久々の更新です。そして、メールマガジンの転載です。ごめんなさい。
いやー、忙しいですわ・・・。無理です。ブログ書くの、マジで無理です。気が狂う寸前です。ごめんなさい。
頑張って生きていきます。励ます気がある人は、励ましてくださいね!
下記、メールマガジンの転載です。
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おはようございます。伊藤です。
23日ぶりのメールマガジンです。すいません。ごめんなさい。
本当に書く暇がありません・・・。
だから、今日もあんまりちゃんと書きませんが、
意味のあることを書きます。
遅ればせながら「魔法少女まどかマギカ」を見ました。
これはすごい作品です。Amazonプライム特典で無料で見られますし、30分枠×12話しかないのですぐです。ぜひ、見てください。


ネタばれはガンガンして書いていきますが、ぜひ、見てください。
見る価値はあると思います。
まどかちゃんとほむらちゃんの2人がヒロインと言っていいでしょう。というか、男の人はほとんど登場しません。少女の成長を描く物語ですからね。
それでね、何がすごいって、「悪役を倒せば平和が訪れる」なんてもう誰も信じていないのですが、それを徹底して見せてくれることですね。
ほむらちゃんは時間移動能力があって、何度も何度も同じ一か月を繰り返しているのですが、悲劇的な結末を何度繰り返しても変えられません。
しかし、最後にまどかちゃんがシステム改変を行います。
それによって、悲劇的な結末は多少は回避されます。というか、その現実においては多少なのですが、システムインパクトとしては、LTV的に見れば絶大な形で悲劇を更新していくのです。
当然、新しく作られたシステムにも、いろいろと手を講じる必要はあるのですが、
前のシステムよりはマシになっているのです・・・。
そして、ある意味で敵対的関係になっていた人類とインキュベーターと言われる勢力との関係が多少良好に変化しているのです・・・。
システム改変は、関係する勢力、人々の関係性も改変するのです。
「悪いやつだから倒せばいい」というロジックではなく、システム改変を行うことによって、お互いがマシな協力関係になっていくわけです。
この物語は、今の若い人に、悪いやつを倒せばなんとかなるとか、努力すれば報われるとか、そういう物語を提示しても無効であることを示しています。
クリティカルなシステム改変をしなければ現状の関係は改善されないし、努力もクリティカルポイントの改善に対して努力しないといけない。
日本人の年齢の中央値は60歳ぐらいなわけですが、この世代の人の信じる物語のロジックと、下の世代は完全に違うわけです。この違いがちゃんと捉えられているでしょうか?
平成以降、仮面ライダーシリーズでは「正義」を語ったり、実行しようとする人間が痛々しく描かれます。「英雄」になろうとすることが痛々しいわけです。ヒーローとは?正義とは?パブリックとは?ということが、相当なレベルで更新されているわけです。
ある意味で、もう「昭和的おっさん」の出る幕はない面があると思います。この移行はゆっくりと着実に起こっています。
ようやく、理念・ビジョンが機会認識と表と裏の関係にあることが、MTP以降、正面切って語られるようになりました。経営の世界でもね。ポーターがミンツバーグが理解できていなかった側面です。ベインがコア事業進化論で示そうとして示せなかった示唆です。
それに伴い、ブランドの世界も変わってきました。インターナルとエクスターナルのブランディングが連続的に語られるようになってきました。
00年代の前半から、必死で理念・ビジョン形成、ブランド構築の仕事をやってきた私としては「15年遅いよ」と思うわけですが、仕方ありません。時代がようやく追いついてきました。
理念・ビジョンといったものを形成するときに、正義を無自覚に振りかざしていませんか?誰もが「小さな物語」を背負わざるを得ない相対主義の中に入った経緯が分かっていますか?今の若い人は単純な「正義」「努力」についていけないことが分かっていますか?
インターナルとエクスターナルの連続性を認識していますか?外には方便を語ればいいと思っていませんか?
そんなものは情報漏洩によってすぐに叩かれます。
といったことは、00年代から私の大きなテーマでした。当時は全く理解されませんでしたが、少しずつ、時代が追い付いてきているようにも思います。当然、センスがある大企業の上の方の人は元々分かっている面もあるわけですが、ビジネスの世界での常識にはなっていませんね。
未だにドラッカーとかコトラーとか。昭和的おじさんたちは大好きですからね・・・。
それでは今日はこのあたりで。次回をお楽しみに。
いやー、忙しいですわ・・・。無理です。ブログ書くの、マジで無理です。気が狂う寸前です。ごめんなさい。
頑張って生きていきます。励ます気がある人は、励ましてくださいね!
