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インサイト100コンサルティング
> ビジョン策定と戦略の関係
 ようやく、セミナーの宣伝Vの制作が終わりました。



 このVを、フラッシュにして、HPに貼って、申込促進!というお話しです。まあ、やってみたかっただけかもしれませんが・・・。

 今日は、ビジョンと戦略の関係のお話しです・・・。

 外部環境をどう捉えるか?というお話しは、ちょっと前にしたような気がします。連続性と非連続性といったお話しだった気がしますが。

 外部環境のこれからと、内部の社会に対する意思の関係のお話しもおぼろげながらしてきましたね。

 内部の社会に対する意思、「こんな社会を創りだす!」というお話しをビジョンといいます。

 と、知っている人は知っている。知らない人はまったく知らないお話しです。

 90年代のCI策定と同じではありますよね。

 外部環境の未来とどう違うの?というポイントが大事です。

 このままの状況が続けば、こうなっていくだろう・・・、が外部環境の未来です。

 そこに、自社がこういう未来はどうですか?こういうほうがよくないですか?と、外部環境の未来とはちょっと違った自分なりの意思を示します。それが、ビジョンですね。こうしたい、こうなったほうがよくないですか?という提案みたいなものです。

 そういう意思がないと、打ち手の優先度がつきませんね。まあ、リソースが無限にある会社なら、意思はいらないかもしれませんが、そんな会社ないですからね。

 会社が小さいうちは、オーナー社長が言うことがビジョンだったりしますね・・・。

 ただ、組織が大きくなって、経営陣と現場の人間の距離が出てくると、ドキュメントにしないと、伝わらなくなってきます。

 今みたいに、情報の伝播がすごく早い場合がある環境だと、ビジョンの社会性みたいなものが大事になります。

 大義みたいなもんですかね。

 いきなり戦国時代の例えですが、「大義の無い戦」だと、兵士のモチベーションは上がりませんね。そして、民衆の支持も得られません。

 だから、正統な血筋、皇帝のお墨付きとか、そういうものが大事ですね。「玉爾」とか、そういうアイテムを持つと魅力が上がるんですね。って、KOEIの三国志になりました。ごめんなさい。

 要するに何が言いたいかというと、ビジョンが普遍性を持つと、社員のモチベーションも上がるし、民衆の支持も得られる。

 強いだけでは、支持は得られないんですね。三国志で言うと、「董卓」、「呂布」とかですかね。

 カネだけ儲けられても、正義の鉄槌が下ってしまうのでしょうか?

 ホリエモンはある意味、そうだったとも思います。

 知ってます?今、村上ファンドで有名な村上氏は、「社会性が大事だ!」という主張をしているんですよ・・・。執行猶予中?だったような気もしますが。

 ソーシャルコントリビューションの集まりに、外資系コンサルティングの人々が集まっていたりします。時代も変わったものですね・・・。

 私の知る、どう考えても真っ黒な経営者の方、あなたは悪だろ・・・、と思う方がいるんですが、その方は、すごく「大義があるような見え方」を気にされます。

 その人は正義の鉄槌がくだらないように細心の注意を払っています・・・。

 まあ、テクニックは置いておいて、会社やるなら、社会へのビジョンがあるほうがいい、というか、社会をこうしたい!というのがあるから、会社やるんでしょ?というところです。

 だから、ビジョンの無い会社を見ると、けっこう困るんですね。それは経営者の心の底から湧き出るはずのものですからね・・・。

 そういうビジョンというものが、戦略とどういう関係が?というところをこれから、何回かにわたって見て行こうと思います。

 また、次回をお楽しみに。





 
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2008.02.19(10:45)|コンサルティングコメント(0)トラックバック(0)TOP↑
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