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 先日は、タフな商談がありました。とても変わった社長さんで、なかなか難しかったですね。

 クライアントは選びたい私としては、どうしようか思案中ですが・・・。

 案件が増加中なので、いやな仕事はいやだと言うことは言うんですけど。経営に困っているというか、もっと成長していきたい人のお手伝いはしていきたいんですよね。

 しばらくは大きな組織にするつもりはないので、この仕事がないと資金が、という働き方はしなくていいので、自由度がありますよね。

 そういえば、インサイトナウさんが、もう一ヶ月50万PVまで成長してきたそうです。すばらしいことですね。ただ、硬いテーマで書くと、アクセスが伸び悩みます。

 先日、「リソースをセグメンテーションする前に」というのを寄稿しましたが、いまいちアクセスが伸びません・・・。シナジー効果はそもそも何か?というところを突いているんですけどね。

 だったら、シナジー効果とは何か?とかいうタイトルにすればよかったかもしれません・・・。

 だいぶ脱線しましたが、基本的にはプロジェクト管理のことをつらつら書こうと思います。

 確認ですが、プロジェクト業務というのは、目的を持って、一定期間で完遂する業務のことです。ルーチンで繰り返す業務ではないですね。

 だから、銀行の窓口業務はプロジェクト業務ではないですね。

 でも、「半年間で窓口業務の際の顧客満足度を10%上げよう」というのは、プロジェクト業務です。

 ビジネスというものはそもそも、お金が得られるプロセスをルーチン化することにより、キャッシュが繰り返し得られるようになる。そのキャッシュインがプロセスを回すコストを上回ると利益となる。その利益がプロセスを作るための投資を回収していく、というものですよね。

 ルーチンな業務に携わっているということは、キャッシュをまさに生み出すプロセスの中にいる、という場合が多いですね。

 ライン&スタッフで言うラインです。

 そのライン以外の業務も企業には必要ですよね。

 1回ビジネスのシステムを作ってしまえば、変える必要が一切ないかと言いますと、そうでもありません。システムは常なる改善が起こるべきです。なぜなら、環境は常に変わる面があること、もしくは内部的に業務への慣れ、習熟度の向上があれば、決まりごとを変えたほうが効率がよくなることがあること、の2つの理由からですね。

 その常なる改善のための管理部門がスタッフ部門のはずですね。まあ、プロセスを固着化して、マニュアルどおりにやらせるための管理部門であったり、余計な仕事をライン部門から取り除いてあげる管理部門であったりもするんですけどね。

 このあたりはビジネスシステムの固定化を優先するか、常なる改善を優先するかの違いですね・・・。けっこう面白いテーマなのですが、また別の機会に詳述します。

 そういうライン部分を企業のメインのプロセスと考え、管理系をサブプロセスとする考え方がありますね。

 まあ、メインのプロセス、ラインさえあれば企業はとりあえずは回る。

 とりあえず回るんですが、得たキャッシュを使って、いろいろと手を打たないと企業は縮小均衡に陥ります。

 だから、プロジェクト形式で、ちょこちょこと手を打つんです。

 このあたりの前提がなくて、プロジェクトとか、ルーチンとか、そういうお話しをするのは無理ですね。

 コンサルティング会社がプロジェクトをやりましょうというのは、たいてい課題の解決のためですね。

 いつまでに、どんな成果を上げるのか、という働き方をして、成果を残して去っていくのがコンサルタントです。

 だから、コンサルティングの会社はプロジェクト業務ばっかりになる。

 ルーチン業務と、プロジェクト業務に特に貴賎はないんですが、プロジェクトというと、ちょっとかっこいい感じがするようですね。

 今日もつらつら書いてしまって、前回との違いは何?と思ってしまいますが、プロジェクト業務の理解は深まりましたでしょうか?

