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いつまで匿名でやるつもりですか?
ゆるーいコンサルタントさん。
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とのメールをコンサルタントの友人から貰いました。そういえば、素性は公開していませんね。本業のほうは、紹介だけでやってきたので、ホームページもないから、とりあえず、ホームページ作ったらリンクしようかと思っています。
中途半端なホームページなら、無いほうがいいんですよね。作るなら気合の入ったものを作ろうと思っていて。今年、タイミングを見て作りますね。その上で経歴も公開します・・・。たいした経歴ではないですけど。
でも、「eメールコンサルティング」のところで、銀行振り込みにしているので、銀行の口座名義がもろに社名になってるんですけどね・・・。
さて、お話しを元にもどしましょう。「2008年を読む」でしたね。「マズローの欲求階層」を理論的ベースにして、戦後日本を見てみると・・・、ということをしていたんですね。
・1940年中ごろ~1960年はじめ:生理的欲心が強い時代
・1960年はじめ~1970年代中ごろ:安全欲求が強い時代
・1970年代中ごろ~1990年はじめ:関係性欲求が強い時代
・1990年はじめ~2010年ぐらい:承認欲求が強い時代
・2010年ぐらい~:自己実現欲求が強い時代
というように時代を見ると、すっきりするかなと思っています。まあ、極度に単純化している面は相当ありますので、きっとケース外はきっとたくさん出てきますけどね・・・。
そうすると、2008年は、単に、周囲に認められるという承認だけには飽き足らない、自己実現欲求が強くなり始めた人々が現れはじめるでしょうね・・・。
だからといって、それがボランティア的、ソーシャルワーカー的なこと、と単純化されるわけではなくて、あらゆる職種で、「こんなの自己実現なの?」と思うような領域でも、そういった傾向が現れはじめると思います。
一番深い欲求のレイヤから生じることはこんな感じだと思います。ここに忠実になれる人はハッピーですよね・・・。
天職をつかめる人たちですよね・・・。
その上で、もう少し浅いレイヤから生じることとしては、承認欲求が満たされないことによって、本当の自分の欲求からでない、表層的な社会性、自己実現に向かうような動きも出てくると思います。
ゴミ拾いとか、誰でもできるようなボランティアブームとか?それはそれでいいことだと思いますが・・・。
もしくは、やりたいかやりたくないかわからないけど、とりあえずの起業で、承認を求めるとか?安易な起業によって食べていけない層や、ギリギリの悪徳商法に走る人々が出てくるとか。
あるいは、ある程度確立されている、薄い関係性への逃避とか。SNSやら、あるいは宗教っぽいサークルだったりするんでしょうか?
これらの複合要素で、出てくるのは何でしょう?
ネットワークビジネスで起業する人が増えてくるとか?ミクの足跡を見ていると、ネットワークの人がすごく多いなと思いますが、SNS上にそういう人が増えて、かえって普通の人々が、メジャーのSNSから流出するとか?
まあ、ネットワークでも悪質なものと、そうでないものはあるでしょうけどね。
そういえば、ブログもアフィリエイトサイトが多いですね・・・。お金=とりあえずの承認の記号ですよね。本業であっても、副業であっても。薄い関係性への逃避=ネット、みたいな感じの現象として説明できるでしょうか?
ただ、本当に深いところでの欲求に根ざしたメッセージ発信をする人々は支持者を集めるんでしょうね・・・。ただ、その真贋が本当に認知されるには、ある程度の時間が必要なんでしょう。
世代、年代で言うと、高齢化はもう当たり前のことになっていますよね・・・。こういった欲求をベースに考えると、高齢化の意味合いはどうなるんでしょうね?
高齢者でイノベーター的というか、着実に欲求の階段を上がっていった人は揺るがず、メンター的な役割を果たしていくんでしょうか?逆に、若い人で、自然に欲求の階段の上にいる人は、やわらかいというか、自然なカリスマ性を発揮していくんでしょうか?
それに対して、反動的なものはなんでしょうね?悪い教えを広める高齢者も出てくる?高齢者犯罪組織とか、高齢者による悪徳宗教団体が出現するとか?
無理にカリスマ性を発揮しようとする若いブラックなカリスマ経営者が出てくるとか。ホリエモンみたいなかわいらしいものではなくて、もっと悪質な・・・。
そして、それに追従する、踊らされる、右往左往する層も出てくる?
