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> 読書案内
 今日は仕事が進まないので、読書案内を書いておきます。

 まずは、日本でビジネスをする際のマネジメントに関して。米国流のマネジメントを導入するには、理解しておかなければならない日本人の特性、伝統があります。↓を読めば概ね見えてくる面がある。

日本資本主義の精神なぜ、一生懸命働くのか (PHP文庫)日本資本主義の精神なぜ、一生懸命働くのか (PHP文庫)
(2013/08/09)
山本 七平

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 いわゆる日本的マネジメントのようなものがなぜあるのか?といったことまで見えてくるように思います。米国産であるかのように装う日本的マネジメントもおぼろげながら見えてくるかもしれません。

 次はグンマーの条例で、QBハウスを規制するようなものができましたが、なんとインド中央銀行の総裁までもがその驚愕の事実を指摘している!という本です。

フォールト・ラインズ 「大断層」が金融危機を再び招くフォールト・ラインズ 「大断層」が金融危機を再び招く
(2011/01/18)
ラグラム・ラジャン

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 米国の金融危機をしっかり予測したラジャンですが、グンマーの条例まで知っているとは驚きです。という冗談はともかく、日本経済の立ち位置を理解するには面白い本だと思います。

 さて、次は哲学ですが、最近、権力としてビジネスを捉えるのが面白いなあ、と思っていて、普通はマルクスの資本論あたりが大事だとかいうわけですが、私の中では↓です。フーコーの自由主義批判の講演がたくさん出ています。

ミシェル・フーコー講義集成〈8〉生政治の誕生 (コレージュ・ド・フランス講義1978-79)ミシェル・フーコー講義集成〈8〉生政治の誕生 (コレージュ・ド・フランス講義1978-79)
(2008/08)
ミシェル フーコー

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 似たようなことを違う講演で言い続けているので、読むとなんとなくわかるようなわからんような、という内容です。

 でね、権力と権威という側面からブランドを捉えるとすごくわかる感じがするのが、↓です。フランス人の文章なので、ものすごく読みにくいですが、ラグジュアリーブランドとプレミアムブランドの違いを捉えるにはいいかな、と。簡単に言うと、ラグジュアリーブランドは所有によって、権力、権威を示すものだと言えるわけです。

ラグジュアリー戦略―真のラグジュアリーブランドをいかに構築しマネジメントするかラグジュアリー戦略―真のラグジュアリーブランドをいかに構築しマネジメントするか
(2011/01/28)
ジャン=ノエル カプフェレ、ヴァンサン バスティアン 他

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 といった内容です。文化による慣習や古層のようなものがビジネス、経済に影響を与えているという視点では幅広い読書というのは、本当にいろいろな知見を与えてくれるものだな、と思ったりします。

 それでは、今日はこのあたりで。良いお年をお迎えください。


 
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2013.12.31(17:08)|書籍コメント(0)トラックバック(0)TOP↑
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