 次回はもっとちゃんと書きますので、お許しを。では、次回をお楽しみに。
 
2008.10.23(00:00)|マネジメントコメント(0)トラックバック(0)TOP↑
 今日は、楽しく接待してもらいました。ありがとうございました。

 カフェがいい!と私が言ったために、神田、大手町近辺には珍しい洒落たお店でした。

 ありがとうございました。

 優しく下ネタ&オヤジギャグを飛ばす社長さん、ピュアなイケメン、肉食系美女の3人の方々でした。明るく素敵な会社なんでしょうね。

 私は社員さんを雇ったら、とてもあんなふうに大きく構えられないのでは?と社長さんの懐の深さを思いました。私は仕事がからむと、どうしてもヤクザの親分になってしまうのです・・・。

 黒ぶちめがねは少しでも柔らかい印象にするためなのです。

 コンタクトをつけて、空手ばかりやっていたころ、あだ名はマルボウ(警視庁捜査4課)かインテリヤクザだったので。

 経営者には器というものがあります。リーダーでもそうですが、会社のブランドという下駄を履かせてもらっていますね。

 例えば、ブランド価値が相当高くて有名なソニーさんの課長がいたとします。

 会社の看板を外されたときのマネジメント能力は、ソニーの中でのマネジメント能力よりも著しく下がるといったところです。

 会社の看板がなくなれば、誰も言うことを聞かない、なんてことはよくあります。

 マネジメントできる人数もそうです。

 私は、つい、オフィスに入ると、関係するメンバーの顔色、体調などをチェックしてしまいます。習慣ですね。毎日やれても20~30人ぐらいです。それを越えるとけっこうしんどい。

 こういうことに留意すらしていないマネジャーもけっこういますけどね。ある程度、配慮できる人数というのは人によって違いますね。

 1人1人の顔色や、週末の出来事、仕事の進み具合などの波、バイオリズムのようなものに無関心な人もいます。そういう人が、マネジメントを語るのを聞くのもけっこうしんどいです。

 場には、感情の綱引きのようなものが存在しています。仕事ができるわけではない癒し系の人がいるからこそ、チームが安定していることもあります。

 チームミーティングをした時には、私はそういう癒し系の人をいじることにしています。そうすると、ミーティングの場が和むんですね。そして、みんなの安心感が生まれるんですね。

 でも、そういう資産を活かせない、ミーティングの場でも、みんながすごく緊張しているといったことがあります。そういうのを見ると、この組織は大丈夫かなあ、としんどくなります。

 リーダーが前のめりになって、あれもこれもやるんだ!と現有戦力を考えず、俺がやるからできる的なことを言うのを聞くと、絶望的な気分になります。

 あなたが先頭にたって、物事を引っ張ると、組織は疲弊して、離脱者が出まるんだよ、と思ってしまいます。離脱が出なくても、心の病気やら、メンバー間のハラスメント現象が起こります。

 前のめりに引っ張りすぎているせいだ、とはリーダーは気が付きませんね。

 私から見ると、ほとんど病気に見えてしまいますけどね・・・。

 自分が能力があることを証明したくてしたくてしょうがないからそうなっているんでは?と思います。

 ただ、私のような外部のコンサルタントがいると、かえって悪影響かもしれないと悩むこともあります。ライバル心に火がつくからです。

 だから私は、組織に入り込んだ時には、「殺気」というか、「できる気配」を消すことに腐心するのですが、なかなか怖がられてしまいますね。

 そういう時、まだまだ私は未熟だなあ、と思います。そして自己嫌悪に陥ります。

 ある意味、場の感情の形成に私も入ってしまうということですね。でも、入り込まないことには変革できないのです。これはすごいパラドクスです。

 そして、組織の中でのマネジメント不全のせいで傷つく人が出てくる。人が今、まさに傷ついている。心の病、ハラスメント、人間関係の悩みで傷ついている。私にとっては身が引き裂かれる思いです。

 売上を上げなくてはならないので、マネジメント能力の高くないリーダーの、前のめりの感覚も活用しなくてはいけない。そして、人が傷ついているのを見過ごすことにもなる。

 たまに、私がこっそりフォローしますが、それがバレると、リーダーは怒り狂うんですね。そりゃそーですよね。自分の部下が私にいろいろと相談していたら傷つきますからね・・・。

 これは、どんな組織でもありがちなパターンです。私はこういった傷にまみれているんですよね・・・。駄目なコンサルタントです。

 元々、コンサルティングの道に生きようと思ったのは、事業会社時代に、自分の周囲の人が、次々と心の病に倒れたりしたためでした。

 その原体験と同じ光景が、支援先に起きてしまう時、私は私が許せないような気持ちになってしまいます。

 心の病へのアプローチとして、エリス的アプローチと言うものがあります。結局、自分自身もクライアントの人生の多くのページに関与して、コミットして、直していかざるを得ないという考え方です。エリスについては↓でも読んでみてください。