うーん。もっと具体に落とせるんですけど、これ以上具体に寄せると、ちょっと気分が悪くなる感じがしてきましたね・・・。なぜかはわかりませんが。
コンサルタントは具体と向き合うのが怖いんだ!との指摘もあるかもしれませんね。そうですね。具体というよりは、あまりよくない部分の未来を細かく描きたくない、というのはありますね・・・。
次回はもう少し、具体的なことに寄せてみようかと思っています。いつもよりちょっと短いですので、少し蛇足を。
本当の欲求に根ざしているメッセージは社会に受容される。今日のブログを書いていて、自分でそれを前提にしているんだな、と思いました。では、自分が今の会社でやっていることは、本当の欲求に根ざしているのか?という問いかけが自分に沸いてきました。
迷い無く、それを信じられるほどピュアでもないです。
それで、起業する時に作った「7つの誓い」を書きます。なぜ、7つか。それは欲が深いからでしょうね。人間の認識のレンジは5±2といわれています。ふつうの人は、5つのものの違いを認識できる。3つのものの違いなら、どんな人でも認識できる。
ただ、いきなり7つの違いを認識できる人は稀です。だから、広まりにくいでしょう。ただ、7不思議の中身を全て言える人はいないけど、なんかすごそうに見える。そんな感じがするので、「7つの誓い」にしました。
-------------「コンサルティング、7つの誓い」-----------------
・過去に人類が考えてきたこと(Thought)を蓄積し、そこから鋭い洞察(Insight)を生み出し、その洞察がまた、Thoughtの一部になっていくプロセスを回していくこと。そのプロセスが社会のナレッジ量を増加させ、全ての価値を生み出すことを認識すること
・先人の知恵に対する敬意を払い、学び続けること。ナレッジの自己への入力量が自身の考える能力を向上させ、社会のナレッジ量を増加させることを知ること
・社会のビジネスナレッジの偏在を正すことを目指すこと。そのために社会の構成員であるクライアントに対してビジネスナレッジを提供すること
・ビジネスナレッジの偏在を利用する悪貨たる企業を駆逐する良貨たらんとすること。そのために偏在を利用する企業以上のマーケティング力を持つこと。そして、提供したナレッジに見合った対価をクライアントから頂くこと
・社会に対する志を持つ企業、個人をクライアントとすること。例え儲かるとしても、社会的な理念を保持しない企業をクライアントとしないこと
・クライアントの成長を望むこと。具体的な解の提示よりも、その解を出すプロセスをシェアすることにより、クライアント自身がプロセスを組みなおし、異なった解を出す力を増加させることに重きを置くこと
・抽象的な理論のレイヤから、クライアントサイドの具体へと寄っていくこと。ただし、その過程でクライアントにも具体のレイヤから抽象のレイヤに寄ってもらうこと。その上で、中間のレイヤでクライアントと共に新しいナレッジを生み出していくこと
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果たして、このメッセージは届くのでしょうか?と思いつつ、また次回、具体に寄せた2008年を読む、をお伝えしようと思います・・・。次回をお楽しみに・・・。

いつまで匿名でやるつもりですか?
ゆるーいコンサルタントさん。
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とのメールをコンサルタントの友人から貰いました。そういえば、素性は公開していませんね。本業のほうは、紹介だけでやってきたので、ホームページもないから、とりあえず、ホームページ作ったらリンクしようかと思っています。
中途半端なホームページなら、無いほうがいいんですよね。作るなら気合の入ったものを作ろうと思っていて。今年、タイミングを見て作りますね。その上で経歴も公開します・・・。たいした経歴ではないですけど。
でも、「eメールコンサルティング」のところで、銀行振り込みにしているので、銀行の口座名義がもろに社名になってるんですけどね・・・。
さて、お話しを元にもどしましょう。「2008年を読む」でしたね。「マズローの欲求階層」を理論的ベースにして、戦後日本を見てみると・・・、ということをしていたんですね。
・1940年中ごろ~1960年はじめ:生理的欲心が強い時代
・1960年はじめ~1970年代中ごろ:安全欲求が強い時代
・1970年代中ごろ~1990年はじめ:関係性欲求が強い時代
・1990年はじめ~2010年ぐらい:承認欲求が強い時代
・2010年ぐらい~:自己実現欲求が強い時代
というように時代を見ると、すっきりするかなと思っています。まあ、極度に単純化している面は相当ありますので、きっとケース外はきっとたくさん出てきますけどね・・・。
そうすると、2008年は、単に、周囲に認められるという承認だけには飽き足らない、自己実現欲求が強くなり始めた人々が現れはじめるでしょうね・・・。
だからといって、それがボランティア的、ソーシャルワーカー的なこと、と単純化されるわけではなくて、あらゆる職種で、「こんなの自己実現なの?」と思うような領域でも、そういった傾向が現れはじめると思います。
一番深い欲求のレイヤから生じることはこんな感じだと思います。ここに忠実になれる人はハッピーですよね・・・。
天職をつかめる人たちですよね・・・。
その上で、もう少し浅いレイヤから生じることとしては、承認欲求が満たされないことによって、本当の自分の欲求からでない、表層的な社会性、自己実現に向かうような動きも出てくると思います。
ゴミ拾いとか、誰でもできるようなボランティアブームとか?それはそれでいいことだと思いますが・・・。
もしくは、やりたいかやりたくないかわからないけど、とりあえずの起業で、承認を求めるとか?安易な起業によって食べていけない層や、ギリギリの悪徳商法に走る人々が出てくるとか。
あるいは、ある程度確立されている、薄い関係性への逃避とか。SNSやら、あるいは宗教っぽいサークルだったりするんでしょうか?
