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こんにちは。伊藤です。

今日も戦略ネタです。先日、プラハードとハメルのコアコンピタンスの話を書いたので、そのつながりで同じくプラハードとハメルが主張した「ストラテジックインテント」について書いてみます。

普通に説明すると「野心的な目標をもて!」みたいなつまらない話に集約します。コマツが「キャタピラーを包囲せよ!」で、キヤノンが「打倒ゼロックス」とかそういうことになるわけです。

1980年代当時の日本企業の躍進に対して、米国の経営学者たちは、その強さの秘密に迫ろうとした中で出てきたものです。普通に捉えてしまうと、古き良き高度成長期の日本企業の良さとされたもの程度の意味合いしかない。

ただね、これをパワー論、権力論として捉えてみると、それなりに意味はあると思います。

当時の日本企業はいけいけどんどんで米国などの海外に進出しまくっていたわけです。勢いです。

でもね、従業員にしてみれば不安ですよね。やったことがないことはできない可能性が高い。できないことはやりたくない。米国に行っていろいろやるのは不安だ。

そこに、ストラテジックインテントを全社的に盛り上げるわけです。キャタピラーを包囲せよ!と社長やら幹部がドカーンとやる。会社にはそういう標語とか張り紙があるとか。実際、ちょっとかっこいい。

そうするとね、やってみようかなという勇気が湧き出てくる(笑)。

いやあのね、スポーツとかやってた人はわかると思うんですけど、打倒○○!ってわかりやすいんですよ。やってやるんだ!みたいな気分になってくるんですよ。よくわかんなくても。

そういう気持ちになってやったほうが、そうでないよりはチャレンジするわけですわ。

やったことないことなんてやりたくなーい・・・。米国なんて行きたくなーい・・・。日本にいたーい・・・。そう思いがちな人々を勇気づけることは大事なわけです。プラシーボです。

少し、真面目に言えば戦略面でのベンチマークとして捉えることができるかもしれませんね。ただ、その乾いた分析結果だけでは、日本のウェットな従業員は動いてくれんのですよ。言うことを聞いてくれない。権力を行使されてくれないわけです。

でも、彼らの魂に火をつければ、動いてくれる面がある。

ちなみに私がたまに学生に言うのは、「立ちなさい、そして戦いなさい」ですね。意外とききます。

気持ち的に前向きになることは、命令を聞いてくれる土台を作るわけです。普通に命令を聞くだけではうまくいかないようなことに向かってもらうために、こういうのも大事ですよ、というお話でした。

それでは今日はこのあたりで。次回をお楽しみに。
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2014.04.02(11:04)|戦略コメント(0)トラックバック(0)TOP↑
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