カウンターが1000ヒットを超えましたね。
延べ1000人以上の方がこのブログを見てくださったと思うと、ありがたいです。見てくださっている皆様、本当に、ありがとうございます。
自分の得てきた知見をまとめる、日々のクライアントとのやりとりで疑問に思ったことを吐露する、という思いではじめましたが、こんなに続けられるものなんですね。
このブログ、毎日更新とは行きませんが、更新はけっこう頻繁にありますよね?自慢かもしれませんが、私は書くのが早いんです。すぐ書き終わります。あんまり迷いません。書き始めると、一気に書き終わります。ブログを書くにはすごく便利ですね。
自慢は置いておきまして、私なりのコンサルティングとは?というものの答えを、当社の経営理念である、「コンサルティング、7つの誓い」を例に説明していたんですね。今日は2回目です。
今日は、「7つの誓い」の③、④の解説をしたいと思います。
--------------- コンサルティング、7つの誓い(抜粋) ------------------
③社会のビジネスナレッジの偏在を正すことを目指すこと。そのために社会の構成員であるクライアントに対してビジネスナレッジを提供すること
④ビジネスナレッジの偏在を利用する悪貨たる企業を駆逐する良貨たらんとすること。そのために偏在を利用する企業以上のマーケティング力を持つこと。そして、提供したナレッジに見合った対価をクライアントから頂くこと
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社会には、多くのものが偏在していますね。「持たざる者」という有名な言葉もありますね。その偏在を利用して利益を得ることを「アービトラージ」と言います。あらゆるビジネスの基本でもありますね。(今は証券用語のように使われていますけどね・・・)
オアシスで水を汲んで、砂漠の真ん中で水を切らした人に出会ったら、すごく高い宝石と交換してくれたとか、そんなお話しは昔話によくありますよね?でも、オアシスが目の前にあったら、誰も水をあなたから買おうとは思いません。
それと同様に、経営に関するナレッジも偏在しています。オアシスもあれば、砂漠もあるんですね。ただ、ナレッジは目に見えません。情報空間にあるんですね。人の頭の中も、情報空間の一部だと思います。
それを得るには、言葉を介する手段が有力です。もしくは、実際に体験する。
でも、経営に関するナレッジは、得た瞬間に効果を発揮するのではなく、タイムラグが存在します。それと、そのナレッジを得た効果なのか、そうでないのかがわかりにくい。水のように、得た瞬間に、水分の補給という効果が出る、というものではないのです。
それと、それが正しいかの保証はないんです。コンサルティングがブランド商売と言われるゆえんは、そこにありますね。本当に期待した効果が得られるかはわからないんです。だから、ブランドのある、マッキンゼーやボスコンが強いんですね。
外科医だとわかりやすいですよね。手術しないと死にます!と言って、怪我を手術で治す。わかりやすい。でも、内科ってよくわかりませんよね。体調はなんとなく悪い。薬を飲めって言われて飲んだけど、効いているのか、そうでないのかよくわからない。そうすると、なんとなく不安です。
営業とか、販売領域だと、効果はわかりやすいですよね。たとえば、セールストークAとセールストークBのどちらが効果があったかは、数字を見ればいいからわかりやすい。
販売領域でなくても、施策レベルのことは、ある程度わかりやすいんですね。
ただ、戦略、ビジネスシステム、組織構造などのお話しは、わかりにくいんです。施策レベルの物事の積み上げで、会社を大きくされた経営者の方は、無意識的には、概念レベルの戦略、ビジネスシステムなどの議論を理解してはいると思うのですが、言語化するのは難しい。
でも、ビジネスシステム領域の「自動化」という論点の中で、情報システムの開発というのが、わかりやすいものとして、出現しました。一応、画面上にシステムがあるように見える。
ただ、その効果が本当に高いのか高くないのかはよくわからないんですね。ただ、それを切り口に、コンサルティングと称して企業に入り込む会社があります。
当然、意味ある情報システムもあるんですよ。そして、意味のない情報システムもある。でも、お金は人日計算で請求される。意味があるかないかには関わらず。
それって、ひどくないですか?と私は思います。
その状況を改善しようとしている会社もあります。「ウルシステムズ」さんですね。
いわゆる大手ITコンサルティングに頼むんだったら、うちにプロジェクトのマネジメントを依頼しませんか?、外注とは直接取引きしてかまいません。マネジメント料だけください。結果的に大手ITコンサルティングよりも安く仕上げます、というようなことをやっています。
私も、そういう状況を改善したいと思い、コンサルティング会社を作りました。ただ、そういうコンサルティング会社よりもマーケティング力を持たないといけない。
悪徳なエステサロンや、英会話教材販売の会社は、悪徳ですが、強力なマーケティング力を持っていますね。そういった会社を栄えさせないためには、そういった会社以上のマーケティング力を持って、顧客を獲得しないと、負け犬の遠吠えになってしまいます。
だから、私の会社も強力なマーケティング力を持とう!と理念で言っているんですね。まだ、紹介ベースでやっていますので、純粋に新規のお客さん、つまり、独立前に会ったこともないけど、誰の紹介でもないけど、仕事を依頼してきてくれる人はいないので、これから本格的なマーケティング活動をしようと思っていますけどね。
元マッキンゼーでエクシード代表の波頭亮さんは、独立当初はあんまり仕事がとれなかったみたいです。でも、多くの本を書いて、テレビに出たりして、という活動で仕事をとったみたいですね。
私も本を出すとか、そういうことをしないといけないかな、と。このブログ、本にならないかな、と思ってます。それで、反応してくれた方が純粋に新規のお客さんになってくれるといいなあ、と思っています。
