実は、事務所を移転します。
新宿区から、墨田区へ・・・。
墨田区って微妙でしょうか?ただ、移転先はとてもきれいです。真っ白です。今の、クリーム色に染まってしまったところとは違うのです!
4/1で移転なので、皆様に転居のお知らせをお送りしないといけませんけど。
さて、今日からはバイヤーに関してのお話しです。
バイヤーというのは、いわゆる小売店の商品を仕入れる人ですね。
イトーヨーカドーにもバイヤーさんはいるし、サクラヤにも、バイヤーさんはいます。
こういう人々が何をいくらで仕入れるか?で、会社の収益が決まってくるので、責任重大なんですね。
そして、すごーくこわい人々ですね・・・。いわゆる出入り業者さんを怒鳴りつける人々?というと語弊があるでしょうか・・・。
そういう人々は責任重大ではあるんですが、お客さんが何を買うか?は彼らでもわからないでしょうね。そりゃ、誰にもわからない。これまで、何が売れたか?はわかる。でも、これから何が売れるか?はわからない。
わからないからこそ、彼らは彼らなりの仮説で、未来を予測しようとはするでしょうけどね。
そんな彼らを「ノイズ」と声高ではないにしろ、主張する会社があります。
「空想生活」というサイトを知っていますか?
こんな商品どうですか?と、クリエイターの人が提案して、その提案に、乗った!実際に買う!と言う人が一定数以上現れたら、実際に商品化され、買う!と言った人が買える仕組みです。
この「空想生活」を運営している、エレファントデザインさんのお話しをお伺いしたことがありますが、印象的だったのが、「バイヤーはノイズでは?」というお話しでしたね。
コンビニでも、小売店でも、バイヤーは結局、チャンスロスと廃棄ロスの両方を出してしまいます。チャンスロスは、お客さんが、これが欲しい!と来店した時に、商品が無くて販売できないこと。廃棄ロスは、お弁当などのように、腐ってしまうものが、賞味期限を切れてしまうことですね。
お弁当でなくても、例えば家電製品でも、一番売れる時に、売り切っておかないと、新しいモデルが出て、結局、売れなくなる、という事態が起こります。
そうすると、倉庫を使っている会社だと、倉庫を維持するお金もバカにならないですね。
だから、適正な量を発注することが、バイヤーのミッションとしてあるわけです。
でも、適正な仕入れができるバイヤーは、本当にいるのでしょうか?
メーカー側も、適正な量を生産したいのです。だけど、バイヤーの発注分、作って売るしかないんですね。
中間に人がいる、つまりメーカーと消費者の間にバイヤーがいることによって、かえって非効率が起きているのではないか?ということがあります。
そういう状況を指して、バイヤーは「ノイズ」ではないか?と言っているんですね。
空想生活さんのように、欲しい!という人の数が、リクープラインまである商品だけ作っていけば、無駄がなくなります。それって、エコですよね。
そういう視点から見たら、確かに、バイヤーの価値ってなんだろう?ひいては、流通企業の価値ってなんだろう?と思うんですね。
流通企業の価値、バイヤーの価値、ひいては、リアル店舗の価値って?というところに関して、考えていくのは、とっても意味あることではないかな、と思うのです。
次回からは、もっと深いところに入っていきたいと思います。
新宿区から、墨田区へ・・・。
墨田区って微妙でしょうか?ただ、移転先はとてもきれいです。真っ白です。今の、クリーム色に染まってしまったところとは違うのです!
4/1で移転なので、皆様に転居のお知らせをお送りしないといけませんけど。
さて、今日からはバイヤーに関してのお話しです。
バイヤーというのは、いわゆる小売店の商品を仕入れる人ですね。
イトーヨーカドーにもバイヤーさんはいるし、サクラヤにも、バイヤーさんはいます。
こういう人々が何をいくらで仕入れるか?で、会社の収益が決まってくるので、責任重大なんですね。
そして、すごーくこわい人々ですね・・・。いわゆる出入り業者さんを怒鳴りつける人々?というと語弊があるでしょうか・・・。
そういう人々は責任重大ではあるんですが、お客さんが何を買うか?は彼らでもわからないでしょうね。そりゃ、誰にもわからない。これまで、何が売れたか?はわかる。でも、これから何が売れるか?はわからない。
わからないからこそ、彼らは彼らなりの仮説で、未来を予測しようとはするでしょうけどね。
そんな彼らを「ノイズ」と声高ではないにしろ、主張する会社があります。
「空想生活」というサイトを知っていますか?
こんな商品どうですか?と、クリエイターの人が提案して、その提案に、乗った!実際に買う!と言う人が一定数以上現れたら、実際に商品化され、買う!と言った人が買える仕組みです。
この「空想生活」を運営している、エレファントデザインさんのお話しをお伺いしたことがありますが、印象的だったのが、「バイヤーはノイズでは?」というお話しでしたね。
コンビニでも、小売店でも、バイヤーは結局、チャンスロスと廃棄ロスの両方を出してしまいます。チャンスロスは、お客さんが、これが欲しい!と来店した時に、商品が無くて販売できないこと。廃棄ロスは、お弁当などのように、腐ってしまうものが、賞味期限を切れてしまうことですね。
お弁当でなくても、例えば家電製品でも、一番売れる時に、売り切っておかないと、新しいモデルが出て、結局、売れなくなる、という事態が起こります。
そうすると、倉庫を使っている会社だと、倉庫を維持するお金もバカにならないですね。
だから、適正な量を発注することが、バイヤーのミッションとしてあるわけです。
でも、適正な仕入れができるバイヤーは、本当にいるのでしょうか?
メーカー側も、適正な量を生産したいのです。だけど、バイヤーの発注分、作って売るしかないんですね。
中間に人がいる、つまりメーカーと消費者の間にバイヤーがいることによって、かえって非効率が起きているのではないか?ということがあります。
そういう状況を指して、バイヤーは「ノイズ」ではないか?と言っているんですね。
空想生活さんのように、欲しい!という人の数が、リクープラインまである商品だけ作っていけば、無駄がなくなります。それって、エコですよね。
そういう視点から見たら、確かに、バイヤーの価値ってなんだろう?ひいては、流通企業の価値ってなんだろう?と思うんですね。
流通企業の価値、バイヤーの価値、ひいては、リアル店舗の価値って?というところに関して、考えていくのは、とっても意味あることではないかな、と思うのです。
次回からは、もっと深いところに入っていきたいと思います。
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