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 おはようございます。伊藤です。

 今日は統合と分析についてです。

 この2つを分けること自体が、私にはよくわからない面もあるのですが、一般的には違うものとされています。

 確かに、新たな仮説に向かって、現在の世界を分析し、その分析結果から統合するというプロセスの中では、別々の作業です。

 でもね、そもそも仮説が無ければ、新たな枠組みで環境を分析する意味がありません。その分析結果の統合プロセスはこの時点である程度決まっています。だから、一連の作業の中で、相互に従属しているのです。

 それでね、この2つを分けて考えたがる人がいることも確かです。

 それはなぜか?

 統合を強調する人は、新たに環境を分析するということをあまりやりたがりません。既にある枠組みで、既に分かっていることを統合して何かしら言えると思っている。

 でも、おそらくそれは幻想です。

 分析を強調する人は、主語のない分析をする人のように見えます。いわゆる一昔前のシンクタンクです。よく言われましたね、シンクタンクの報告書には主語がない、と。

 特定の主語が実行するアクション、つまり仮説に向かって、そのアクションが有効な市場の状況に関する仮説が成立する枠組みが規定されます。主語がないのに、分析とか言われると困る面はあります。

 ただ、一般的に必要だろうと言われる基礎的な数字を整えることは、それはそれで価値があります。

 でも、それは、分析なんですかね・・・。

 経営において、意味のあるアクションを出すための分析は、自社の固有のリソースのもとで成立しうるアクションの仮説に関して、それが成立しうる市場のありようを考えるためにあるのです。

 数字をそれなりに整えて、やった感を出すためにあるのではありません。

 このあたりがわかるようになると、やたらと統合を強調する人や、やたらと分析を強調する人が、どうも変だということが感じられるようになってくると思います。

 統合を強調する人と、分析を強調する人を結びつけても結局うまくはいきません。両方がわかっていないと意味ある作業ができないと思います。

 それでは今日はこのあたりで。次回をお楽しみに。
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2013.06.24(07:46)|シンキングメソッドコメント(0)トラックバック(0)TOP↑
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