜひぜひ、読んでみて下さい。立ち読みでもいいですからね。
内容を深く解説をしようと思いましたが、読み返してあまりにサラサラ読めるので、解説するのをやめます。ごめんなさい。
それでは、次回は第二章をネタに何か書きます。お楽しみに。
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