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インサイト100戦略
> RBVとケイパビリティ
いつも謝って始まる感じになってきましたね。ええ、書けません。ごめんなさい。伊藤です。

ブログの過去記事をひたすらに読んでる人もいるんだなあ、とアクセス解析を久々に見て思いましたが、昔書いたことをちらっと見ると、真面目に書いていて驚くんですよね。俺ってまじめだったんだなあ、と。

最近は、お腹が真っ黒になってきて、ええ、腹黒いんですよ。ピュアだった時代を思い出せば思い出すほど、自分が世間にもまれて、ピュアネスを失い続けていることを自覚してしまいます。

今日は私が大嫌いな、強みとか弱みとか、そういう話をしようと思います。

機会に強みをぶつける。この基本的な考え方はRBVやケイパビリティ学派の人々が言うことです。一応、主流派ではありますけどね。マーケットの変化を見つめて、自分の強いところを活かして、勝ちに行く。

ただね、この時の強いってなんなんですかね?というのがポーター的といいますか、ポジショニングビュー的にはあるんですよ。

ラディカルな経営者もそうですよね。使えるもんはなんでも使え、という人が多いと思うんですけど、マーケットの変化が機会認識できるということは、使えるもんがあるということです。

ここで言う「使えるもん」は、それまで言っていた強みなのか?というと、使えるという点で強みと言っていい、ぐらいにしかなりませんよね?

既存事業で何を強みと設定していようと、市場の変化に対しては、使えないもんは使えないし、それを機会にぶつけられないですよね?活かせない。活かせるから強みなんですよね?

逆に言えば、自社の現状の強みというものが活かせるマーケット変化への対応の仕方、となる。

そうすると、そんな都合のいい変化はあるの?となります。ジョブズはそういう流れを待つタイプでしたよね。「大きな波が来るのを待っているんだ」という彼の言葉は象徴的です。

自社の「強み」が使える変化がくるのを待っていて、会社が潰れちゃったら困りますよね?

使えるもんはなんでも使え!とラディカルに言ったときに、必ずしも強みともいえないものを使わざるを得なくて、あがいていたらいつの間にかそれが強みになっていたとか、都合のいい話があればいいんですが・・・。

ポジショニングビューもリソースベーストビューも半々で正しいということで、相互的なんですよ。

一方的な関係などというものは、あるようでない。これは一般的にも正しいのですが、内部環境、外部環境の関係でも正しい。相互関係の中で、お互いの意味付けが変わってくる。

とすると、ミンツバーグ的なコンフィギュレーションが正しいみたいな、面白くない話になってきてしまいますよね・・・。本当のトレードオフは確かにあるのですが、トレードオフに見えるものを限界まで相互的で上位概念があるんじゃないかと探す。その姿勢が正しいとは思っています。

ダイナミックケイパビリティも、巡り巡って、ポーター的なところに回帰しているとも読めますからね。

ちょっと荒いですが、今日はこのあたりで。ブログ記事を全部読もうとしている猛者の方々、頑張ってください。私も一生懸命書こうと思います。それでは次回をお楽しみに。



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2017.06.27(09:32)|戦略コメント(0)トラックバック(0)TOP↑
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