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 こんばんは。伊藤です。

 年末ですね。寒くなければ年末も大好きなのですが、いかんせん、東京は寒い。早くリタイヤして南の島で暮らしたいです。

 さて、今日は形式と意味についてです。

 人間にとって意味とは何か?と言えば、自分の生存にとっての意味が意味の根源なわけです。

 意味を究極まで剥奪していくと、形式になっていくわけです。

 例えばね、数字だけのポエムみたいなものを書いている学者さんがいます。音とリズムだけから、人間の発話の根本に迫りたいという試みの1つなわけです。

 でも、このアプローチで人間の発話の根本に迫れるか?と言えば迫れないと思うわけです。

 意味が剥奪されているからですね。

 こういった究極まで発話を形式化した研究が、知見をもたらさないかと言えば、もたらすとは思いますよ。ただ、それはメインストリームの人間にとっての意味の研究があった上で、形式の研究があるから、有用な知見が得られる面があるわけですよね。

 経営において、事実の意味とは、自社が将来、持続的競争優位を得られるか?に対しての意味なわけですよね。

 これを形式化して、フレームワークにすることはできるし、誰でも枠を埋めればできた気になることは可能ではありますが、それで戦略立案ができるかと言えば、できない。

 枠を埋めただけでは意味がないわけですね。

 その意味というものが、経営において読めるか?というのが、戦略立案では大事なわけです。

 といったことを、戦略立案に悩む人に伝えると、立ち上がれるのですが、悩んだことがない人に伝えても、はにゃあ、という感じですね。まあ、そんなもんです。

 それでは今日はこのあたりで。次回をお楽しみに。
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2013.12.26(20:38)|シンキングメソッドコメント(0)トラックバック(0)TOP↑
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