下記、メールマガジンの転載です。
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おはようございます。伊藤です。
23日ぶりのメールマガジンです。すいません。ごめんなさい。
本当に書く暇がありません・・・。
だから、今日もあんまりちゃんと書きませんが、
意味のあることを書きます。
遅ればせながら「魔法少女まどかマギカ」を見ました。
これはすごい作品です。Amazonプライム特典で無料で見られますし、30分枠×12話しかないのですぐです。ぜひ、見てください。
ネタばれはガンガンして書いていきますが、ぜひ、見てください。
見る価値はあると思います。
まどかちゃんとほむらちゃんの2人がヒロインと言っていいでしょう。というか、男の人はほとんど登場しません。少女の成長を描く物語ですからね。
それでね、何がすごいって、「悪役を倒せば平和が訪れる」なんてもう誰も信じていないのですが、それを徹底して見せてくれることですね。
ほむらちゃんは時間移動能力があって、何度も何度も同じ一か月を繰り返しているのですが、悲劇的な結末を何度繰り返しても変えられません。
しかし、最後にまどかちゃんがシステム改変を行います。
それによって、悲劇的な結末は多少は回避されます。というか、その現実においては多少なのですが、システムインパクトとしては、LTV的に見れば絶大な形で悲劇を更新していくのです。
当然、新しく作られたシステムにも、いろいろと手を講じる必要はあるのですが、
前のシステムよりはマシになっているのです・・・。
そして、ある意味で敵対的関係になっていた人類とインキュベーターと言われる勢力との関係が多少良好に変化しているのです・・・。
システム改変は、関係する勢力、人々の関係性も改変するのです。
「悪いやつだから倒せばいい」というロジックではなく、システム改変を行うことによって、お互いがマシな協力関係になっていくわけです。
この物語は、今の若い人に、悪いやつを倒せばなんとかなるとか、努力すれば報われるとか、そういう物語を提示しても無効であることを示しています。
クリティカルなシステム改変をしなければ現状の関係は改善されないし、努力もクリティカルポイントの改善に対して努力しないといけない。
日本人の年齢の中央値は60歳ぐらいなわけですが、この世代の人の信じる物語のロジックと、下の世代は完全に違うわけです。この違いがちゃんと捉えられているでしょうか?
平成以降、仮面ライダーシリーズでは「正義」を語ったり、実行しようとする人間が痛々しく描かれます。「英雄」になろうとすることが痛々しいわけです。ヒーローとは?正義とは?パブリックとは?ということが、相当なレベルで更新されているわけです。
ある意味で、もう「昭和的おっさん」の出る幕はない面があると思います。この移行はゆっくりと着実に起こっています。
ようやく、理念・ビジョンが機会認識と表と裏の関係にあることが、MTP以降、正面切って語られるようになりました。経営の世界でもね。ポーターがミンツバーグが理解できていなかった側面です。ベインがコア事業進化論で示そうとして示せなかった示唆です。
それに伴い、ブランドの世界も変わってきました。インターナルとエクスターナルのブランディングが連続的に語られるようになってきました。
00年代の前半から、必死で理念・ビジョン形成、ブランド構築の仕事をやってきた私としては「15年遅いよ」と思うわけですが、仕方ありません。時代がようやく追いついてきました。
理念・ビジョンといったものを形成するときに、正義を無自覚に振りかざしていませんか?誰もが「小さな物語」を背負わざるを得ない相対主義の中に入った経緯が分かっていますか?今の若い人は単純な「正義」「努力」についていけないことが分かっていますか?
インターナルとエクスターナルの連続性を認識していますか?外には方便を語ればいいと思っていませんか?
そんなものは情報漏洩によってすぐに叩かれます。
といったことは、00年代から私の大きなテーマでした。当時は全く理解されませんでしたが、少しずつ、時代が追い付いてきているようにも思います。当然、センスがある大企業の上の方の人は元々分かっている面もあるわけですが、ビジネスの世界での常識にはなっていませんね。
未だにドラッカーとかコトラーとか。昭和的おじさんたちは大好きですからね・・・。
それでは今日はこのあたりで。次回をお楽しみに。
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