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インサイト100ブログ雑感
> オープンナレッジのまわりのこと・・・
 久々の更新です。ごめんなさい。

 ちょっとした業界誌ですが、連載が決まりました。といっても出るのは5月号からなんですが・・・。

 それと、「INSIGHT NOW!」という「オンラインビジネス情報誌」に記事を書くことになりました。

 というか、もう、1つ記事を書きました・・・。オンラインは早くていいですね。↓ですね。バナーをクリックすると、記事と直接リンクされます。







 ちょっと、文字化けしてますな・・・。

 ただ、私は、変わらない本質的な経営のようなものを扱っていきたいなあ、と思っているので、最新ビジネス情報みたいなのは、ちょっと、とは思いますけどね・・・。

   なぜ、Webのビジネス情報誌に執筆することになったのかというと、オープン○○、というWeb上に特有な考え方に関して、いろいろと考えてみたかったからですね。

 ちなみに、「InsightNow」さんは、オープンナレッジを加速する!というコピーがついています。

 オープン○○で有名なのは、オープンソースですね。リナックスのお話しが有名でしょうか?ソースコードを公開して、ソフトを無償配布していることを指したりします。2001年ぐらいにリナックスは大ブーム?になって、マスコミはこぞって取り上げましたね。

それがぼくには楽しかったから (小プロ・ブックス)それがぼくには楽しかったから (小プロ・ブックス)
(2001/05/10)
リーナス トーバルズ、デビッド ダイヤモンド 他

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 マイクロソフトが、Windowsで1人勝ちしていましたので、それに対するアンチテーゼの象徴的なものとして捉えられた感もありますけどね。

 話しを元に戻しましょう。インターネットの世界では、みんなで情報をシェアして、進化させていくことができるんですね。

 オープンナレッジは、きっと、みんながナレッジを公開して、より新しいナレッジを創出することを目指すんでしょう。

 主催してらっしゃる方には、2回、お会いしたんですが、オープンナレッジの厳密な定義を聞くのを忘れていたことに、今、気がつきました・・・。今度、お会いした時に、聞いてみようと思います。

 ところで、Googleも、Web上で無料で使えるものをたくさん提供していますね。でも、それによって得られた知見は、基本的に独り占めしていると思います。

 Gmailは、メールの文章に応じて、広告が出ますよね。みんなが出しているメールに出る単語をしっかり認識してますよね。Googleアカウントにログインしたまま検索すると、これまでの検索履歴をしっかり参照しています。この検索をして、このサイトに行くのは何回目、と丁寧に出ます。

 Google側は、個人情報を特定するようなことはわざわざしないでしょうけど、このデータを解析することで、ものすごい知見を得るでしょうね。

 こういうことを検索する人は、メールを何人ぐらいに出していて、メールのやりとりの量はこれぐらいで、ぐらいわかりますよね。

 デモグラフィック(性別、年齢などの属性情報のこと)なことは、登録の時に聞かないですが、メールを一年ぐらい解析すれば、高い的中率でわかるでしょう・・・。

 サイコグラフィックな知見もすごくたまるでしょうね。R&D的に、モニターにそれぞれの価値観、考え方、行動パターンなどを登録してもらって、それと使う言葉の相関を取る。それをベースに、メールの文章を解析して、どんな人が、みたいなことがわかる。

 逆に、アンサーツリーみたいなもので、使用する言葉でグループ分けした時に、いくつのグループに分かれるか?で言葉遣いのグルーピングができる。それと、人の価値観や考え方、行動パターンなどを結びつけることを試みると、人間について、いろんなことがわかるでしょうね。

 マーケティング的には、無敵の知見を得られるのではないでしょうか?

 それを一企業がほぼ独占する!というのもすごいですね。

 ターゲットセグメンテーションに関して、かつてない強力な枠組みを考えうるのではないか?と思います。

 うらやましいですね。

 そんなデータが手元にあって。

 そういえば、TSUTAYAさんも、レンタルビデオの貸し出しデータを持っています。きっと、データベースに過去の履歴も全部入っています・・・。

 それはすごいことです。会員データの属性の部分と、貸し出しデータから抽出できる意味合いをマージすると、映像コンテンツに対するすごい分析ができます!!!

 と、ちょっと興奮していますね。私、この領域が大好きで、サイコグラフィックなターゲットセグメンテーションのお仕事は相当やり込みました。会社のお金を湯水のように使いました・・・。楽しかったですよ。いろんなことがわかることは。本当にね。

 ちょっと脱線しましたが、無料で何かを提供して、人を集めるのは、Webでは常識になりました。

 まあ、「Insight Now」さんも、当然、集めた上で、何かしらのことをしたいとは思っていると思います。

 ナレッジを提供して集まってくるのは、ナレッジが好きな人、必要とする人、価値が分かる人だと思います。

 そういう人に、私は情報提供したいですね。1回目の寄稿は、「コーチング、NLP理論は人を操るための技術か?」と題して、私なりの考えを書きました。

 今、見てみたら、どういうランキングロジックかはわかりませんが、私の原稿が8位になっていました。もう、101人が読んでくれたようです。ありがたいですね・・・。

 あと、ジャパンブログアワードに「自薦」しました・・・。
 
 他薦でないところが悲しいところですが・・・。1次選考に通過した模様です・・・。右下にブログパーツが表示されています。

 ヒット数も2000を越えました。いつも見てくださる皆様、本当にありがとうございます。

 最近、ちょっと更新頻度が落ち勝ちですが、楽しく書いていこうと思いますので、今後ともよろしくお願いします。

 では、次回をお楽しみに。




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2008.02.15(10:48)|ブログ雑感コメント(0)トラックバック(0)TOP↑
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・過去に人類が考えてきたこと(Thought)を蓄積し、そこから鋭い洞察(Insight)を生み出し、その洞察がまた、Thoughtの一部になっていくプロセスを回していくこと。そのプロセスが社会のナレッジ量を増加させ、全ての価値を生み出すことを認識すること

・先人の知恵に対する敬意を払い、学び続けること。ナレッジの自己への入力量が自身の考える能力を向上させ、社会のナレッジ量を増加させることを知ること

・社会のビジネスナレッジの偏在を正すことを目指すこと。そのために社会の構成員であるクライアントに対してビジネスナレッジを提供すること

・ビジネスナレッジの偏在を利用する悪貨たる企業を駆逐する良貨たらんとすること。そのために偏在を利用する企業以上のマーケティング力を持つこと。そして、提供したナレッジに見合った対価をクライアントから頂き収益を上げ、成長していくこと

・社会に対する志を持つ企業、個人をクライアントとすること。例え儲かるとしても、志を持たない企業、個人をクライアントとしないこと

・クライアントの成長を望むこと。具体的な解の提示よりも、その解を出すプロセスをシェアすることにより、クライアント自身がプロセスを組みなおし、異なった解を出す力を増加させることに重きを置くこと

・抽象的な理論のレイヤから、クライアントサイドの具体へと寄っていくこと。ただし、その過程でクライアントにも具体のレイヤから抽象のレイヤに寄ってもらうこと。その上で、中間のレイヤでクライアントと共に新しいナレッジを生み出していくこと
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