花粉症が少しはましになってきました・・・。でもマスクは手放せません。
こういうマスク、増えましたよね。でも、メガネは曇ります・・・。
さて、今日はバイヤーのお話しの2回目です。
もしも、バイヤーがメーカーと消費者の中間に入ることによって、情報の非対称性を拡大しているとしたら、どうでしょう?
チャンスロス、廃棄ロスという、無駄を生み出している。バイヤーが消費者について、わかったかのように振舞うことによって、無駄が出てくる。
もし、消費者が欲しいという分だけ商品が作れたら、無駄が減るのではないか?というお話しでしたね。
もし、そうだとすると、流通企業、リアル店舗の価値ってなんですか?というところまで行きます。
例えば、デルのように完全受注生産モデルのようなものを敷いている企業は、無駄にモノを作る恐れがないわけですね。
みんなデルみたいにやればいいんだ!というふうには、世の中はなっていないですね。少しずつ、近づいてはいますよ。
欠品を把握し、工場に発注して、モノが送られてくるプロセスは、すごくスピードアップしてはいますから、無駄は減りつつはありますよ。
ただ、食品偽装を見てもわかるとは思いますが、売れるだけ作るのは難しいのです。そして、廃棄ロスを出したくないから、偽装する。
それは許されないことですが、正確に売上を予測することは非常に難しく、実現されていない、ということを示す事例ではありますよね。
じゃあ、流通企業は無駄なのか?といえば、そうではないですね。
メーカーは販路がなければ商品を流すことはできなかった。今はインターネットでいいじゃないか!と言います?
でも、リアル店舗には、今でも人が一定数来るんです。彼らは買いに来る。
決してメーカーの工場に買いには来ないですね。
そして、今はインターネットにはアフィリエイトサイトが乱立してはいますが、売れているのはほんの一部のサイトですね。ほとんどのサイトは全然売れない。人が訪れもしないですね・・・。
人が買うために、もしくは買うためでなくてもいいから、見に来る。その状況を作るためにいったいどれぐらいの投資が必要なのでしょうか?
通販企業も、カタログをばら撒いていますね。今、「ユーキャン」さんのテレビCMを見ない日はないのではないでしょうか?
彼らはひたすら「集客」しているんですね。「自分たちが作ったチャネルから消費者が買う」という流れを作るためには、相当な投資が必要なんです。
メーカーはそういう「集客力」のあるチャネルに、「これ買って」、と言って、買ってもらっているんですね。自分で消費者を集めるのと、そういう集客を専門でやっているチャネルに買ってもらうのと、どちらが費用対効果がいいのか?というのを見極めて、商品を流している。
これまでのところ、流通企業に流すことを選択している企業が多いですね。
ユニクロや、ギャップのように自前の販売チャネルを大規模に拡大している企業もありますけど・・・。
作る、というバリューと、売る、というバリューは別なんですね。
だから、流通企業、バイヤーが買うことによるバリューは当然、あります。
作ったバリューを、世に広げる、というバリューが流通企業にはあるんですね。全国各地に店舗や支店を持ち、商品を実際に全国の消費者に届ける!というバリューがあるんです。
そのバリューとの引き換えの、情報の非対称性の発生だったんですね。その出自から見れば。
でも、今はインターネットの時代だから、出自なんて関係ない!と言いますか?
また、長くなってきたので、次回にまとめつつ、お話しを深めていきたいと思います。
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こういうマスク、増えましたよね。でも、メガネは曇ります・・・。
さて、今日はバイヤーのお話しの2回目です。
もしも、バイヤーがメーカーと消費者の中間に入ることによって、情報の非対称性を拡大しているとしたら、どうでしょう?
チャンスロス、廃棄ロスという、無駄を生み出している。バイヤーが消費者について、わかったかのように振舞うことによって、無駄が出てくる。
もし、消費者が欲しいという分だけ商品が作れたら、無駄が減るのではないか?というお話しでしたね。
もし、そうだとすると、流通企業、リアル店舗の価値ってなんですか?というところまで行きます。
例えば、デルのように完全受注生産モデルのようなものを敷いている企業は、無駄にモノを作る恐れがないわけですね。
みんなデルみたいにやればいいんだ!というふうには、世の中はなっていないですね。少しずつ、近づいてはいますよ。
欠品を把握し、工場に発注して、モノが送られてくるプロセスは、すごくスピードアップしてはいますから、無駄は減りつつはありますよ。
ただ、食品偽装を見てもわかるとは思いますが、売れるだけ作るのは難しいのです。そして、廃棄ロスを出したくないから、偽装する。
それは許されないことですが、正確に売上を予測することは非常に難しく、実現されていない、ということを示す事例ではありますよね。
じゃあ、流通企業は無駄なのか?といえば、そうではないですね。
メーカーは販路がなければ商品を流すことはできなかった。今はインターネットでいいじゃないか!と言います?
でも、リアル店舗には、今でも人が一定数来るんです。彼らは買いに来る。
決してメーカーの工場に買いには来ないですね。
そして、今はインターネットにはアフィリエイトサイトが乱立してはいますが、売れているのはほんの一部のサイトですね。ほとんどのサイトは全然売れない。人が訪れもしないですね・・・。
人が買うために、もしくは買うためでなくてもいいから、見に来る。その状況を作るためにいったいどれぐらいの投資が必要なのでしょうか?
通販企業も、カタログをばら撒いていますね。今、「ユーキャン」さんのテレビCMを見ない日はないのではないでしょうか?
彼らはひたすら「集客」しているんですね。「自分たちが作ったチャネルから消費者が買う」という流れを作るためには、相当な投資が必要なんです。
メーカーはそういう「集客力」のあるチャネルに、「これ買って」、と言って、買ってもらっているんですね。自分で消費者を集めるのと、そういう集客を専門でやっているチャネルに買ってもらうのと、どちらが費用対効果がいいのか?というのを見極めて、商品を流している。
これまでのところ、流通企業に流すことを選択している企業が多いですね。
ユニクロや、ギャップのように自前の販売チャネルを大規模に拡大している企業もありますけど・・・。
作る、というバリューと、売る、というバリューは別なんですね。
だから、流通企業、バイヤーが買うことによるバリューは当然、あります。
作ったバリューを、世に広げる、というバリューが流通企業にはあるんですね。全国各地に店舗や支店を持ち、商品を実際に全国の消費者に届ける!というバリューがあるんです。
そのバリューとの引き換えの、情報の非対称性の発生だったんですね。その出自から見れば。
でも、今はインターネットの時代だから、出自なんて関係ない!と言いますか?
また、長くなってきたので、次回にまとめつつ、お話しを深めていきたいと思います。
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