性格は変えられない、それでも人生は変えられる―エリス博士のセルフ・セラピー性格は変えられない、それでも人生は変えられる―エリス博士のセルフ・セラピー
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アルバート エリス

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 通常は、クライアントの各メンバーの人生に、そんなに関与しないというのが普通です。でも、コンサルタントをやっていて、そうはいかないことに気が付く。

 私はうまく、エリスのようにやれるだろうか。いや、うまくやろうとすること自体がエリス的ではないかもしれないですね。

 エリスの言葉で有名なものですが、

 「できるならば立派にやりたい。できるならば、愛されたい。できるならば人生は満足できるものであって欲しいと思う。でも、もしも私の思い通りにいかなかったとしても、それはとても残念ではあるが、世界の終わりというわけでもない。」

 目の前の傷つく人をサポートするために自分ができることを1つ1つやるしかないんですけどね。たとえその人々の人生に関与することになっても、やらないといけない。

 泥臭いですな・・・。いや、やはり、できればもっとスマートにやりたい、ですね。できなくても世界の終わりではないけれど。

 まあ、粛々とやるのみです。世のため、人のため。人々が幸せになるためにね。
2009.02.07(01:26)|マネジメントコメント(0)トラックバック(0)TOP↑
 今日はヨガに行ってきました。足はだいぶよくなっていて、厳しいポーズも大丈夫でした。

 そして、「そうだ美容院に行こう」と思って、行きつけだった中目黒の美容院に行きました。すると、なんと、違うお店になっていました。美容院は美容院だったのですが、女性専用美容院になっていました・・・。当然、私は入れませんでした。

 しかし、中目黒はすごく変わっていました。新しいビルが建ち、私が知人とたむろしていたデニーズはなくなっていました。そして、お気に入りだったカフェもなくなっていました。

 かろうじて残っていたカフェで食事をしながら、セミナーの原稿を考えていました。

 中目黒には7年は住んでいたと思います。私の若かりし日は中目黒だったんですね。お洒落なカフェにパソコンを持ち込んで、ひたすら資料を作っていたのを思い出します。女の子ばかりのカフェで仕事をする無粋な男でしたね・・・。

 そんなことを思い出しながらカフェラテを飲んでいたら、ふと、昔の部下を思い出しました。

 彼女は、確か自分の意思で私の下に異動してきたと記憶しています。

 異動したての頃、打ち合わせをしていたら、「私を育ててください!」と言われて、ちょっとびっくりしました。こんなに大物感ある発言をした人を見たのは初めてだ、と思ったら、違いました。いました、こういうことを言うやつ。

 そう、私でした。私も、こういうことを恥ずかしげもなく言っていました。そういうタイプだったのです。

 そういったこともあって、とても印象的でした。

 ただ、彼女は大物感があるというより、底なしの才能があることに、そんなに時間がかからずに気が付き始めました。

 彼女は、私が誰かと打ち合わせをしていると、それを必ず自席から聞き耳を立てて聞いていました。

 そして、私との打ち合わせをする時に、その時の私のしゃべり方などを真似してしゃべっていました。

 当然、相手との関係に合わせて、私も意図があってしゃべっています。その意図がわからずに、真似はできないと思うのです。

 その事実に気が付いた時、私はハッとしましたが、「どうしました?」聞かれて、ドキっとしてしまいました。

 以前、経営層の方を廊下で待っていた時、「伊藤さん、何しているんですか?」と通りがかった彼女に聞かれました。

 「○○さんを待っているんだよ。ここに居たほうが、緊急性が伝わって、すぐに話しをしてくれる確率が上がるだろ」といったら、「ふーん、そうなんですか。」と言って去っていきました。

 その後、しばらく月日が経ったと思います。ある時、エレベータを降りると、彼女が廊下にいました。

 「どうしたの?」と聞くと、

 「いや、伊藤さん、打ち合わせお願いします。急ぎです。」と彼女が言いました。

 この子はすごいな、と思いました。こういった努力だけではなくて、底なしの才能に、センスには驚きました。

 まるで、無限の水が湧き出る井戸のようでした。才能のある人間はジャブジャブとその力を惜しげもなく使うと言いますが、そういう感じでした。

 ただ、それ以上に驚きだったのは、彼女のそういったすごさに他の人は一切、気が付いていないことでした。

 見た目は、確かに童顔というか、あどけない感じというか、そんな感じだったからでしょうか?全然目立たない人だったからでしょうか?

