**********************************************************************
メールマガジン「インサイト100」
週に1回配信中。
登録は⇒http://www.taii.jp/
**********************************************************************
インサイト100スポンサー広告
> 根本原因という幻想> インサイト100コンサルティング
> 根本原因という幻想
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
--.--.--(--:--)|スポンサー広告||TOP↑
今日はコンサルティングアプローチについて
やや批判的に書いてみます。

コンサルティングでは、根本原因があるという主張をします。
この根本原因さえ叩けばうまくいくと。

こういうアプローチは説得力がありますし、
若いころは真顔でこれを信じたりするものですが、
コンサルティングをやって長いと、方便だよなあと思ったりします。

問題は常に複合的に起きていて、どの問題にフォーカスするかが問題ではあるわけですが、万能な解決策があるケースはレアです。

「隻腕の経済学者はいないのか?」は有名な話ですが、コンサルタントは常に隻腕であることを演じています。

どういう意味かといえば、米国のトルーマン大統領が経済学者に意見を求めると、
「On the one hand, ・・・ , on the other hand,・・・」と必ず答えたことに由来します。

こういう政策をやると、一方でこういう効果がありますが、また一方でこういう副作用があります。といった意見を必ず言ったということなんですね。

これは誠意がありますよね。

コンサルタントは誠意がないとも言えます。「こういうことをやればいいんですよ!」と言うのが仕事だったりするわけです。
私はどちらかと言えば、「根本原因はこれです!」と言わないほうですけどね。

ただ、決裁者の背中押しをして、サーティファイされるということが大事な場合もあるわけです。そういう意味ではこれをやればいいんだ!という主張が必要ではあるわけです。そのニーズに合致することは、サービス提供者としては必要ですからね。

でもね、このアプローチを信じ込むと、恥をかくんですよね・・・。「日銀がお金を刷れば万事うまくいきます!」とか言っちゃうわけです。

当然、大衆がそういった万能の薬を求めていることも確かでしょうし、企業経営者もそういったものを求めているのも確かです。

大衆はそういった幻想にすがりついたり、そもそもそういったものしか理解できなかったりするでしょうし、企業経営者は方便としてそういったものを求めます。社員を前を向かせないといけないからですね。

この根本原因を信じ込んでいるのと、方便と割り切るのとで、コンサルティングクオリティーはだいぶ違うと思います。所詮方便ですが、信じ込んだ風でプレゼンしないと、みんなが前を向いて実行できる状態にはならない。

根本原因以外にも、いくつか想定すべき要素があって、それも踏まえないといけないので、それをいかに踏まえて実行するかに心を砕かないと、実行フェーズではうまくいかないでしょうけどね・・・。実行のフェーズでは紙にはかけないことが山ほどあります。

何事も盲信したり、振りかざしたりしないことが、コンサルタントとしては大事だと思っています。プロモーション上は振りかざさないといわゆる大衆には売れないかもしれませんけどね。

それでは今日はこのあたりで。
次回をお楽しみに。
関連記事
スポンサーサイト
2014.12.31(09:39)|コンサルティングコメント(0)トラックバック(0)TOP↑
名前:
コメントタイトル:
メールアドレス:
URL:
コメント:

パスワード:
管理人だけに表示:
管理者にだけ表示を許可
Twitter
メールマガジン登録
メールマガジン「インサイト100」週に1回配信中。登録は⇒http://taii.jp/の登録窓から
プロフィール
推薦図書
経営理念
弊社のコンサルティングのポリシーです。

・過去に人類が考えてきたこと(Thought)を蓄積し、そこから鋭い洞察(Insight)を生み出し、その洞察がまた、Thoughtの一部になっていくプロセスを回していくこと。そのプロセスが社会のナレッジ量を増加させ、全ての価値を生み出すことを認識すること

・先人の知恵に対する敬意を払い、学び続けること。ナレッジの自己への入力量が自身の考える能力を向上させ、社会のナレッジ量を増加させることを知ること

・社会のビジネスナレッジの偏在を正すことを目指すこと。そのために社会の構成員であるクライアントに対してビジネスナレッジを提供すること

・ビジネスナレッジの偏在を利用する悪貨たる企業を駆逐する良貨たらんとすること。そのために偏在を利用する企業以上のマーケティング力を持つこと。そして、提供したナレッジに見合った対価をクライアントから頂き収益を上げ、成長していくこと

・社会に対する志を持つ企業、個人をクライアントとすること。例え儲かるとしても、志を持たない企業、個人をクライアントとしないこと

・クライアントの成長を望むこと。具体的な解の提示よりも、その解を出すプロセスをシェアすることにより、クライアント自身がプロセスを組みなおし、異なった解を出す力を増加させることに重きを置くこと

・抽象的な理論のレイヤから、クライアントサイドの具体へと寄っていくこと。ただし、その過程でクライアントにも具体のレイヤから抽象のレイヤに寄ってもらうこと。その上で、中間のレイヤでクライアントと共に新しいナレッジを生み出していくこと
カテゴリー
月別アーカイブ
RSSフィード
ブロとも申請フォーム
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。