おはようございます。伊藤です。ブログが放置になっていて、申し訳ないです。
今、バンコクに来ています。アジア新興国の大都市はどうなっているんだろう?というのを実際に見てみないと、いろいろ言うことに説得力もないよなあというところで、視察に来ています。
台北、ジャカルタ、ホーチミン、ラオス、ヤンゴン、シンガポール、ニューデリーあたりも見てみたいと思っていますが、なかなか時間が取れていません。しかし、今後は行こうと思います。
まず、着いてみて思ったのは、市内中心部は自動車が相当普及しています。日本では廃れ始めているバイクもいまだにたくさんあります。とにかく、すごい量の自動車とバイクですね。自動車はでかいブランドものが多いですし、バイクもでかい。
スマホを見ながら道路を渡るのはおそらく無理でしょう。ひかれそうです。
しかし、スマホの普及率はまだそれほどでもないように見えます。ただ、小売店の若い店員さんはお客さんが来なければスマホを見てダラダラしています。タイの人は、日本のように勤労意欲が高いと言いますが、それほど真面目でもないように見えます。ただ、東南アジア内では相当マシなのだろうとは思います。
日本人が経営するというマッサージ屋さんに行ってみました。確かに接客クオリティはあるのですが、お客さんには日本語のぺら紙が配られ、マッサージ師さんに要望を伝える時の言葉が書かれていると同時に、店員同士が私語をしていたら、受付に言ってくださいと書いてあって、放っておくと真面目に仕事をするわけではないことが伺われました。試しに、他のマッサージ屋さんにも行ってみたのですが、施術中も店員同士がぺちゃくちゃしゃべっていて、あまりいい感じはしませんでしたね。
それと、一生懸命施術はするのですが、相手のために頑張るという感じではなく、ただ決められたことをやるだけの感じに見えました。まあ、それでいいと言えばいいのですが、ホスピタリティが高い感じではないですね・・・。
けっこう、飲食店では日本企業が進出しています。確認したものだけで、モスバーガー、ミスタードーナツなどがありました。
小売店はコンビニがたくさんあって、セブンイレブンとファミリーマートだらけな感じです。しかし、恐ろしいことに、そういったコンビニの前や、空きテナントの前に屋台がたくさん出店していて、いろんなものを売っています。活気があると言えばいいのか、無法地帯と言えばいいのかはよくわかりません。
バンコクの通りを歩いていると、けっこうな頻度で日本語が耳に入ってきます。
携帯でメーカー系の仕事の話をしながら歩く日本人を多数目撃しましたね。日本では中小メーカーは総崩れな感がありますが、タイではまだまだ仕事があるのでしょう。
内需がけん引して成長という言葉が、タイを形容する時によく使われるわけですが、確かに人々の消費意欲は旺盛なのだろうな、という感じがします。とにかく活気があります。成熟した感じではありませんが、勢いを感じます。
ただ、地下鉄に乗ると、彼らは非常に静かに、秩序を保っています。なんというか、一昔前に日本の電車の中のようです。車内でうるさいと思うと日本人が会話しているという感じですし、彼らは歩いたり、道を譲ったりするときに、周りを非常に良く見ています。自分のためというか、周りのためというか、どちらなのかはよくわかりませんが、彼らは周りをよく見ている。
日本で言う、空気のようなものが形成されているのを感じます。これは人を雇おうとした時に、すごく大事なことでしょうね。日本人と似た部分がないと、うまくマネジメントできませんからね。
ただ、やはりホワイトカラーと肉体労働者でだいぶ違っていて、肉体労働者は悪い方向に作用するように見えましたし、ホワイトカラーは意外と使いやすいのではないかと思ったりはしました。
日本企業が1960年代から進出してもはや50年程度の伝統がありますからね。50年、日本の工場や会社で働く人々が居続けるという現実が、人々の労働に際しての行動様式を変えていく面はあったでしょうね。
ムエタイのジムでトレーニング体験をしましたが、受付は商売上手な感じで英語もペラペラですが、トレーナーはさほど真面目ではなく、女の子と戯れてトレーニングしたい感じになっていましたね。ただ、ファシリティーは相当充実しているジムでしたし、マーケティングも相当うまくいっている感じでした。
ロッカーのカギを借りる時に、デポジットで100バーツ預けるわけですが、私は忘れて帰りそうになりました。ビルのエスカレーターを降りて帰ろうとしたら、受付にいたお兄さんが追いかけてきて、「デポジットを忘れていますよ」と呼び止められ、ジムに戻り、ロッカーのカギを確認し、デポジットも返却してもらいました。お兄さんは終始笑顔で、「次回忘れたら100バーツもらっちゃうかもしれませんよ」と流暢な英語でしゃべっていました。
私は海外に行くと、たいていスターバックスに行くわけです。グローバルに均一なマニュアルを展開していますので、地域性が出ますからね。タイのスターバックスは今一つノリが悪いと言うか、真面目で、悪く言えば暗い感じでしたかね。上海や香港のスターバックスは妙に明るい気がしますが、タイはちょっとノリが悪い。これも国民性だろうか?と思いましたね。
何度か来てみたり、データと照らし合わせないとわからないことが多いとは思いますが、感じたことをつらつらと書いてみました。それでは今日はこのあたりで。次回をお楽しみに。
