**********************************************************************
メールマガジン「インサイト100」
週に1回配信中。
登録は⇒http://www.taii.jp/
**********************************************************************
インサイト100シンキングメソッド
> 今年も動機主義を叩きます
おはようございます。伊藤です。

今日が仕事初めの方も多いと思います。
私は年末年始もずっと論点を書いて、解の仮説を書いて、気晴らしにTwitterやっていました。

今年もよろしくお願いします。

それで、最近はTwitterで動機主義というのを叩いています。
動機がピュアならうまくいくという考えです。

この魅力は強力で、これに憑りつかれる人が後を絶たない。

でもね、これまでもずっと書いていますが、
やるメリットがデメリットより大きくて、やり方がわかっていて、
自分がそれをできればやりますよね。

本来、このメリットとデメリットの比較から来るものを
動機と言うはずなのですが、動機主義が指す動機という言葉は
もっと信仰のようなものです。

これが自分の天職だから、とかね・・・。
おいおい、大丈夫か?と。

でね、このやるメリット、デメリット、やり方、できるか否か?を
考えるのが、考えるですよね。

やり方がわからなければハードルは高いというか、
やれない。

やり方を知識としてわかっていても、
自分がそれをできるかが見えないと、やれない。

本当に単純化すればこういうことですよね?

それをね、メリットとデメリットの比較を外発的動機だと退けて、
内発的動機、心の底からやりたいとかそういうものを据えると、
自己啓発の教祖には都合がいいことが多いんですよ。

前に聞いた自己啓発の教祖の発言で面白いなあと思ったのは、
「この場に来た人は、みな感じるものがあってきたはずです。メリットとデメリットを比較してとかそういった作業をしていないと思います。そういうことをする人は逆に言えばここに来てはいけないのです。」
というセリフです。

うまいなあ、と。

これね、この自己啓発教団では、
メリットとデメリットを比較してはならないわけです。

なぜか?

そりゃあ、デメリットがでかいからですよね・・・。
何百万円も教祖に貢ぐのは、そういう思考をもっていては不可能です。

動機の純粋性の強調というのは、こういう危険が満ち満ちています。

有名な書籍でいえば、「失敗の本質」ですよね。
失敗の本質失敗の本質
(2013/08/02)
戸部 良一、寺本 義也 他

商品詳細を見る


必勝の信念に従えば勝てるんだ、につながる。

これを疑問を持っちゃいけないという教えがつながって、
大惨事が起こる。

まあ、自己啓発教祖に貢ぐぐらいなら、
せいぜい数百万ですからたいしたことはないのですが・・・。

でね、メリットとデメリットの比較、やり方というものを
解説するビジネス書が巷に溢れましたね。

いわゆる〇〇ハック的な。

で、私はこういう薄っぺらい〇〇ハックも批判します。
ただ、動機主義よりはましだとは思いますよ。

ただね、メリットデメリットの比較、やり方というもののステップを
文字上でわかっただけで難度が高いことができるか?といえば、
やったことがないことはすごく難しい。なかなかできない。

それでね、こういうハウツーじゃダメだと、
動機主義にはまり込む人もいて、悪循環なわけですよ。

ハウツーの次に必要なのは、系譜学的アプローチです。
なぜその手法が編み出され、どのように考えられて設計されているか?です。

だから、何をやるにせよ、起源にさかのぼって調べて理解した上でやる必要があると私は説くわけです。

と、ここから宣伝ですが、
資本主義と市場経済の2つを理解することが、
結局、経営戦略の理解に近付くわけです。

といことで、経営戦略勉強会、あと、2,3人来るといいなと
思っています。
http://www.taii.jp/strategy_benkyoukai_landingpage.html

それでは次回をお楽しみに。
関連記事
スポンサーサイト
2014.01.06(10:58)|シンキングメソッドコメント(0)トラックバック(0)TOP↑
名前:
コメントタイトル:
メールアドレス:
URL:
コメント:

パスワード:
管理人だけに表示:
管理者にだけ表示を許可
Twitter
メールマガジン登録
メールマガジン「インサイト100」週に1回配信中。登録は⇒http://taii.jp/の登録窓から
プロフィール
推薦図書
経営理念
弊社のコンサルティングのポリシーです。

・過去に人類が考えてきたこと(Thought)を蓄積し、そこから鋭い洞察(Insight)を生み出し、その洞察がまた、Thoughtの一部になっていくプロセスを回していくこと。そのプロセスが社会のナレッジ量を増加させ、全ての価値を生み出すことを認識すること

・先人の知恵に対する敬意を払い、学び続けること。ナレッジの自己への入力量が自身の考える能力を向上させ、社会のナレッジ量を増加させることを知ること

・社会のビジネスナレッジの偏在を正すことを目指すこと。そのために社会の構成員であるクライアントに対してビジネスナレッジを提供すること

・ビジネスナレッジの偏在を利用する悪貨たる企業を駆逐する良貨たらんとすること。そのために偏在を利用する企業以上のマーケティング力を持つこと。そして、提供したナレッジに見合った対価をクライアントから頂き収益を上げ、成長していくこと

・社会に対する志を持つ企業、個人をクライアントとすること。例え儲かるとしても、志を持たない企業、個人をクライアントとしないこと

・クライアントの成長を望むこと。具体的な解の提示よりも、その解を出すプロセスをシェアすることにより、クライアント自身がプロセスを組みなおし、異なった解を出す力を増加させることに重きを置くこと

・抽象的な理論のレイヤから、クライアントサイドの具体へと寄っていくこと。ただし、その過程でクライアントにも具体のレイヤから抽象のレイヤに寄ってもらうこと。その上で、中間のレイヤでクライアントと共に新しいナレッジを生み出していくこと
カテゴリー
月別アーカイブ
RSSフィード
ブロとも申請フォーム