 いや、でも気が付くだろ、ここまですごいやついるか?と思いましたが、誰も気がつきませんでした。

 1回に30分ぐらいしか打ち合わせをしませんでしたが、5分間研修というのを必ずやっていました。

 毎回、5分の研修をしたんですね。

 例えば、「半分はいいこと、半分は悪いこと」とホワイトボードに書きます。

 そして、私が解説します。

 世の中で、絶対的にいいこと、悪いことというのは、ほとんど存在しない。たいていいい面もあるし、悪い面もある。

 あなたが私と仕事がしたいと言って、私のところに来たのは、私にとってはいいことだけど、異動前のところにとっては悪いことかもしれないですよね?

 だから、自分の提案をいいことだ!と振りかざしてはいけないよ。

 彼女は「ふーん」と聞いていました。この緊張感のなさが持ち味なのだろうか?とも思いましたが・・・。

 そういった5分で終われる研修をし続けました。彼女のお陰でものすごく助かったのですが、相変わらず、誰もその才能には気が付きませんでした。本人も気が付いていないのではないか?と思うぐらいでした。

 「あなたは天才だからね」と言うと、

 「照れますね・・・。そんなこと伊藤さんしか言いませんよ」と言っていました・・・。いや、すごすぎるよ、お前、と心の中で思っていました。俺はお前の足元にも及ばんよ、とも思っていました。順調に行けば、すぐに俺を抜いていくだろう、と思っていました。

 彼女は今、どこで何をしているのだろう?と時々思います。

 私は高速のスポーツカーに乗っている気分で仕事ができました。私なんかよりも底が見えない、底なしの才能と仕事ができたことは嬉しかった。

 いや、私は部下には恵まれすぎています。みんな、すぐに自分の得意領域では私よりも力を発揮していましたから。でも、私の財布をあてにして、月に一回飲み会をするのはやめて欲しかったですけどね・・・。

 彼女はひょっとしたら、結婚して家に入ってしまっているかもしれません。ひょっとしたら、誰かにその才能を認められて、活躍しているかもしれません。それとも、控えめな性格からか、誰にも見出されずに、粛々と作業をしているかもしれません。

 でも、こういう人を見ると思うのです。ひょっとして、我々は才能を埋もれさせ続けてしまっているのではないか?才能を発揮してしかるべき人間がその才能を見出されずに眠っているのではないか?と。

 部下の才能を引き出せないマネジャーは罪です。

 というか、大罪を犯していることに気が付かない上司はやまほどいるのでは?と思います。

 そんなことを、中目のカフェで、不思議な味のカレーを食べ、カフェラテを飲みながら、思い出していました。なぜだか、涙が止まらなくなっていました・・・。

 さすがに声は上げられませんでしたが、肩をふるわせていたと思います。

 相変わらず女の子ばかりのカフェで、おしぼりで顔をずーっと覆っている私は、多分、風景には溶け込めていませんでした。
2009.02.15(00:26)|マネジメントコメント(0)トラックバック(0)TOP↑
 ビジネス社会はいまだに男社会、と信じている人もいると思います。

 男が引っ張ってビジネスを動かしているんだ!という幻想を抱ける環境はまだ幸せかもしれません。女性の社会進出はもう、当たり前になって、実は女性の力で持っている組織ということに気がつかない人はいっぱいいるような気がします。

 といっても、わたしはフェミニストでもないです。

 そして、別に女性の歓心を買いたくてこんなことを書いているわけでもないです。

 ただね、いるんです。たまに。

 オフィスで女を出すやつはムカつくとか、そういう言動。

 これ、やっぱりおかしいですよね。できる女性を見たことがない人がいうセリフだと思います。

 できる人はできますよ。男の力が!とか言っている単純な人よりね。

 そして、女を出すな?どこを見て女を出すなといっているのでしょうか?