今、バンコクに来ています。アジア新興国の大都市はどうなっているんだろう?というのを実際に見てみないと、いろいろ言うことに説得力もないよなあというところで、視察に来ています。
台北、ジャカルタ、ホーチミン、ラオス、ヤンゴン、シンガポール、ニューデリーあたりも見てみたいと思っていますが、なかなか時間が取れていません。しかし、今後は行こうと思います。
まず、着いてみて思ったのは、市内中心部は自動車が相当普及しています。日本では廃れ始めているバイクもいまだにたくさんあります。とにかく、すごい量の自動車とバイクですね。自動車はでかいブランドものが多いですし、バイクもでかい。
スマホを見ながら道路を渡るのはおそらく無理でしょう。ひかれそうです。
しかし、スマホの普及率はまだそれほどでもないように見えます。ただ、小売店の若い店員さんはお客さんが来なければスマホを見てダラダラしています。タイの人は、日本のように勤労意欲が高いと言いますが、それほど真面目でもないように見えます。ただ、東南アジア内では相当マシなのだろうとは思います。
日本人が経営するというマッサージ屋さんに行ってみました。確かに接客クオリティはあるのですが、お客さんには日本語のぺら紙が配られ、マッサージ師さんに要望を伝える時の言葉が書かれていると同時に、店員同士が私語をしていたら、受付に言ってくださいと書いてあって、放っておくと真面目に仕事をするわけではないことが伺われました。試しに、他のマッサージ屋さんにも行ってみたのですが、施術中も店員同士がぺちゃくちゃしゃべっていて、あまりいい感じはしませんでしたね。
それと、一生懸命施術はするのですが、相手のために頑張るという感じではなく、ただ決められたことをやるだけの感じに見えました。まあ、それでいいと言えばいいのですが、ホスピタリティが高い感じではないですね・・・。
けっこう、飲食店では日本企業が進出しています。確認したものだけで、モスバーガー、ミスタードーナツなどがありました。
小売店はコンビニがたくさんあって、セブンイレブンとファミリーマートだらけな感じです。しかし、恐ろしいことに、そういったコンビニの前や、空きテナントの前に屋台がたくさん出店していて、いろんなものを売っています。活気があると言えばいいのか、無法地帯と言えばいいのかはよくわかりません。
バンコクの通りを歩いていると、けっこうな頻度で日本語が耳に入ってきます。
携帯でメーカー系の仕事の話をしながら歩く日本人を多数目撃しましたね。日本では中小メーカーは総崩れな感がありますが、タイではまだまだ仕事があるのでしょう。
内需がけん引して成長という言葉が、タイを形容する時によく使われるわけですが、確かに人々の消費意欲は旺盛なのだろうな、という感じがします。とにかく活気があります。成熟した感じではありませんが、勢いを感じます。
ただ、地下鉄に乗ると、彼らは非常に静かに、秩序を保っています。なんというか、一昔前に日本の電車の中のようです。車内でうるさいと思うと日本人が会話しているという感じですし、彼らは歩いたり、道を譲ったりするときに、周りを非常に良く見ています。自分のためというか、周りのためというか、どちらなのかはよくわかりませんが、彼らは周りをよく見ている。
日本で言う、空気のようなものが形成されているのを感じます。これは人を雇おうとした時に、すごく大事なことでしょうね。日本人と似た部分がないと、うまくマネジメントできませんからね。
ただ、やはりホワイトカラーと肉体労働者でだいぶ違っていて、肉体労働者は悪い方向に作用するように見えましたし、ホワイトカラーは意外と使いやすいのではないかと思ったりはしました。
日本企業が1960年代から進出してもはや50年程度の伝統がありますからね。50年、日本の工場や会社で働く人々が居続けるという現実が、人々の労働に際しての行動様式を変えていく面はあったでしょうね。
ムエタイのジムでトレーニング体験をしましたが、受付は商売上手な感じで英語もペラペラですが、トレーナーはさほど真面目ではなく、女の子と戯れてトレーニングしたい感じになっていましたね。ただ、ファシリティーは相当充実しているジムでしたし、マーケティングも相当うまくいっている感じでした。
ロッカーのカギを借りる時に、デポジットで100バーツ預けるわけですが、私は忘れて帰りそうになりました。ビルのエスカレーターを降りて帰ろうとしたら、受付にいたお兄さんが追いかけてきて、「デポジットを忘れていますよ」と呼び止められ、ジムに戻り、ロッカーのカギを確認し、デポジットも返却してもらいました。お兄さんは終始笑顔で、「次回忘れたら100バーツもらっちゃうかもしれませんよ」と流暢な英語でしゃべっていました。
私は海外に行くと、たいていスターバックスに行くわけです。グローバルに均一なマニュアルを展開していますので、地域性が出ますからね。タイのスターバックスは今一つノリが悪いと言うか、真面目で、悪く言えば暗い感じでしたかね。上海や香港のスターバックスは妙に明るい気がしますが、タイはちょっとノリが悪い。これも国民性だろうか?と思いましたね。
何度か来てみたり、データと照らし合わせないとわからないことが多いとは思いますが、感じたことをつらつらと書いてみました。それでは今日はこのあたりで。次回をお楽しみに。
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