**********************************************************************
メールマガジン「インサイト100」
週に1回配信中。
登録は⇒http://www.taii.jp/
**********************************************************************
インサイト100シンキングメソッド
> 仮説があれば効率的に検討できる?
 こんばんは。伊藤です。

 今日も暑かったですね。さて、今日は仮説の話です。

 たまに見かけます。『仮説があれば効率的な検討ができる』という主張を見かけます。

 これね、私も正しいと思います。でもね、「仮説があれば」が要注意で、仮説はどうやって出すの?というのが大きな問題になります。

 仮説が難しいか?と言えば、何度も書いているように難しいわけではない。期待と同じです。『彼女がプレゼントをくれるんじゃないか?』と期待する。それと同じ作用です。そう思って過ごして、彼女と会ったら、彼女の挙動が全てプレゼントをくれそうか否か?で見えてくる。

 それと同じで市場に対して期待することを中心として仮説が組み上がる。

 でもね、そういった仮説を出すには、それなりのそのマーケットにおける経験が必要です。何も経験がないのに出せるか?というとそこは難しい。

 そこを越えるためには、アナロジーという考え方が有効です。アナロジーとは似ているというところから、考える方法です。

 あの業界とこの業界は似ている。だからあの業界で成立したことが、成立しうるんじゃないか?と。

 成功事例を集めたがる人もいますが、似ていない業界で成立したことはあまり意味はありません。どういった側面で似ているのか?がわからないと適用の仕方がわかりません。

 ただ、他業界に知見があるのなら、そこから仮説を持ってくることはできなくはない。

 できた仮説が、そのマーケットにおいて説明力を持つか?をある程度見てみないと、それを基にしたアクションを考えるのは不安です。

 未来はわからない。

 その施策アイデアが使えるかどうかは使ってみないとわからない。ただ、市場を説明力があるモデル、仮説で捉えられるのならば、その仮説が正しいとして、正しそうなアクションを考えることはできます。

 どの道、経験は必要です。それが自分の業界なのか、他の業界なのか、というところだけです。

 他業界での成功事例はとっかかりにはなり得ますが、それ以上ではありません。それがどのようにマーケットを説明する仮説によっているのか?がわからないときつい。

 このあたりは、アクションとマーケットの関係をいつも考えていないとわかるようにはなりません。マーケットがこうだから、こういうアクションが効きそうだ。こういうアクションがこの業界で効いたということはマーケットがこうだったのではないか?

 このあたりのことをいつもいつも考えていればわかるようにはなりますけどね。

 もし、こういうことをする余裕がないのなら、正しいマーケットの分析をしようと思わないことです。SWOT分析でもして施策アイデアを出すだけでなんとかすればいいと思います。

 それでは今日はこのあたりで。次回をお楽しみに。

 
関連記事
スポンサーサイト
2013.07.18(20:22)|シンキングメソッドコメント(0)トラックバック(0)TOP↑
名前:
コメントタイトル:
メールアドレス:
URL:
コメント:

パスワード:
管理人だけに表示:
管理者にだけ表示を許可
Twitter
メールマガジン登録
メールマガジン「インサイト100」週に1回配信中。登録は⇒http://taii.jp/の登録窓から
プロフィール
推薦図書
経営理念
弊社のコンサルティングのポリシーです。

・過去に人類が考えてきたこと(Thought)を蓄積し、そこから鋭い洞察(Insight)を生み出し、その洞察がまた、Thoughtの一部になっていくプロセスを回していくこと。そのプロセスが社会のナレッジ量を増加させ、全ての価値を生み出すことを認識すること

・先人の知恵に対する敬意を払い、学び続けること。ナレッジの自己への入力量が自身の考える能力を向上させ、社会のナレッジ量を増加させることを知ること

・社会のビジネスナレッジの偏在を正すことを目指すこと。そのために社会の構成員であるクライアントに対してビジネスナレッジを提供すること

・ビジネスナレッジの偏在を利用する悪貨たる企業を駆逐する良貨たらんとすること。そのために偏在を利用する企業以上のマーケティング力を持つこと。そして、提供したナレッジに見合った対価をクライアントから頂き収益を上げ、成長していくこと

・社会に対する志を持つ企業、個人をクライアントとすること。例え儲かるとしても、志を持たない企業、個人をクライアントとしないこと

・クライアントの成長を望むこと。具体的な解の提示よりも、その解を出すプロセスをシェアすることにより、クライアント自身がプロセスを組みなおし、異なった解を出す力を増加させることに重きを置くこと

・抽象的な理論のレイヤから、クライアントサイドの具体へと寄っていくこと。ただし、その過程でクライアントにも具体のレイヤから抽象のレイヤに寄ってもらうこと。その上で、中間のレイヤでクライアントと共に新しいナレッジを生み出していくこと
カテゴリー
月別アーカイブ
RSSフィード
ブロとも申請フォーム