 いや、むしろもう少し男の幻想に付き合ってあげたら、と思います。

 こういう人は、チームマネジメントの基本がわかっていません。チームは男性的な力だけでもまわらんし、女性的な力だけでも回らんのです。

 でもね、これは必ずしも、女性だけのチームは回らない、男性だけのチームは回らないということではないんです。

 いまや、男性も女性的に振舞う時代ですからね。お化粧をしている男性もけっこういます。そういう女性的とこれまで見られてきた力と、これまで男性的と見られてきた力の両方が要りますよ、ということです。 

 男性と女性という性差と、男性的といわれる力、女性的といわれる力の違い、この2つの違いは一致しないと思います。

 一人の人間に宿っているものだし、チームの男女分け隔てなく宿っているものです。

 よくある「甘え」を指して、これだから女性は、と言っているのなら、別に男女という性別の差は関係ないと思います。男も十分甘ったれてますよ。

 もしくは、そのマネジャーが女性がいると、自分の物にしたくなるというシャドーを抑圧しているからでしょうか?だから女性的な部分を出すな!と言ったりするのでしょうか?

 何度も書いていますが、心のセンターに至ることが大事です。バランスが大事です。

 女性的な部分をオフィスで抑圧してもなんの意味もないです。いや、むしろクリエイティビティがそがれますよね。そして活気を失う。離脱が増える。いや、成長がなく停滞する。

 こんなこと書いても伝わらないかもしれません。最近、まともに書きすぎでしょうか?「シュレディンガーの猫」とかを書いていたころの、誰もついてこれないブログに逆戻りしている感もありますけどね。

 友人のコンサルタントに冷ややかに言われます。結果だけ教えてやりゃあいいんだよ。そのメカニズムなんて、誰も理解できないよ。そんなこと言ってどうする?と。

 ただ、着実に世界は変わってきていて、そのスピードは早くて。

 昔、90年代に岡田さんの「まじめな話」という本を読みました。

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岡田 斗司夫

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 この本を読んで、先進的だな、と思ったのは、岡田さんは一億総クリエーター時代が到来するといっていて、そんなの、すごい先で、ぼくらは死んでいるよ、と言っていました。

 でもね、もう、その時代に入りつつあるのは皆さんわかりますよね?98年と書いてあるので、10年前ですよ。10年前に、100年後ぐらいに思っていたことが、もう起こってきている。

 これはすごいことですよ。本当に。

 そのクリエイティブな力は、英米文学を専攻していた人間としては、ゲイ・レズビアン批評とか、クイア理論とか、そういうところに萌芽を見ます。

 ちなみに、英文科の教授はフィギュアが大好きな、禿かかった、シェイクスピア研究の第一人者で変人だったと思います・・・。いや、あの人はすさまじかった・・・。

 ただ、学生時代、勉強をぜんぜんしなかったわたしが、唯一必死で勉強して、優をもらってよろんこでいた講義でした。知れば知るほど、すごい教授でした・・・。ハリウッド映画の批評が楽しかったです。イングリッシュペイシャント、羊たちの沈黙、時計仕掛けのオレンジ。

 ニーチェが言ったように、人は自らの価値を無意識的に表明し、人の価値を無意識的に落とす表現をしてしまう、ということがすごくわかる講義でした。

 クイア理論とか、この辺の単語はわからなければ自分で検索してください。すぐに出てきます。というか、これからの時代を考えるときに必須だと思います。

 考えないでいる時間はもうないような気がしていて、ちょっとわたしが焦っているのかな、と思います。このあたりのことを知らないことは致命的に手遅れになるのではないかな、と。

 でも、相変わらず、ビジネスの講義では3Cがどう、STPがどうと言っている。本当にこんなんでいいのだろうか?と一人悩みつつ、資料を作り続ける今日この頃です。

 あまりに爆発しそうな気がしたので、書きなぐってしまいました。目の前には資料の山。処理すべき作業は山ほど残っているのに。こんなことを書いている暇もないはずなのに、ついつい発散しているのかもしれません。

 すっきりしたので、仕事にかかろうと思います。では、次回をお楽しみに。
2009.02.27(16:12)|マネジメントコメント(0)トラックバック(0)TOP↑
 今日は恥ずかしいお話しを書きます。
 