これらの複合要素で、出てくるのは何でしょう?
ネットワークビジネスで起業する人が増えてくるとか?ミクの足跡を見ていると、ネットワークの人がすごく多いなと思いますが、SNS上にそういう人が増えて、かえって普通の人々が、メジャーのSNSから流出するとか?
まあ、ネットワークでも悪質なものと、そうでないものはあるでしょうけどね。
そういえば、ブログもアフィリエイトサイトが多いですね・・・。お金=とりあえずの承認の記号ですよね。本業であっても、副業であっても。薄い関係性への逃避=ネット、みたいな感じの現象として説明できるでしょうか?
ただ、本当に深いところでの欲求に根ざしたメッセージ発信をする人々は支持者を集めるんでしょうね・・・。ただ、その真贋が本当に認知されるには、ある程度の時間が必要なんでしょう。
世代、年代で言うと、高齢化はもう当たり前のことになっていますよね・・・。こういった欲求をベースに考えると、高齢化の意味合いはどうなるんでしょうね?
高齢者でイノベーター的というか、着実に欲求の階段を上がっていった人は揺るがず、メンター的な役割を果たしていくんでしょうか?逆に、若い人で、自然に欲求の階段の上にいる人は、やわらかいというか、自然なカリスマ性を発揮していくんでしょうか?
それに対して、反動的なものはなんでしょうね?悪い教えを広める高齢者も出てくる?高齢者犯罪組織とか、高齢者による悪徳宗教団体が出現するとか?
無理にカリスマ性を発揮しようとする若いブラックなカリスマ経営者が出てくるとか。ホリエモンみたいなかわいらしいものではなくて、もっと悪質な・・・。
そして、それに追従する、踊らされる、右往左往する層も出てくる?
うーん。もっと具体に落とせるんですけど、これ以上具体に寄せると、ちょっと気分が悪くなる感じがしてきましたね・・・。なぜかはわかりませんが。
コンサルタントは具体と向き合うのが怖いんだ!との指摘もあるかもしれませんね。そうですね。具体というよりは、あまりよくない部分の未来を細かく描きたくない、というのはありますね・・・。
次回はもう少し、具体的なことに寄せてみようかと思っています。いつもよりちょっと短いですので、少し蛇足を。
本当の欲求に根ざしているメッセージは社会に受容される。今日のブログを書いていて、自分でそれを前提にしているんだな、と思いました。では、自分が今の会社でやっていることは、本当の欲求に根ざしているのか?という問いかけが自分に沸いてきました。
迷い無く、それを信じられるほどピュアでもないです。
それで、起業する時に作った「7つの誓い」を書きます。なぜ、7つか。それは欲が深いからでしょうね。人間の認識のレンジは5±2といわれています。ふつうの人は、5つのものの違いを認識できる。3つのものの違いなら、どんな人でも認識できる。
ただ、いきなり7つの違いを認識できる人は稀です。だから、広まりにくいでしょう。ただ、7不思議の中身を全て言える人はいないけど、なんかすごそうに見える。そんな感じがするので、「7つの誓い」にしました。
・過去に人類が考えてきたこと(Thought)を蓄積し、そこから鋭い洞察(Insight)を生み出し、その洞察がまた、Thoughtの一部になっていくプロセスを回していくこと。そのプロセスが社会のナレッジ量を増加させ、全ての価値を生み出すことを認識すること
・先人の知恵に対する敬意を払い、学び続けること。ナレッジの自己への入力量が自身の考える能力を向上させ、社会のナレッジ量を増加させることを知ること
・社会のビジネスナレッジの偏在を正すことを目指すこと。そのために社会の構成員であるクライアントに対してビジネスナレッジを提供すること
・ビジネスナレッジの偏在を利用する悪貨たる企業を駆逐する良貨たらんとすること。そのために偏在を利用する企業以上のマーケティング力を持つこと。そして、提供したナレッジに見合った対価をクライアントから頂くこと
・社会に対する志を持つ企業、個人をクライアントとすること。例え儲かるとしても、社会的な理念を保持しない企業をクライアントとしないこと
・クライアントの成長を望むこと。具体的な解の提示よりも、その解を出すプロセスをシェアすることにより、クライアント自身がプロセスを組みなおし、異なった解を出す力を増加させることに重きを置くこと
・抽象的な理論のレイヤから、クライアントサイドの具体へと寄っていくこと。ただし、その過程でクライアントにも具体のレイヤから抽象のレイヤに寄ってもらうこと。その上で、中間のレイヤでクライアントと共に新しいナレッジを生み出していくこと
果たして、このメッセージは届くのでしょうか?と思いつつ、また次回、具体に寄せた2008年を読む、をお伝えしようと思います・・・。次回をお楽しみに・・・。


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