今日も字数が多くなってきたので、残りの「誓い」はまた今度、ご説明しますね。
次回をお楽しみに。

延べ1000人以上の方がこのブログを見てくださったと思うと、ありがたいです。見てくださっている皆様、本当に、ありがとうございます。
自分の得てきた知見をまとめる、日々のクライアントとのやりとりで疑問に思ったことを吐露する、という思いではじめましたが、こんなに続けられるものなんですね。
このブログ、毎日更新とは行きませんが、更新はけっこう頻繁にありますよね?自慢かもしれませんが、私は書くのが早いんです。すぐ書き終わります。あんまり迷いません。書き始めると、一気に書き終わります。ブログを書くにはすごく便利ですね。
自慢は置いておきまして、私なりのコンサルティングとは?というものの答えを、当社の経営理念である、「コンサルティング、7つの誓い」を例に説明していたんですね。今日は2回目です。
今日は、「7つの誓い」の③、④の解説をしたいと思います。
③社会のビジネスナレッジの偏在を正すことを目指すこと。そのために社会の構成員であるクライアントに対してビジネスナレッジを提供すること
④ビジネスナレッジの偏在を利用する悪貨たる企業を駆逐する良貨たらんとすること。そのために偏在を利用する企業以上のマーケティング力を持つこと。そして、提供したナレッジに見合った対価をクライアントから頂くこと
社会には、多くのものが偏在していますね。「持たざる者」という有名な言葉もありますね。その偏在を利用して利益を得ることを「アービトラージ」と言います。あらゆるビジネスの基本でもありますね。(今は証券用語のように使われていますけどね・・・)
オアシスで水を汲んで、砂漠の真ん中で水を切らした人に出会ったら、すごく高い宝石と交換してくれたとか、そんなお話しは昔話によくありますよね?でも、オアシスが目の前にあったら、誰も水をあなたから買おうとは思いません。
それと同様に、経営に関するナレッジも偏在しています。オアシスもあれば、砂漠もあるんですね。ただ、ナレッジは目に見えません。情報空間にあるんですね。人の頭の中も、情報空間の一部だと思います。
それを得るには、言葉を介する手段が有力です。もしくは、実際に体験する。
でも、経営に関するナレッジは、得た瞬間に効果を発揮するのではなく、タイムラグが存在します。それと、そのナレッジを得た効果なのか、そうでないのかがわかりにくい。水のように、得た瞬間に、水分の補給という効果が出る、というものではないのです。
それと、それが正しいかの保証はないんです。コンサルティングがブランド商売と言われるゆえんは、そこにありますね。本当に期待した効果が得られるかはわからないんです。だから、ブランドのある、マッキンゼーやボスコンが強いんですね。
外科医だとわかりやすいですよね。手術しないと死にます!と言って、怪我を手術で治す。わかりやすい。でも、内科ってよくわかりませんよね。体調はなんとなく悪い。薬を飲めって言われて飲んだけど、効いているのか、そうでないのかよくわからない。そうすると、なんとなく不安です。
営業とか、販売領域だと、効果はわかりやすいですよね。たとえば、セールストークAとセールストークBのどちらが効果があったかは、数字を見ればいいからわかりやすい。
販売領域でなくても、施策レベルのことは、ある程度わかりやすいんですね。
ただ、戦略、ビジネスシステム、組織構造などのお話しは、わかりにくいんです。施策レベルの物事の積み上げで、会社を大きくされた経営者の方は、無意識的には、概念レベルの戦略、ビジネスシステムなどの議論を理解してはいると思うのですが、言語化するのは難しい。
でも、ビジネスシステム領域の「自動化」という論点の中で、情報システムの開発というのが、わかりやすいものとして、出現しました。一応、画面上にシステムがあるように見える。
ただ、その効果が本当に高いのか高くないのかはよくわからないんですね。ただ、それを切り口に、コンサルティングと称して企業に入り込む会社があります。
当然、意味ある情報システムもあるんですよ。そして、意味のない情報システムもある。でも、お金は人日計算で請求される。意味があるかないかには関わらず。
それって、ひどくないですか?と私は思います。
その状況を改善しようとしている会社もあります。「ウルシステムズ」さんですね。
いわゆる大手ITコンサルティングに頼むんだったら、うちにプロジェクトのマネジメントを依頼しませんか?、外注とは直接取引きしてかまいません。マネジメント料だけください。結果的に大手ITコンサルティングよりも安く仕上げます、というようなことをやっています。
私も、そういう状況を改善したいと思い、コンサルティング会社を作りました。ただ、そういうコンサルティング会社よりもマーケティング力を持たないといけない。
悪徳なエステサロンや、英会話教材販売の会社は、悪徳ですが、強力なマーケティング力を持っていますね。そういった会社を栄えさせないためには、そういった会社以上のマーケティング力を持って、顧客を獲得しないと、負け犬の遠吠えになってしまいます。
だから、私の会社も強力なマーケティング力を持とう!と理念で言っているんですね。まだ、紹介ベースでやっていますので、純粋に新規のお客さん、つまり、独立前に会ったこともないけど、誰の紹介でもないけど、仕事を依頼してきてくれる人はいないので、これから本格的なマーケティング活動をしようと思っていますけどね。
元マッキンゼーでエクシード代表の波頭亮さんは、独立当初はあんまり仕事がとれなかったみたいです。でも、多くの本を書いて、テレビに出たりして、という活動で仕事をとったみたいですね。
私も本を出すとか、そういうことをしないといけないかな、と。このブログ、本にならないかな、と思ってます。それで、反応してくれた方が純粋に新規のお客さんになってくれるといいなあ、と思っています。
今日も字数が多くなってきたので、残りの「誓い」はまた今度、ご説明しますね。
次回をお楽しみに。


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