 私は独立した時、当然、前の会社は辞めました。

 自分が何ができるのか?をいろいろと考えてみたかった、実際にやってみたかった、という想いがありました。

 まあ、エゴです。

 その時、部下にとって、上司が辞めてしまうということはどういうことなのかを、本当の意味で深くは考えていませんでした。

 本当にひどい男です。

 今だから、そういうことがわかりますが、当時はそんなことを考えもしませんでした。

 気づけたからいいですけど、このことに気がつけたのは、振り返るとよかったとは思いますが、気づいていない時期があった自分が恥ずかしいです。

 ただ、部下があんまり増えてしんどかった面もあります。私が1人なら、どこでも生き抜いてみせるのに、といった意味の無いことを証明しようとしていた面もあります。

 当時、部下のことを考えると、私はある意味、重荷をしょっているかのような感じだったのかもしれません。優秀な人間が多かったですが、本当に私は恵まれていましたが、そのありがたみにはなかなか気がつけなかったですね。

 私はある時まで、そのことに気がつけていませんでした。

 なぜ気が付いたのか?

 それは、ある時、ある人と話していて、言われたからでした。

 その人は、何人か部下がいる人でした。

 その人がいったのは、「いい条件があったら、いつでも辞めますって上司には言ってますよ」という言葉でした。

 その言葉を聞いて、「あれ、違和感があるな」と私は思いました。なんでかはすぐにはわかりませんでした。

 その人を見るうちに、いろいろと気が付き始めました。何かがおかしいと。

 そうか。私も、エゴで、部下を残して辞めたんだ、と。いい条件があったら、辞めますと言っているこの人と一緒なんだ、と。

 いろいろ偉そうなことを言っても、この人と変わらんじゃないか・・・、と。

 個人で伸びろ!的な時代なのかもしれませんが、やはり上司は部下を育てなければいけないし、食べれるように機会を持ってこなくてはいけないのです。

 ある瞬間に、突然、「俺、ぬーけた。」と言われても、部下は困るのです。

 辞める時、言われた言葉で、あまり響かなかった言葉があります。

 「私は伊藤さんだったから、伊藤さんが上司だったから、ここで仕事しようと思ったんです。辞められたらどうすればいいんですか!」

 この言葉をくれた人には、心から謝らなければいけないと思っています。

 今なら、非常によくわかります。私はなんてひどい男だったのでしょうね。

 私はなんて、だめな男だったんでしょうね。

 本当の意味でのマネジメントマインドというのは、ある意味で一生を背負う覚悟かもしれません。まあ、今時、人は流動化していますから、人は動いていってしまうかもしれません。

 でも、それでも、背負っていく覚悟が本当のマネジメントマインドなのではないかな、と思います。

 まあ、依存しあっても、だめでしょうけど。だから、大きな会社のジョブローテーションにはすごーく意味があるんでしょうね。上司からも、会社からも、人材を見ることができる。

 そんな余裕が失せた今の時代。企業はいろいろな形を模索してはいますが。

 私はどうしようもない男だったんだということに、ある時、気が付いたというお話しです。
 

 
2009.03.03(22:21)|マネジメントコメント(0)トラックバック(0)TOP↑
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弊社のコンサルティングのポリシーです。

・過去に人類が考えてきたこと(Thought)を蓄積し、そこから鋭い洞察(Insight)を生み出し、その洞察がまた、Thoughtの一部になっていくプロセスを回していくこと。そのプロセスが社会のナレッジ量を増加させ、全ての価値を生み出すことを認識すること

・先人の知恵に対する敬意を払い、学び続けること。ナレッジの自己への入力量が自身の考える能力を向上させ、社会のナレッジ量を増加させることを知ること

・社会のビジネスナレッジの偏在を正すことを目指すこと。そのために社会の構成員であるクライアントに対してビジネスナレッジを提供すること

・ビジネスナレッジの偏在を利用する悪貨たる企業を駆逐する良貨たらんとすること。そのために偏在を利用する企業以上のマーケティング力を持つこと。そして、提供したナレッジに見合った対価をクライアントから頂き収益を上げ、成長していくこと

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